なんでもないこと、みーっけた

飽きずに綴っていけたらいいな

トラブルだらけの渡韓記録

 こんにちは、みけです。これを書き始めたのは6時前なのでバリバリの朝なのですが、この始まりが習慣になっているのでおはようございますではなくいつも通りこんにちはで始めたいと思います。


さて、いつも通り帰国日の早朝。朝イチで帰って出勤しようとしている私です。一昨日の時点で面白すぎたのでブログにしようとは思ってたのですが、あまりにトラブル続きなのを心配してくれた友人に「ブログに書いてお焚き上げした方がいい」と言われたので、今回の旅の記録を書いていきたいと思います〜!私もそう思う!

 


 
まず出発前日、顔を負傷。人生で顔を負傷した覚えがあるのって小学生時代に側溝に顔から落ちた時くらいなんですが、まさかこの歳になってこんなあほみたいな怪我をするとは思いませんでした。こんなことになるとは思わなかったとはいえ、これはわりと自業自得の怪我なんですよね。なかなか腫れてて病院行きになったので、出発当日じゃなかっただけまだマシなのかもしれません。血を流しながら出国しようとする人間、どう考えても嫌すぎますもんね。幸い脳にも骨にも異常はなく、自然治癒を待つのみという結果に。顔の真ん中に大きすぎるパッドを貼った状態での大移動(韓国に着いて1枚外したから仰々しさは減った)、なかなか目立って恥ずかしかったです。そうなんですよね、今回はこの怪我のせいで色々出かけたいよくとか人に会いたい欲がいつもより控えめで、出発前からテンションが低めだったんですよね。なので旅に集中できてなかったというか、注意散漫だったのはあったかもなと。仕事用の靴履いてきちゃったり、友人に渡したいもの忘れてきたりもあったし。まあ別に私がどんだけ気をつけてても起きただろうトラブルも多かったんですけども。ただ怪我に関しては綺麗に眉間で、ちょっとずれてたら目に直撃して大惨事になってたかもしれないので、不幸中の幸いだなあと。日韓問わず会う人会う人に「目じゃなくてよかったね」と言ってもらいました。ほんとにそう。

 

さて出発当日。今回は夜公演から観れればよかったので、午後半休で空港へ。かつてないほどスムーズで、10分程で地元の空港に到着。今思えばこれがそれから待ち受けてるトラブルに対する、嵐の前の静けさだったのかもしれません……(考えすぎ)ウェブチェックインはできなかったものの、空港内もとても空いていてスムーズに出国まで終わりました。時間があったので推しへの手紙を過ごしたり、優雅に過ごす私。そんなこんなで搭乗が始まった時に、気づきました。

 

え、私ダウンどこ置いた?

 

職場を出るまでは確実に持っていたはずのダウンがありません。保安検査場でもちゃんと脱いでカゴに入れた覚えがあります。……保安検査場から、身軽に出てこなかった?どう思い出してみても、保安検査場でダウンを受け取った覚えがありません。何ならダウンと一緒にカゴに入れた時計もありません。絶対保安検査場やん〜!!!リュックだけ手に取って出てきてしまった模様です。何か忘れてる気がしてゆっくり整理してたのですが、スタッフの方がじっと見てくるから焦って……(人のせいにするな)もしかしたらオイ忘れてるぞいいのかって言う視線だったのかもしれません……。

 

そんなわけで、韓国に出発する前から薄手のトレーナー1枚という極寒に立ち向かうにはあまりにも舐めすぎている格好で韓国入りすることが決まってしまいました。うっかりしすぎです。空港の忘れ物センターに電話してみましたが、まだ何も届いていないとのこと。そらそうだ。でも仁川で忘れ物した時に比べたら全然いつでも取りに行けるし、なくしたわけじゃないしいっかあ、と気楽な私。それでも気の抜けてることは確かなので、気を引き締めて出発することにしました。このままだとパスポートとか財布とか大事なものを紛失しかねない。

 

行きの飛行機は、何の問題もなく搭乗開始。お客さんもみんなすぐに集まったようで、非常時の説明も早かったです。しかし問題はそれから。全く離陸しません。こんな離陸しない?ってくらい全く動かない。ひと眠りしましたがまだ離陸してませんでした。滑走路がすごく混んでいたんだと思います。遅延のちの字の説明もないまま、ナチュラルに遅延です。でも今回はそこまでギリギリのスケジュールではないので焦りません。入国審査で私が並んだ列の前の人だけ異常に時間かかりすぎて10分以上待ってたら最後のひとりになって別の列に並びましたが、いや運悪!!!と思いはすれ焦りはしませんでした。旅中の多少の不幸は笑い飛ばせる私です。(仕事中の不運はぶちギレる心狭い人間)予約した直通列車の出発まで時間があったので、昼ごはんを食べに。この時いつも使ってるクレカがないことに気づきましたが、焦っても仕方ありません。今思うとこれは真剣に探しとけよって感じですが。その後ゆっくり確認すると、他のカードに隠れてるだけでした。よかった!

 

その後は比較的スムーズにソウルに着きました。ホテルチェックインも済ませて、大学路へ。元々暑がりな私です。ヒートテックを着込んだので上着がなくても何とか耐えられそうな気候ではありましたが、夜は寒くなりそうなのでお店に寄ってダウンを調達。保安検査場で置いてきてしまったのは想定外すぎましたが、持ってないタイプの軽めで短めのダウンを75%オフで買えたのでラッキーでした。日本でもたくさん使おう〜!ちなみに昨年、ダウンを家に忘れてきてしまう事件がありましたが、その時は出発前にユニクロでダウンを買い、1日も経たずに紛失しました。同じ轍を踏んではいけません。何度もダウンがあるか確認しました。着ればいいじゃん?って思うかもしれませんが、ほんとに暑がりで汗っかきなのでめちゃくちゃ寒い時じゃないと汗かくからダウン着れないんですよね。難儀な体です(?)ダウンをゲットしたあとはダイソーへ。眉間のパッドが目立ちすぎるので伊達メガネで少しでも隠そう作戦です。メガネが似合わない自負(?)があるのとかけ慣れてないのでできるだけかけたくないのですが、少しでも誤魔化されるなら、わがまま言ってられません。無事に黒ぶちの大き目の伊達メガネを2000wでゲットし、劇場に向かったのでした。

 

推しの出演する演劇の、初日。今回は推しの初日でもありながら作品自体の初日でもあったので、どんな舞台になってるのかドキドキしながらロビーで過ごしていました。壁一面に貼られた出演者たちが仲良く肩を組んでいる写真、よりによって推しの腹には非常口が光っていたのですが(印刷位置の関係)、ピンで撮っている私たちを哀れに思ったのかスタッフの方が切り抜かれたパネルを持ってきて一瞬だけ非常口を埋めてくれました。非常口を隠すのは問題なので、私たちが撮るためだけに。優しい。再観覧カードが妙に大きかったり、劇中に登場キャラクターのシールを無料配布してて手に取ったら「たくさんもらっていいですよ~」って声かけられたり、何かすごくほのぼのした気持ちで客席に向かえたんですよね。私はトイレが近すぎるのと観劇の時は緊張でますますトイレが近くなるのでわりとギリギリに席につくのですが、今回は座席表を見たら入り口すぐの席だったので5,6分前くらいに客席に入りました。先ほども言ったように、私の席は客席入ってすぐの席のはずです。しかし視界に入った一番手前の席には誰かが座っています。何かの間違いかなと思った私はその座っている人の背もたれあたりに書いてある座席番号を見て、目を疑いました。A-2。私の席は、A-1。

 

え、私の座席、ないな???

 

確かに自分で買ったはずのA-1、チケットにもしっかり印字されています。でもA-2の隣には空間があるだけで、椅子が存在しません。動揺しながらもスタッフの方に「私の席ってどこになりますか?」とチケットを見せながら聞いてみました。慣れた様子でチケットを確認して一緒に客席まで来てくれたスタッフさんでしたが、私と同じように隣のA-2の席を確認して、顔色が変わりました。いや、そうですよね。どう見ても席ないもん。「少々お待ちください」と慌てて確認に行くスタッフさん。少し待っているとMDブースにいたお兄さん(翌日からはいなかったから初日を確認に来た関係者だったのかも)が慌てた様子で現れました。そして用意された、パイプ椅子。本来A-1も存在するのか、やや空いた空間にパイプ椅子を設置してくれました。「すみません今日はこちらで……全額返金するので、そちらについては公演が終わってからお話します。本当に申し訳ありません」とあまりにも悲痛な表情で謝罪をしてくれる関係者の方。MDブースでステッカーたくさんもらっていいよって言ってくれた人であり非常口を一瞬埋めてくれた人でもあったのもあって、そもそも元々が観れるならまあいいや精神なので、そんなに気にしないでも……><という気持ちでした。ただ本来の座席よりパイプ椅子の方が高いため、ひとりだけ頭一個分座高が高い人みたいになってるのはちょっと気まずかったですが。後ろは事故用の保有席らしく4席くらい空いてたので、誰の視界の邪魔にもなってなさそうで良かったです。いや~~~、それにしても。

 

私の座席だけないの、面白すぎるやろ。

 

みなさんきっとそれなりにトラブルも経験されてると思うんですが、自分の座席だけ存在しなかった話は聞いたことない気がします。カンパニー側もよりによって外国人だったので戸惑ったんじゃないかなと。観劇後に外に出た瞬間「こちらに」と連れて行かれ、返金のための個人情報などをお伝えしました。そして「本当に本当に申し訳ない気持ちなので、こちらささやかですがプレゼントです……」と渡された紙袋。中には直筆の謝罪の手紙と招待券、今回の作品のグッズが3つ程入れられてました。ただで観れた上に、更にただでもう1回観れて、更にグッズまでゲット。逆にラッキーでは???何度も何度も謝られましたが、十分に誠意を感じたので怒りも湧きませんでした。そもそも座席ないってわかった時点で「いや座席ないの笑うwwwブログのネタにしよwwwww」くらいしか思ってないような奴に頭を下げすぎかもしれません。とはいえカンパニーのミスはミスなので、今後はこういったことが全くないようにしてもらえたらなあと。推しの作品関連で炎上したら嫌ですしね!ちなみにそれから全く公示が上がらなかったので密かに心配してたんですが、2日後に行くと座席が存在してました。自由に取り外しできるタイプだったのかな。つまり翌日からは座席が存在していたようです。対応に追われるかもなと思ってたんですが、座席があるなら対応も何も必要ありません。そら公示もないはずだ。結果、あの劇場で最前列でパイプ椅子観劇をした唯一の人間になったのでした。パイプ椅子に比べたらどこの座席も快適に思えたのも、思わぬメリットだったかもしれません。


(追記)
公式からの公示で、次回のオープン以降はA1の販売を取りやめるとのこと!ほんとに座席がなくなってしまいました!笑 そして予約チケット一覧を見てたら、あの日のA2の予約履歴が。たった1席中央に寄ったって大して見え方変わらんしな、とめんどくささが勝って入金せずに流したんですが、このたった1席の差が普通の座席とパイプ椅子という明暗を分けたと思うとまた笑いが出てきました。まさかそれが運命の分かれ道だったとは……。笑

(追記終わり)

 

翌日の土曜日もなんとなく不幸に見舞われたりしてましたが、まあ大したことでもないので割愛。当日券で観ようと思ってた舞台、前の用事が押しちゃって観れなかったんですが、行かなくてよかった!ってなる出来事もあったので、結果オーライかなあと。私の渡韓、結果オーライなことが多い気がします。

 

そして日曜日。推しに怪我をつっこまれたり等いろいろあったものの、無事にマチソワ観劇し、帰りもスムーズに直通列車に乗り、無事に空港に。空港内ホテルであるダラクヒュに到着。もはや定宿と化しつつあるダラクヒュ。チェックインもスムーズです。5時起きなので22時に寝る目標で、シャワーを浴び、荷物を整理し、寝る前にトイレ行くか!とめちゃくちゃてきとーな恰好で外に出ました。シャワーはついてるんですが、トイレは共同なんですよね。何だか色々あった今回の旅も、ここまで来たらさすがにもう何も起こらんやろ~と完全に高を括っていました。でもまさかこんな何回も泊まったことあるホテルで締め出されるなんて思わないじゃないですか。トイレから帰ってきてキーをかざしても、反応しないドアに絶望することになるなんて、5分前の私は知りませんでした。人にも会わないしすぐ帰ってくるし~と、トレーナー+短パン+どすっぴん+スマホもなしという雑な恰好で部屋の外に出た私。こんな格好でフロントに……?と思いながらもどうしようもないのでフロントに状況を説明しに行きました。すぐに一緒に来てくれて開けてくれようとしますが、開きません。中から鍵閉めました?と疑われる始末です。いや何も触ってないしそのままただ出てきただけです、と説明する私。そもそも鍵を閉めて出てしまったらどう頑張っても解錠できない作りだったら、もっと事故が起きてそうじゃないです!?色々な工具を使ってどうにか開けようとするスタッフさん。しっかりダウンを着ているその人を見守る、夏のような恰好の私。「厄払い行くかあ♪」と軽く決意した瞬間でした。せめてスマホ持ってきたらよかったな、と思いつつ、このまま開かなくて業者が来るまで待つことになった場合のシミュレーションを頭の中でやってました。パスポートもスマホも財布も部屋の中にあるから、きっと朝イチの飛行機は乗れない。フロントから実家に国際電話かけさせてもらって職場に伝えてもらって、飛行機はホテルから事情を話してもらって、寒すぎるから何か貸してもらえないか聞くか……。そんなこんなで30分経った頃、何をどうやっても開かなかった鍵が反応して、開きました!!!!!何をどうしたらっていうよりも、同じことを繰り返してたらたまたま開いた、みたいな感じだったので、ただの運だった気がします。スタッフの人も困り果ててて電話で誰かとずっとやりとりしてて「それはしたんですが開かないんですよね……」みたいなことを繰り返してて、「いやそれが......あっ開きました!」的な流れだったので。そして中からキーの機械をいじって一言。「バッテリーが切れてるみたいですね……」と。部屋に入るまでは反応していたキーが、たった30分後、トイレに行った時は反応しなくなるなんて。それなら私が入る前にバッテリー切れといてくれよ!!!!!と思いましたが、部屋に入れた私は無敵なので黙って部屋で待機してました。そして「ちょっと作業しますね」と更に30分ほどガチャガチャといじってくれていたスタッフさんですが、「時間がかかりそうなので別の部屋に案内します」と。そうして私は別の棟にある部屋に移動することになったのでした。それにしても散らかし魔の私なので、荷物まとめててほんとによかった。死ぬほど汚い部屋を見られなくて済んだし、すぐに移動することができました。朝チェックアウトする時にキー直ったか聞いてみたら結局直せなかったとのことだったので、バッテリー切れというよりも完全なる故障だったんだと思います。そんなピンポイントなタイミングで故障することある!?って思い返してみても笑いしか出ませんが、考えてみたら今日の朝締め出されることにならなくてよかったなって。今日の朝同じことが起きてたら、飛行機に完全に乗り遅れてたと思います。帰りは結局遅延もなく無事に出勤できたので、これも結果オーライです。

 

無事に帰ってきてね、と心配してくださった方々、ありがとうございました!笑 まだ家には帰り着いてませんが、無事に地元に帰ってきたので安心です。ほんとに色々あった旅でしたが、個人的にはネタが増えたので問題なしです!!!笑 気をつけててもトラブルは向こうから歩いてくるなと改めて思いつつ、なんやかんや今回も楽しく乗り切って思い出も増えたので、次の渡韓も楽しみたいと思います。

 

最後に、昔のトラブル記もついでにお焚き上げしておきます~!

 

mikkerables.hatenablog.com

 

mikkerables.hatenablog.com

 

mikkerables.hatenablog.com

 

mikkerables.hatenablog.com

2024年にやりたい10のこと

あけましておめでとうございます!いつもは2日にその年の目標を立ててる私ですが、今年は今日1月1日が何かを始めるのにぴったしなスーパー開運日ということで、朝イチでブログを書いてます。ちなみにいつも2日に書いてるのは、何かを始めたり目標を立てるのは2日がいい、1日に始めると叶わない、みたいな話を聞いたからです。でもスーパー開運日の方が強そうなので(?)、目標立てていきたいと思います~!


その前にまずは去年のやりたいことをさくっと振り返り。

 

1.チェジュ島に行く ⇒ ×

 

そんな暇が……なかった……。一瞬、このタイミングでどう?みたいな話も出たんだけど、なんせ観劇で忙しく……。

 

 

 

2.ダイエットに成功する ⇒ ×××

 

お前……こんな目標を掲げてたのか……?1年前の私が9キロ減してることにびっくりしてしまった。こんな私でごめんな、過去の私……。しゃれにならん体重になって写真も写りたくない姿に戻ってしまって……。

 

 

3.カメラを使いこなす ⇒ ×

 

相変わらずよくわからないまま撮ってはSDカードのこやしにしてる。

 

 

 

4.整理整頓 ⇒ ×

 

この結果になることはわかってたやん……?

 

 

 

5.韓国語の抑揚練習を頑張る ⇒ 〇

 

頑張りはした!矯正はできてないけど。他にもいろんな課題も見つかったのはよかったかな。

 

 

 

6.デザインの勉強をする ⇒ ×

 

デザインの本を読んだりはしたけど全然活かせてなくて、勉強をしたというには弱すぎる。イラレと仲直りしたいといいながら年を越してしまった。

 

 

 

7.体力をつける ⇒ ×

 

体重増加により疲れやすさ倍増です。お疲れ様でした。

 

 

8.自分の〈好き〉に正直に、好きなものにたくさん触れる ⇒ ◎

 

これはできた!!自分の<好き>を最優先に、たくさん観たし通った。自分の好きに正直すぎた結果、思ったより韓国に飛びまくってしまったけど、そのおかげで悔いはなし!

 

 

 

9.驕らず腐らず人に優しく、感謝を忘れず ⇒ △

 

時々、ほんとに時々そうやって過ごせたこともあったけど、やっぱり調子に乗りまくってうじうじしまくった一年だったし、人への優しさや感謝も忘れてしまいがちだったので、モットーとして心にしっかり置いて過ごしていきたいです。

 

 

 

 

10.笑顔を大切に ⇒ △

 

笑顔を大切に、って意識したというよりも、自然と笑顔になることは多かったかなあ。とてもいいことではある!!

 

 

ほぼバツやん!!!!!!!

いつもやりたいことって見返さないから忘れてしまいがちなんですけど、こんなに今の私に悪い意味で刺さる内容ばかりとは思わず元旦から複雑な顔をしています。一年、やりたいなと思いつつできてないことばっかりやん……。でもまあ過ぎたことは仕方ないので、気持ちを新たに今年やりたことを考えていきたいと思います。どうでもいいですが私のブログはいつも見切り発車なので、「よし!やりたいこと10決まった!これで書こう!」とかは一切ないです。書きながら考えていくスタイル。なので時々「いや思い付きで書いたやろ」という内容が混じってるんですよね。何年か前のドラムやりたいは、一年後の私を驚かせました。とはいえ去年みたいにずっとやりたいと思ってることばっかり書いてても面白くないかなと思うので、突拍子もないくらいがちょうどいいかなとも。あんまり考えすぎずにさくさく書いていきたいと思います~!

 

 

 

1.カメラと向き合う

 

使いこなすのは無理だったので、せめて向き合いたいなとハードルを下げてみました。レンズまで合わせて2キロ越えの重さなのに、上手く撮れるわけでもないしどこかにあげるわけでもないの、ただの筋トレすぎます。設定勉強してちょっとわかった気になって、でも全然活かせなくて結局諦めてばかりの人生……。(人生?)講座とか受けてみたいなあ。舞台撮影専門講座、ないです???

 

2.イラレと仲直りする

 

ケンカ別れしたままパソコンの容量だけを食い続けているイラレと、今年こそ仲直りがしたいです。君のことちゃんと知りたいよ……。写真編集用のフォトショも容量だけ食っている状態だからちゃんと活用したい……。

 

 

3.韓国語ステップアップする

 

いつも先生に指摘される우の発音だったりㄹの舌の置く場所だったり課題だらけだけど、発音よくなったねってこの前褒められて嬉しかったので、もっともっとステップアップしていけるように頑張りたいです。挑戦したいこともあるし、自分のペースで、でも妥協はせずに韓国語力を伸ばしていけたらいいなと。

 

 

4.瞑想を続ける

 

昔から短気なんですが、イライラしてる自分がすごく嫌なので、穏やかな気持ちで過ごせるように瞑想を長く続けてみたいなと。一週間くらいは続けたこともあるんですが、すぐ飽きちゃうんですよね……。穏やかな気持ちで過ごすことはいちばん自分にとってプラスになると思うので、穏やかな私への第一歩として続けられたらなと。

 

 

5.本をたくさん読む

 

日本語でも韓国語でもいいんですが、去年はあまり本を読めなかったのでたくさん本を読めたらなと。積ん読もかなり増えてしまってるので、スマホばっかり見ずに読書の時間に充てたいです。スマホ依存脱出することを目標にした方がいい気もしますが、「やりたいこと」なのでポジティブな内容で挙げておきます。

 

 

6.アウトプットをする

 

昔書いたブログを読み返してると、1公演のレポを熱量込めて書いてたんですよね。当時は数ヶ月に1渡韓だったし、1回の渡韓で2演目、とかだったのもありますが、読み返してたらその時の気持ちがよく伝わってきて面白かったので、刺さった公演だけでもブログとして残していけたらなと。ブログ以外にも、思ったことや楽しかったこと嬉しかったこと面白かったもの、ジャンル問わずにたくさんアウトプットして残していきたいです。ブログもだけど、落書きも。

 

7.お金事情を見直す

 

NISA始めなよと言われながらも「いや来年生きてるかもわからんのにそんな……」って思ってたコロナ禍。(病みすぎやろ)生きる希望もできたのでそろそろちゃんと向き合いたいと思います。クレカは作り直したし、他にもちゃんと確認すべき事項がたくさん。ふるさと納税は今年もしような!

 

 

8.健康体を目指す

 

ダイエットも体力作りも結局は健康のためなので、今年はまとめてこれでいきます。寝不足のまま渡韓して「疲れてるね……?」って言われたことも数えきれないので、健康第一で健康体目指しながら過ごしていきたいです。でもね!めちゃくちゃ重い飛行機からって海越えて移動ってだけでわりと疲れるんよ!!!!!!!!疲れてても許してくれよ!!!!!!!!(誰も責めてない)

 

 

9.1渡韓、1公演を大切に

 

渡韓が増えた結果、惰性で観てしまった渡韓、疲れたまま飛んでしまった渡韓もあったので、1渡韓、1公演を大切にしていきたいです。やりたいことはやりつつ、でも詰め込みすぎないで楽しく過ごせたらいいな。

 

 

10.驕らず腐らず人に優しく、感謝を忘れず

 

毎年毎年掲げてますが、これがなかなか難しい!!だけど少しでもそんな人間になれるよう、今年も心の隅に置いて過ごしていきたいと思います。連絡不精で返信遅いし忘れっぽくてやらかしがちな私ですが、見捨てずにいてくださりいつもありがとうございます。楽しくオタ活できるのも、みなさまのおかげです!ミュオタってもちろんひとりでもできるけど、いろんな人の話を聞いていろんな人に話を聞いてもらうことで楽しさが倍増しますよね。それは他の趣味でも同じかもだけど。直接お会いできることもあればラインやツイッター通してだったり形式はいろいろありますが、今年もたくさんの人とお話できたら嬉しいです。感謝の気持ちを忘れずに、謙虚に、でも卑屈にならずに頑張ります。今年もどうぞよろしくお願いします。

みけ的イェグリンアワード2023

さて、今年もあっという間に年末になり、みけグリンの季節がやってきました。イェグリンって何やって人のために一応解説しておくと(1年ぶり7回目)、韓国ミュージカル界の大型授賞式です。ミュージカル版アカデミー賞みたいな。そんなイェグリンアワードを独断と偏見のみで勝手にやっちゃおう的な、私的イェグリンアワード。フォロワーさん達に便乗した形で2017年から地味にずっと続けてるみけ的イェグリンアワード略してみけグリンですが、本家イェグリンは2019年を最後に中断しているということに今更気付きました……。気にせずに続けていこうと思います!

 

ちなみに昨年はこちら

mikkerables.hatenablog.com

 

総観劇数:72回

 

ミュージカル:67回
演劇:2回
コンサート:3回
作品数:30演目

 

渡韓自体は22回の予定だったのですが、1回体調不良でキャンセルしたこと、年末を諦めたことで21回でフィニッシュでした。昨年は半年で7回だったことを考えるとちょっと飛びすぎている気がしますが、昨年は半年と言いながらもPCR検査がなくなった10月からタガが外れたため、実質3ヶ月で6回飛んでるんですよね。1年まるまる飛ぶことができた今年、21回飛んでしまったのも当然の流れだったのかもしれません。


【作品賞】OZ
楽しかった~~~~~~!!!!!スンホンくん目当てで観に行ったのですが、作品自体がかわいいし楽しいし笑えるし泣けるし曲もいいし、って感じで大好きな作品になりました。背景や描かれてない部分などを深く考えたくなる作品も好きですが、やっぱり軽い気持ちで楽しめる作品は最高ですね!!スンホンくん出てたら無条件で通いつめてしまう私ですが、せっかくなら楽しい作品に通いたい。なのでOZに出てくれてほんとに幸せでした。キャラクターも全員かわいいし、いい人だし、現実を忘れさせてくれるハッピーミュージカル。前述した通り泣ける部分もあるしただただハッピー!な作品ってわけでもないけれど、いつも癒やされて、温かい気持ちで劇場を後にしていた覚えがあります。2ヶ月ちょいという期間で10回スンホンくんで見れたので悔いはないですが、早くまた再演してくれたらいいなと思います。定期的に見て癒やされたい作品。スンホンくん以外のジュンも見てみたかったです。現地で観てこその作品とは思いますが、いつか中継で残してくれたらいいなあ。キャラクターのひとりである버튼が<ボタン>なのか<バートン>なのかは、日本版上演の時に判明するでしょう!笑


【主演男優賞】ミン・ウヒョク(英雄/レミゼラブル)
2017年からみけグリンを見守ってくれた方なら、この画面の前で「やっぱり」という顔を浮かべてらっしゃるかもしれません。でも、どんなに考えてもウヒョクさん以外はいないんですよね……!!!推し以外部門、とかを設立した方がいい気がしてきました。来年以降の課題(?)にします。大好きなレミゼを大好きなウヒョクさん主演で観れる、こんな幸せなことはありません。今年レミゼがあるって聞いた時から、2023年主演男優賞は決まっていたようなものです。期待しすぎていると実際に観た時に「思ってたほどでは……」ってなったりすることもありますが、ウヒョクさんのバルジャン、最高でした。そもそもウヒョクさんで期待を下回ったことなんてないですが……。慈愛に満ちた眼差し、怪力設定がよく似合うガタイ、力強く歌いあげる張りのある声、全部がよかったです。英雄は作り上げる過程で本当に大変だったと様々な場所で仰ってましたが、大号泣するくらい感情移入してしまう、そんな素晴らしい役作りでした。ウヒョクさん、来年もついていきます!!!!!


【主演女優賞】ミン・ギョンア(レッドブック
かわいさと愛らしさとかっこよさを兼ね備えたギョンアさんのアンナ、こんなの好きにならない人なんています!?ずっと観たかったけどなかなかタイミングが合わなかったレッドブック、観るなら絶対ギョンアさんで観たいと思っていたのですが、大正解でした。もちろん他の方のアンナも素晴らしかったと思いますが……!めちゃくちゃ魅力的なアンナで、死ぬほど治安の悪かった席でしたがギョンアさんのアンナがかわいすぎて最後までニコニコで楽しめました。しゃべる、何十回水を飲む、揺れる、傾く、咳する……今まで観てきた中で最悪の客たちが前にいましたが、それでもギョンアさんのアンナのおかげで楽しめました。いなかったらもっと楽しかったと思うとちょっと悔しいけども!!再演でまたギョンアさんが出演されたら絶対また観たいです。


助演男優賞】キム・ジオン(ミス/ビースティ)
ミスは者乙山君の方が主演な気がしますがひとまず置いといて、まさに믿고 보는 배우(信じて見る俳優)。とにかくキャラクター解釈と演技と表情とじおんくんだけのディテールにドハマりした一年でした。元々ミスもビースティもギュウォンさん目的で観に行ったのですが、じおんくんの役作りがとにっっっっっっっっっかく良すぎて、見れば見るほど「えっ好きすぎる……」という気持ちしか溢れませんでした。特にビースティはビジュアルから何から完璧すぎて、私がビースティの世界のヌナだったら全財産おんジュノに捧げてしまうところだったかもしれません。ビューサンはちょっと解釈違いでしたが、それ以外はほんとに毎回叫びたくなるくらい最高のキャラクターを差し出してくれたので(?)感謝しかなかったです。ミスもビースティも個別でブログで語り尽くしたので改めて言いたいこともそんなにないんですが、きむじおん最高、これだけは本当に言い残しておきたいです。ただじおんくんの場合は単体で大好き!推し!というよりは相手ありきで、他のキャラクターに対する接し方や表現がめちゃくちゃ好きなんですよね。なのでそういう意味でも、助演男優賞がぴったりだなと。アーサースコンでみんなが悲鳴をあげかけた最高の演出も、あれはきむじおん演出様が手掛けたのでは……?って勝手に信じてるくらい、じおんくんの解釈に全信頼を置いています。もはや妄信。ということで来年も素晴らしいディテール期待してます!


助演女優賞】ルミーナ(レ・ミゼラブル
う、歌うま~~~~~~!!!!!!!!!あまりの歌のうまさに劇場で衝撃を受けました。日本の方と聞いて気になってはいたのですが、想像以上にめちゃくちゃ良くて。実力のある人気俳優さん達が集うオーディションで、突如現れて会場を騒然とさせたというのも納得の歌のすばらしさでした。私は音楽の良し悪しを聞き分ける耳を持ち合わせてるわけではないので基本的に「みんな歌うまい!」みたいな残念な感想しか浮かばない人間なのですが(そもそも韓国の俳優さんみんな歌うまいし)、ルミーナさんが歌をうたい始めた時は度肝を抜かれました。天使の歌声。歌の話ばっかりしてますが役としても、強くてかっこいい、でも健気で繊細な素敵なエポニーヌでした。ぜひまた別の作品でも拝見したいです。


【ペア賞】パク・ギュウォン&キム・ジオン

(ミス/ビースティ/伯爵/ザ・デビル)

21回渡韓してしまった、最大の原因であり敗因。このふたりだけを観るために飛んだのが3回、その内2回はほんとに1公演を観に行きました。昔の飛行機代なら許されたかもしれませんが、サーチャージも爆上がりしているこのご時世、1公演で飛んでいる場合ではありません。でも!!!!!!!飛んでよかった!!!!!!!!!!!まだまだたくさん観たかった気持ちはありますが、行ける分は行ったので悔いなしです。ミュオタをやる中であんまりペアで推すっていう概念がなかったんですが(推しとのペア役はこの人の回が楽しいな~くらいのゆるい感情はあれど)、「えっもう全部このペア固定で観たいんですが……?」という重い感情を抱いてしまったのは初めてでした。そもそも1年で4作品も共演、しかも同じ配役がひとつもないから全てでペアが見れるっていうのもなかなかないですよね。そういう意味でもめちゃくちゃハッピーな一年でした。昨年のアンナ、チャイコフスキーの時は特にペア推ししてはなかったんですけど、ペア固定で観たい感情が湧いてから中継で観るとめちゃくちゃよかったです。好き。じおんくんのところでも言った通りミスとビースティのブログで散々語ったので特にもう語ることもないんですが、何度でも見たいくらい大好きなペアになりました。今年のラスト観劇はギュウォンさんとじおんくんが所属している事務所のコンサートだったんですが、役なしでワイワイやってるふたりもかわいかったです。どういう方針かはわかりませんが事務所のセット売りに感謝してるオタクなので、来年もぜひ!!セット売りでお願いします!!!!

 

 

(12/31:あ〜〜この賞いれとけばよかった!が諸々出てきたので追加します!!!)

 

【楽曲賞】種の起源

レッドブックと迷ったんですが、聴けば聴くほど「やっぱり好きだなあ〜」という気持ちになったので種の起源に。種の起源ミュージカル自体は、原作の〈一人称で語られるからこその居心地の悪さ、不快さ〉を舞台で表現するのは難しいこともあってか、原作の面白さを上手く表現できてなかったかも、という所感なのですが、なんやかんや曲と俳優さん達の演技が好きで通ってました。(PV見てる気持ちで見たら楽しいよ!って友人に言ったら、それは楽しいの…??って憐れみの目を向けられましたが)特に〈ミスハルメ〉は癖になるナンバーで何度も聴いたなあ。スペシャルカーテンコールがなかったのでOSTだけにしか残ってないのが残念なのですが、〈俺はお前の頭の中の青軍、白軍〉というナンバーも好きでした。その他にも好きな曲がたくさん!再演があったらまた曲を聴きに通ってしまう予感です。

 

【アンサンブル賞】英雄

ミュージカルとしての完成度が高いのはもちろん、アンサンブルのクオリティがすごく高くて鳥肌が立ちました。やっぱり日本人としてはこの題材を取り扱った作品をエンタメとして消費してしまっていいのか気になる部分はあったんですが、観てよかったという気持ちしか残らなかった英雄。理由はたくさんありますが、その内のひとつはアンサンブルだと思います。迫力あるダンス、優雅な舞い、素晴らしい演出も相まってとにかくアンサンブルから目を離せなかったです。元々個人的にダンスの迫力があるミュージカルが好きなのでウエストサイド物語からミュオタになったんですが、当のウエストサイドの方はいまいちハマらず……。(でもベルナルドの俳優さんはめちゃくちゃダンスが上手かった!)いやもちろん好みの問題ですし本家のアンサンブル賞を受賞されてたくらいなので否定をするつもりはないのですが、ダンスに惹かれなくなったのかな……?って自分の感度の低下を疑っていたので英雄ですごく感動できて、そういう意味でも嬉しかったです。来年もアンサンブルが素晴らしい舞台に出会えますように。

 

【新人賞】ホン・ギボム(イーライ/ビースティ/さちる/ちるちる)

脅威の2001年生まれ。アンナチャイコフスキーのアンサンブルの時からひとりだけめちゃくちゃ顔がいいなと思ってましたが、ギュウォンさんじおんくんと同じ事務所所属ということで気になる存在に。どんな演技をするんだろう?って気になって行ったイーライでは傲慢なお坊ちゃん役がめちゃくちゃ似合ってて、ビースティではかわいいマンネ、さちるではかわいい弟分、ちるちるでは切ない役どころを上手く消化しててますます好きになりました!昨年のアンナチャイコフスキーでデビューですが、歌も上手くて演技もできる。ビースティでは先輩達からアドリブや無茶振りの洗礼を受けてましたが、一生懸命でよかったです。まあこんなそれっぽいことを言ったところで、ほんぎぼむかわいい!!!!!の一言に集約されてしまうのですが……。アーサースコンでも遺憾無くマンネのかわいさを発揮していて、こんなマンネおったら可愛がるしかない!!!!!!って私の中のヒョン心(?)が刺激されました。来年もマンネとしてかわいさと、俳優としての歌や演技も楽しみにしていきたいです。

 

【先輩賞】ビョン・ヒサン(さちる/ドライフラワー

存在が先輩。ドライフラワーに関しては別に先輩役でもなんでもないんですが、なんだろう、溢れ出す先輩感が好きすぎるので勝手に賞を捧げたいと思います。ほんぎぼむがヒョン心を刺激される俳優さんなら、ヒサンさんはトンセン心(?)を刺激される俳優さんかもしれません。(謎のワードを増やすな)初見はイーライの校長先生だったのですが、なんかこの校長先生かっこいいな?他のでも見てみたいな?って思っていたところほんぎぼむと一緒にさちるに出ると聞き。軽い気持ちで観に行った結果、さちるでの先輩っぷりに「好き!!!!!」となったのでした。四季に一時期いらっしゃったとのことでフォロワーさん数名にもヒサンさん好きな方いらっしゃったんですが、私も四季時代のヒサンさんちょっと見てみたかったなあ〜とも。その時も先輩だったのかなあ(?)あまりの先輩感の溢れっぷりにまともに語ってませんが、かっこいいし声もいいし歌も上手いし演技もいいし先輩要素以外も好きなので、来年も色んなヒサンさんが見れたら嬉しいです。

 

【事務所賞】アーサース・アーティスト

友人に「ミュオタで事務所箱推しすることってあるんだ」ってしみじみと言われたんですが、ありました。そもそも何かと単体で推しがちで箱推し自体したことなかったので自分でもびっくりですが、アーサース代表の好みがドンピシャな気がします……。믿고 보는 대표님♡(信じて見れる代表)(???)みんな代表から直々にお声がけ頂いたって話を聞いて、ますます代表への信頼度が増しました。代表にお歳暮送りたい。アーサースコンまで実現して頂いて、これからも箱推ししていく、と気持ちを新たにしました。ちなみに勝手にアーサースって呼んでますが、日本語式表記だとどうなるのかよくわかってません……。아더스なので最初はアーサーズって呼んでたんですが、アーサーの本来のスペルであるArthurをもじってArthus?usを入れたかった?それならアーサアス→アーサース?っていう勝手な予測です。ただArthusってアルサス反応(調べて初めて知った用語)のアルサスなんですね……。由来を聞かないことには何が正しいかわからないので、いつか〈代表に質問!〉コーナーがあった際は質問してみたいと思います。(そんな日来る?)私の周りにはアーサース呼びで広めてしまったので、もし違った時は全力で訂正に回りますね!

 

 

 

 

(追記ここまで)

 

 

 

:一年を振り返って

前半は飛べる時は飛ばなきゃ精神で無茶をしがちでしたが、後半は落ち着いて……落ち着いて考えた結果、やっぱり今飛ぶしかない!と渡韓を決めた日々でした。落ち着いてない。つい俳優メインで観劇を決めがちなので多種多様な作品を観る、ということがなかなかできませんが、それでも気になる作品はわりと観れたのでよかったかなあと。結局は推しを見るのがいちばん楽しいので来年も推しを最大限に押し込みつつ空いた枠で気になる作品を観に行く、という形になりそうですが、悔いのないように、しかしたまには通帳を確認して正気を取り戻しながら!!遠征日程を組んでいきたいようと思います。できれば月1渡韓で抑えたい……。友人たちには「月1は抑えてるとは言わないよ」と言われますが、月1で抑えたら今年の半分です。でも観れる作品が減ってしまうのは悲しいので、1渡韓でたくさん観れるような日程が組めたらいいなあ。ただ年17回までは四捨五入すると月1なことに気付いたので、理論上は月1と言い張って飛びまくってるかもしれません。

 

来年も楽しい観劇ライフが送れますように!!

ミュ渡韓にかかった費用をまとめてみた話

 こんにちは、みけです!2023年まだあと3回渡韓を控えている私ですが、3渡韓終わる頃には燃え尽きてもう何もしたくない病にかかっていること間違いなしなので、先に2023年大反省ブログ、もといミュ渡韓費用年末精算ブログを書くことにしました。といっても旅費とチケット代のみなので、現地で使った飲食代やグッズ代、保険料、esim代、繁忙期は24時間で3400円とられる空港駐車場代等は含みません。ちなみに金額を計算していきながらリアルタイムで友人たちに報告をしていたんですが、何度も声にならない悲鳴が聞こえました。もはや嫌がらせです。そろそろブロックされるかもしれない……。

 

 本題に入る前にそもそも何で急にそんな自殺行為に踏み切ったかについてなんですが、それは来年よりよいオタ活ライフを送るため!!!いくら使ったかわかんないけど湯水のようにざぶざぶ使ってる気がする……そんな漠然とした不安を抱えてるのがなんとなく嫌だったので、それならいっちょ向き合ってみて来年に活かしてみるか♪という結論に至りました。金額をすべて出すことで来年の渡韓の方針と目安も決めていきたいなと。そんなこと言いながら、推しのキャストスケジュール出た瞬間に何も考えずチケットとエアを押さえてる未来が目に見えるようですが……。

 

1.飛行機代 780,318円(22往復)

※チェジュのキャンペーンで当選した1往復航空券無料分含む

 

 歴代最多渡韓回数が年に10回だったので、大幅更新の22渡韓。平均すると、1渡韓35,469円という結果になりました。福岡発ということを考えるとちょっと高く感じますが、航空券ということを考えると(?)妥当な金額かもしれません。1万円代で往復できていたコロナ前は2万5千円で文句言ってたな……贅沢すぎる。ちなみに当たり前ながら全て3万5千円前後というわけではなく、最高額は57,250円(2/4(土)~2/6(月))、最低額は24,900円(12/16(土)~12/19(火))といった内訳でした。それにしても安いことが大前提の福岡。意外と高いね!って言われたり、そんなの高い内に入らないよ!と言われたり、同じ東日本(広い)にお住いの方々からも色んなご意見を聞いたので、似たような地域の方々で一度ミーティングしてみたら楽しいかもしれません。でも飛べる日程だったり使える空港だったりも人それぞれだから、結局は一概には言えないですよね。それぞれのベストを探していきたいですね!(何の話?) ちなみに最高額はジンエアーの公式で予約したものでした。ソルラルは1月だったし、何でこんなに高かったんだろう……。最低額はHISのキャンペーンか何かで2000円割り引かれて安くなった分です。でもそもそもの価格もHISだけ1万くらい安かったので、タイミングがよかったのかも。5月後半から6月にかけては基本的に2万5千円ちょいで行けてたので、その辺りの3渡韓はお得に済みました。航空券を買うタイミングって、ほんっっっっとに運ですよね。見極めていきたいけど、傾向もよくわからず。難しい。早めにとればとるほど安いってわけでもないしなあ。

 

2.ホテル代 324,208円(42泊)

※内9泊は友人の家、もしくは友人と宿泊

※2,839,220ウォン

※12/6時点のレート(1000円=875.65ウォン)で計算

 

 友人と宿泊したホテルがひとり2万ウォン台だったり友人宅に泊まって宿泊代タダになったところがあるのでそのまま割っても微妙な気もしますが、平均すると1泊7,729円でした。前半はギリギリまでホテルをとらなかったりで高いホテルに泊まることになることが多かったですが、後半は意外と東横インの戻りがあることを知って戻り掴んだり早めに抑えたりしたのでマシになった気がします。皆さんたぶん当たり前のようにされてきたことだと思うんですが、泊まる可能性があったら早めに予約だけしておくの大事ですよね。今まであんまりホテル代に重きを置いてなかったんですが(コロナ前はそんなに高くなかったしそもそもそんなにたくさん泊まらなかったし!)、42泊もするんだったら真面目に価格を抑えていかなきゃなと。ちなみに東横イン13泊、ダラクヒュー12泊でした。ラクヒュー、12泊……!?ラクヒューは仁川空港内にある簡易ホテルです。私は空港と職場が近いので、朝イチ便で帰ると9時出勤に間に合うんですよね。ただ朝イチ便なので始発で仁川に向かっても間に合わないので、朝イチ便の時は必然的にダラクヒューになります。つまり、私は今年12回朝帰りからそのまま出勤したってこと……?朝帰ることによって有給を使わずに2枠増やせるとはいえ、もう少し無茶をしすぎないようにしたいなとも。体力的なのもそうなんですけど、寝坊したらどうしようっていう緊張感のせいでめちゃくちゃ心臓に悪いので……!!いやでもどうしてもって時に朝帰り出勤ができる環境に感謝です。どうしてもって時、12回もなかったろ???

 

 

3.チケット代 603,495円(74回)

※12/6時点の未観劇分も含むため変動可能性あり

※5,285,050ウォン

※12/6時点のレート(1000円=875.65ウォン)で計算

※手数料込み(1000~3000ウォン)

 

 上にも書いている通りまだ観てないもの、当日券で購入しようと思ってるものも含まれてるので若干変動する可能性はあるのですが、ほぼ確定なので算出してみました。元々控えめ観劇な私なので(?)、74回というのは半年ソウルに住んでた2019年に次ぐレベルの回数です。ちなみに最多渡韓の10回も2019年なんですが、住んでた期間は3ヶ月滞在×2で2渡韓でカウントしていることを話すといつも詐欺呼ばわりされます。10回は10回じゃん!!??

 小劇場から大劇場まで様々なので飛行機やホテルと違って一概に最高額、最低額を挙げられるものでもないということを踏まえて見てほしいんですが、最高額はムーランルージュレミゼラブルで182,000ウォンでした。レートが悪かったこともあり、レミゼは2万円超え。私よりもレートが悪い時に行かれた方は、驚異の2万千円超えだったそうです。円安め……!!ちなみに最低額は伯爵の22,000ウォンでした。元々安い席種の上にプレビュー期間で割引対象だったため、この金額に。ちなみにツイッターで譲ってもらった席でした。韓国、基本的に割引があるのが羨ましいですよね。プレビュー割、早割、再観覧割などなど。ちなみにチケット代の総額を74で割ってみると1回あたり8,155円になりました。最近は小劇場中心に観劇しているのでこの金額ですが、ほぼ大劇場中心となると倍近くになるのかなと。でも結局物より思い出ですし(?)、チケット代はプライスレスですよね。削りようがない!!!!!!!!

 

 

4.総額

 

飛行機代 780,318円

ホテル代 324,208円

チケット代 603,495円

合計:1,708,021円

 

 趣味にかけるお金が手取りの20%を超えるとさすがにやばい、みたいな記事を読んだ記憶があるんですが、私はもちろん年収手取り850万なんて稼いでいないのでやばいどころの話ではありません。その記事を書いた人がこの金額を見たら卒倒してしまうかもしれないです。ただ、個人的には思ったよりも金額が低かったんですよね。これを高いと見るか低いと見るかは価値観や環境によって違うと思うんですけど、あほみたいに飛びまくった割にはこのくらいで済んでよかったのかなあと。いや全然このくらいって額でもないことは重々承知ではあるんですけども。感覚が麻痺してる疑惑はあるんですけども。でも少なくとも借金をすることにならなかったので良しとします!!!(低すぎるセーフライン)

 あと、チケット代とホテル代は現在の円安すぎるレートで計算してるので、上半期に押さえたチケットやホテルはもう少し値段が下がるのかなと。100円=1000ウォンくらいで計算すると、総額は159万円くらいになるんですよね。飛行機代も全て韓国会社なので、円安の影響は大きかったのではないかなと。まあ1000まで上がることがかなり珍しくなってるので極端な例なんですけど、少なくとも950くらいまで回復してくれることを祈るのみです。

 そして今回は前述した通り旅費とチケット代以外は目を瞑ることにしましたが、渡韓時に使った飲食代、交通費、グッズ代、駐車場代等を合わせると一体いくらになってしまうのか。カフェ行きまくりおばけな上にケーキとかも食べちゃうから1回で1000円はくだらないし、ご飯を食べると2000円は余裕で飛んでいくし、カフェ1回、ご飯2回とかなり少なめに想定したとしても1日に5000円は絶対使ってます。42泊ってことは少なくとも42日間はほぼ丸々ソウルにいたってことなので、少なくとも5000円×42=21万円は使ってます。最低ライン。下手したら1日に4回くらい何かしら食べてたので……うん、飲食代足すだけでも200万は余裕で……超えますね……。購入したプログラム、OST、グッズは数えきれません……。解散……。

 

5.来年に向けて

 来年の目標は今年の総額を下回ること!に、しようと思います。来年の航空券を見る限りどこも高くて既に嫌な予感しかしませんが、1公演のために飛ばなければもう少しマシになる……はず。でも結局休みとの兼ね合いもあるので、コスパ悪くても飛べる時に飛ぼう精神が勝っちゃうんですよね。舞台はなまもの、一度過ぎ去った公演は戻ってこないですし、悔いがあると引きずるし……。お財布ならぬクレカ明細と相談しつつ、観たい公演と飛ぶタイミングを見極めつつ、2024年も楽しくミュオタしたいと思います!!割引使えるところは使って、ホテルは早めに押さえて、できるだけ代行入金サイト使わずに現地で両替したお金でやりくりして、安い航空券があったら早めに押さえ……たいけど、これだけはキャストスケジュールが出ないことには何とも言えなかったりするから難しいですよね。

 

6.反省

 完っっっ全に蛇足ではありますが、今回チケット代を計算するにあたって、行った覚えもなければ誰かに譲った覚えもないチケットが2枚出てきました……。予約リストがいっぱいすぎて見落としてるだけで、ほんとは2枚じゃないかもしれません。ホラーすぎる。ちなみに誰かに譲ろうか考えてる内にキャンセル期限が切れたこともありました……。どっちに座るか選ぶのがめんどくさくて放置したチケットもありました……。ムーランルージュも当日ダブってることに気付き、9万ウォン捨てました……。VIP席じゃなくてよか……よくない!!小さな節約をする前にチケット管理をちゃんとしていきたいと思う今日この頃です。以上、反省でした。

ミュージカル<ビースティ>感想

 こんにちは、みけです。気付けば足繫く通っていたミュージカル<ビースティ>が終わってしまったので、色々忘れてしまう前に備忘録も兼ねてポツポツ感想をまとめてみたいと思います。……というところまでは書いてたんですが、放置したまま気付けば43ヶ月が経ってしまいました。うろ覚えのところもありますが、完全に記憶がなくなってしまう前に!と思って色々曖昧ながらまとめてみました~!

 

 ミュージカル<ビースティ>に通っていたというより主にギュウォンさんマダムとじおんくんジュノ(時々ほんぎぼむミニョク)を観に通っていた私なのでかなり偏った内容になると思いますがご了承ください。


 ミュージカル<ビースティ>のあらすじはこんな感じ。

 

<あらすじ>

 舞台は清潭洞にあるホストバー<ギャッツビー>。マダム(オーナー)であるイ・ジェヒョンの下で働くホスト達の元に、一人の青年がやってくるところから物語は始まる。イ・スンウと名乗るその青年はマダムの従弟だと言い、そのどう見てもホスト向きとは言い難い誠実そうな見た目で「今日からここでホストとしてお世話になります」と挨拶をする。少し動揺しながらもマダムの決定ならと受け入れるジュノ、アレックス、ミニョク。マダムはこの店のエースであるジュノにスンウを任せると伝えると、その場を後にした。ギャッツビーで働いているホスト達には、それぞれが事情を抱えている。ジュノは初恋を忘れられず、アレックスは病気の娘を持ちながらもギャンブル依存症で、ミニョクはホストをする上でできた借金を抱えながら俳優になる夢を追い続けていた。そしてスンウもまた、父親が事業に失敗してできた8億ウォンという多額の借金を返済するためにここに来たのだった。もちろんマダムと従兄弟の間柄などではなく、ホストとして働きながら他のホスト達の様子を監視し報告する、それがスンウに課せられた仕事だった。明らかに訳ありなスンウに対して、借金はいくらなんだと問うジュノ。事情を話したスンウはジュノに借金の額を問うが、借金はないとジュノに返される。金を貯めてタイムマシンを買うんだと笑いながら、ジュノはどうしても戻りたい時期があることを話し始める。初恋の人と過ごした、人生で一番幸せだったその時のことを。ジュノの話を真剣に聞いたスンウは「貧しさのせいで別れたんですか」とジュノに尋ねた。しかしジュノは、別れていたが今はまた付き合っているところだと話す。しかもその相手は、マダムの妻であると。ヒョンがここを抜け出せるよう手伝うとスンウが言うが、抜け出せないんじゃなくて抜け出さないだけだとジュノは笑うのだった。そして「ワンカードはジョーカーを持っている相手には勝てない、ジョーカーであるマダムがここにいる以上お前はここにいても借金から抜け出せない」とスンウに告げ、ここから逃げるように勧める。しかし意外にもスンウは頷くことはせず、「じゃあ僕がジョーカーになれば、どうなりますか」と低い声で返すのだった。

 

 身も蓋もない言い方をするとバイオレンス男マダムの自業自得因果応報ストーリーなんですけど、ギュウォンさんマダムの愛情欠乏っぷりが切なくて切なくてついついマダム贔屓で見てしまうのでマダムと一緒に客席で泣いてしまったり……感情移入しまくりの144分でした。最初に発表されたランニングタイムは120分だったのですが、開幕当初から余裕の130分越えで、早々に130分に書き換えられてました。しかし私が観たギュウォンさんじおんくん回はほぼ140分越え。140分を1幕で……!?って感じなのですが、始まってしまえば全然長く感じないから不思議です。いやそれでも144分は長すぎでは!?とも思うけど!笑 あと毎回ドキドキの膀胱チャレンジではありました。膀胱、頑張ったね!(何の労い)

 

愛情深いけど愛情不足のギュウォンさんマダム
 ギュウォンさんマダム、ミニョク役のチャンジョンさんがインタビューで答えていた通り「愛情溢れてるけど繊細で過敏」なマダムでした。どんな環境で育ったのか、身内と認定した人間に対して愛を通り越して執着を抱くことしか知らないマダムが切なかった。きっとかつては愛情だったはずなのに、気付けば歪んでしまった愛という名の執着で人を縛り付けることしかできなかったのかな……。·結果的には前述した通りマダムの自業自得というか因果応報ではあるんですけど、ぎゅマダムが一人になった時に静かに泣いてるの見ると、こうなる前にどうにかならなかったかな…ㅠㅠって一緒に泣きそうになりました。嘘です、泣きました。他のホストが来たら涙拭って鼻すすって何でもなかったような顔するのがまた切なくて……。

 

包容力抜群だけど初恋とヒョンの間で揺れ動くじおんくんジュノ
 世界の彼氏きむじおん!!!!!!!!何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、あっこれは世界を股にかけたスーパー彼氏様だ……っていう感想しか浮かばないくらい包容力、優しさ、そしてビジュアルが最強でした。じおんくん一生ジュノやってくれ。そして世界の彼氏うんぬんは置いておいても、じおんくんのジュノはぎゅマダムと対等感あって、個人的にはすごく好きでした。自分の意思でここにいる感が強いんですよね。「ここを離れられないんじゃなくて、(自分で)離れないんだ」って台詞もあるので自分の意思なのは台本通りだとは思うんですけど、支配されてるからここにいるわけじゃなくて、しっかり自立してるジュノでした。あのジュノはいつでも去ろうと思ったら去れそうなのに去らなかったのは、やっぱりマダムのこともすごく大切に思ってたんだよなあって。(初恋の相手であるジウォンの件があるからとはいえ)ふたりだけにしかわからない絆もあったんだろうなあって。情に厚くて常識人で男前で、どんなマダムでも受け止めてくれそうでした。あとは後輩たちにも良い兄ちゃんなんですよね、おんジュノ。そこも含めてめちゃくちゃかっこよかったです。

 

楽しいヌナソング
 楽しかったなあ~~~!!!改めてしみじみ楽しかったなって思うくらいには楽しかったんですけど(文章下手くそか)、ヌナソングの振付が大好きなんですよね。かわいい。かっこいい男たちがヌナヌナ甘えながらかわいいダンスをしているところが最高にかわいくて、映像に残ってないのが悲しすぎます。2023ビースティ、告知忘れてただけで録画されててほしい。毎回実際のお客さんひとりが指名されて、1番ジュノ、2番スンウ、3番アレックス、4番ミニョクの中からひとりチョイスさせられるんですけど、ミニョクがヒョンたちを紹介していく場面もアドリブ満載で楽しかったし、一生懸命なアレックス!って紹介されてる時にハングクさんのアレックスは一生懸命バルーンアートで何かを作ってるのが面白すぎました。ハングクさんが選ばれた時は大げさなくらいに深々とお礼してたり、そのあともずっとことあるご。終盤になるとマダムを指名する人たちも増えて、大抵の場合は失敗するんですが、その中でも何度かはマダムが出てきてくれてますます楽しかったです。一回チャンジョンさんのミニョクが「5番!5番選んで!」ってジェスチャーで訴えてくれて、ぎゅマダムを連れてきてくれた時は最高でした!チャンジョンさんありがとう~!さすがジュノ出身マダム。慣れた調子で歌って踊ってくれてました。スンウに吐かれてたのは笑ったけども。あまりにもマダムを指名するヌナが多いからか「何でそんなしょっちゅうここにいない人を指名するんだ…!」っておんジュノが怒ってたこともありましたが笑 スンウ指名が見てみたかったんですが、キャラ的な問題もあり、結局一度も見ることはありませんでした。そもそも指名されても困っちゃうかあ。

 

この後は当時のツイートを発掘しながら思い出し!あまりにも雑然としてるのでほぼ自分用メモです。思い出しながら思いのまま書き殴ってるので、内容重複してるかも。


とっっっっっっっにかくぎゅマダムとおんジュノのケミが最高だったビースティ。初見はギュウォンさんのあまりの暴れっぷりに、ひええ……ってなったのですが笑、回を増すごとにもっともっと観たくなって、ぎゅマダムおんジュノ回全部観たい!!!みたいな気持ちになってました。マッコンがぎゅマダムおんジュノほんぎぼむ回だったのにお盆だったので行けなかったのが今でも悔しすぎる。ぎゅマダムの愛情欠乏を埋めてくれる包容力のあるおんジュノが大好きでした。ぎゅマダム、実年齢だとおんジュノ以外のジュノは年上なこともあるのか、おんジュノ相手の時がいちばん仲良し感というか心許してる感があって可愛かったです。おんジュノ相手にはハグめっちゃするんですけど(ジュノの姿見るや否や、ジュノや~~ってニコニコなぎゅマダムかわいい)、全体重をかけて倒れ掛かったり、ナチュラルにハグしたり……それを全部受け止めてくれるおんジュノめっちゃ男前でした。しかもそれがすっごく自然。頼れる弟分すぎる。スンウの世話頼むって生活費渡された時に「足りない」って更なる額を要求するおんジュノ笑うんですけど、最終的には尻ポケットに現金そのまま忍ばせるようになったぎゅマダムも笑いました。最初から出せと言わんばかりに「あるんじゃん……」ってボソッとつぶやくのもまた笑えるっていう。電話かけながらぶちギレてるぎゅマダムの背中を「まあまあ」的にさすってあげたり、何かと気にかけてあげてるのも好きでした。こういう細かいやりとりひとつひとつがツボだったんですよね、このペアの。

 

マダム役に決まった時に一番に思ったのが「何を投げよう」ということだったらしいギュウォンさんですが笑、選んだのはポン菓子でした!笑 当たっても痛くないけどそれなりに見えるものを投げたかったらしく、最終候補のマカロニ(お菓子)との2択でポン菓子になったとのこと。それに加えてかすみ草まで使うぎゅマダムなので、公演終盤にもなるとポン菓子とかすみ草で舞台上はぐっちゃぐちゃに。舞台の散らかしランキング、マダム界ナンバーワン。しかもその散乱したポン菓子を食べ続けるので、間違ってかすみ草も食べてたりしないかな、と余計な心配をしたりも。ポン菓子ひたすら食べ続ける上にご飯呼ばわり(?)してることもあるので、健康面も心配です。笑 かすみ草はスンウに頼んで買ってきてもらうシーンがあるんですが、「花言葉が愛と死。おかしな花だろ?」っていうぎゅマダムオリジナルの台詞があります。「何に使うんですか?」っていうスンウの台詞には「俺のだよ」って時と「あげる人がいるんだ」って時があるんだけど、個人的には後者が好きでした。誰にあげたかったのかなあ。少なくともジウォンにではないだろうなあ。

 

手に包帯を巻いて登場するぎゅマダムに、他のジュノはジウォンのことを察して掴みかかるんですけど、おんジュノはジウォンのことを察しながらもマダムのことを心配してるのが見て取れるんですよね。「どうしたんだよ」って言いながら手を掴んで、「大丈夫だ」って返すぎゅマダムに「大丈夫って何がだよ」って怒る。ジウォンに対する不安ももちろんあると思うんですが、それ以上にけがをしているぎゅマダムを心配してる、そんな感じ。なのでぎゅマダムも「お前がそういうからほんとに痛くなってくるだろ」的な返しをします。

 

おんジュノ、マダムが死んだ後に呆然としてマダムから目を離したあとに、想いが溢れるようにグッて目を閉じるのも好きでした。すすり泣きながら抱き着いて、暗転後に「ヒョン、みあね」って聞こえてくるのも好きすぎる。おんジュノ、最後にマダムと対峙する時に나한테 왜 이랬어って言い続けるんですけど、死んだ時も同じ台詞を繰り返してて、前者と後者だと全然意味合いが違ってて、ジュノ……ㅠㅠってなりました。語彙力がない。前者はジウォンを連れ去られたことに対して(マダムの仕業ではないけど)言ってるけど、後者ではマダムが自分の前から消えてしまうことに対して「何で俺にこんなことするんだ!」って泣きながら怒ってるのがめちゃくちゃ好きでした……。胸に抱いてるマダムが少しずつ冷たくなっていくのを一晩中感じながら夜を明かしそうなジュノ……切ない。ジュノにとって、マダムがいなくなることは初恋の人が消えたことと同等、あるいはそれ以上だったのかもしれないなって感じさせてくれる台詞。結局ジュノはやっぱりちゃんとマダムのことを大切に思っていて、だからこそ長年そばに居続けたんだろうなって改めて感じる場面でした。だからこそ尚更切なさが......。あとマダムの自分への執着を一番理解してそうなジュノでもあります。ジウォンの件で問い詰めに行く時の「俺たちを解放してくれ」って台詞を「俺を解放してくれ」って言うのはおんジュノだけだった気がします。この時も、おんジュノはマダムがジウォンを殺したと思ってないしどこかで生きてると思ってるけど、じょんみんジュノはジウォンが死んだと思ってて心が壊れてる印象でした。同じことを機械のように繰り返すのが......。おんジュノはマダムの弱い所をよく知っていて、結局殺すまではしないと確信してる感じというか。プンレさんの「一生ヒョンと一緒にいるからジウォンにだけは手を出さないでくれ」って泣きつくのも好きでしたが……!!!おんジュノ、ほんとにマダムのことちゃんと大事に想ってたんだなってとこが良すぎるんですよね。マダムの自業自得ではあるんだけど、こんなことになってしまった一因は自分にもあると思ってる感じというか。ジュノもマダムのことをしっかり大切に想ってたけど方向が違ってて、愛情不足なマダムのことを全部は受け止めてあげられなくて求める愛も大きすぎて結局はすれ違ってしまったのかなって。ぎゅマダムは誰よりも愛されたくてもがいてるのに、愛されなくてもしょうがないって諦めてるとこがあるなって。それがまた切ない。金持ちのぼっちゃんみたいに振舞いたいけど上手くいかないマダム。弱さを見せたら負けだと思って生きて来たけど、誰よりも弱かったぎゅマダム。逆に誰よりも強いのがおんジュノ。酒を何回も注いで飲ませるの、ぎゅマダムは愛されたい証で自分を受け止めてほしい気持ちの現れでおんジュノはそれを全部受け止めてくれるって言われてたんですけど、ほんとにそうだなって。今のマダムに複雑な思いがありながらも結局最後まで飲み干してくれるおんジュノ。ちゃるましっそって言って去っていく姿が切なくもあり。全部飲んでやるおんジュノ男前……!!!その後ぎゅマダムがおんジュノ抱きしめて、ぎゅって背中のとこ握りしめて、行けよ…って言うの、行かないでにしか聞こえない……あとこの前のぎゅマダム、ジュノにしかタバコに火つけさせないとこも好き……。当たり前ながら全然自分でつけれるんですけど、ジュノにつけてほしい時はタバコ上下に動かしてアピールしてるのかわいい(状況は全然かわいくない)。あと更にマダムのことを想ってるなって感じるのが、「消えていく瞬間を耐えられないなら」ナンバーで、マダムのことをしっかり見ているんですよね。このナンバーはジュノの心でありマダムの心であると思いながら聴いてるんですけど、他のジュノはマダムを見ずに遠くを見つめてるからジウォンに対する曲なのかなって感じるのが、おんジュノは思いっきりぎゅマダム見ながら歌うのでマダムに対する曲にしか感じられなくて、情緒を揺さぶられます……。ただ歌詞的にも、ジウォンが死んでると思ってる→消えてしまったものなんだから消えていくものはって表現はおかしい、ジウォンが生きてると思ってる→消える必要ない じゃん!?ってなるので、やっぱりマダムとジュノの離別ソングでは?と個人的には思ってしまいますが……。

 

エピローグは癒やし!!!でした……。過去の楽しかった頃の記憶であろうことがすごく切ないんだけど、ワイワイやってる4人に毎回とにかく癒やされてました。毎回違う笑いポイントを入れてくれるからそこも楽しみだったり。ハングクさんのアレックスが一番面白くて毎回ツボでした。ぎゅマダム、ミニョクの耳を噛み千切るイカレ野郎っぷりですが、この過去の誕生会の時はほんとに穏やかな顔でニコニコしててかわいいんですよね。本編中の手が出る足が出るで大暴れなぎゅマダム見ながら終始穏やかじゃない気持ちだったんですけど、耳噛みちぎる場面は本気でヒェッ!!ってなりました……。 痛そうすぎる。でも何かめちゃくちゃやばい奴で怖い!!って感じではなくて、感情のコントロールを知らなくて情緒不安定だけどやっぱり根本には愛情欠乏で愛情渇望があるゆえの可哀想な人に見えて、道を間違えなければ普通に慕われるマダムになったんじゃないかなって……それこそセンパでの姿が本当だったんじゃないかなって……。ぎゅマダム、ポン菓子で叩いたら痛いかな?ってアレックスに言われてビビりながら逃げるのも、じゃあこの花で叩いたら?って言われて更に逃走するのもかわいかったんですよね。すごい勢いで逃げてく笑 ぎゅマダム、ミュ内でやばい人たくさん見てきたからそういうのと比べたら全然怖くないけど親戚にいたら嫌だって話をしたら、何でそんな立場に立った見方したん…?って疑問を抱かれました笑 だってすぐ椅子蹴ったり人投げ飛ばす人が家にいたら嫌やん!?そんな親戚にいたら嫌なぎゅマダムですが、サプライズでのお祝いに照れてソファーに隠れたり、こんなの嬉しくないけど~~ってめっちゃ喜んでたり(チョッパーかな?)、とにかくかわいさ満載でした。いや本編のマダム全否定????? 本編のマダムはマダムで大好きなんですけどね!! ぎゅマダム、事あるごとにライターでカチカチ火をつけたり消したりしてたんですけど、火を見てると落ち着くとかなんかな?って思ってたらここでジュノ達がプレゼントしてくれたものだってわかって、あのライター自体がマダムにとっての拠り所なのかなって思って後から更に切なさが押し寄せてきたりもしましたが……。美しい君よ、で毎回アレックス飛ばしてジュノの膝を掴むぎゅマダムには、アレックスは???ってなりましたが……笑 いやアレックスはなんていうか、そんなキャラじゃないしね!!笑

 

あと書きそびれたんですが、あれは俺とお前だけの秘密だもんな的に何度も出てくる昔のエピソード。マダムがジュノのために人に危害を加えた(たぶん)初めての記憶。その話が最後に「ジュノお前あの時かなり怖がってたよな、実は俺もあの時こ(わかった)」って形で明かされるのが好きです。ここは台本。ぎゅマダムは最後まで言えなかったけど、あの台詞があるのとないのでは全然印象が変わりますよね。私はちょろいので終盤の涙と最後の台詞で悪行を全部許しました。(※元から別に憎んでるとかではない)それとこれも書きそびれたんですが、突然(민혁이) 잘생겼지~~근데 네가 더 잘생겼어.っておんジュノに言うぎゅマダム全然意味わからんくてパニックになっちゃったことがあったので書き残しておきます。でもわかる、おんジュノめっちゃかっこいいよね!!!!?????(何の同意)
·

そして最後に!!カーテンコールでぎゅっと抱きしめてくれるおんジュノが好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なんだろう、あんな結末だから一人で残されるマダムを見てると胸が痛くなってしまうんですが、おんジュノの絶対にひとりにしない男前っぷりに毎回救われてました。先に行っても迎えに来てくれるんですよね。カテコ、毎回かわいかったなあ。

 

ぎゅマダムとおんジュノで再演してくれることを心から祈りつつ、公示はなかったけどしれっと撮影してくれてることを心から祈りつつ、今更ながらのビースティレポを締め括りたいと思います。

ミュージカル<47>感想と個人的解釈

47(さちる):消防用語のひとつ。無線での連絡時に「46(わかったか?)」「47(わかった)」という意味で使われる。

 

<あらすじ>

 ウォンチョク消防署で消防装備の点検を任されているアン・ジョンウォン。以前は現場に出て活躍していたジョンウォンだったが、今は消防行政科に所属し内勤の日々だ。そんなジョンウォンの元へ、義務消防時代の後輩、カン・イジュンがやってくる。同じ消防署に派遣されたイジュンとの再会を喜ぶジョンウォン。義務消防隊とは消防士の援助を行う兵役の軍務のひとつであり、ふたりはそこで先輩後輩として苦楽を共にした仲だった。義務消防時代の救急日誌を一緒に読み返しながら、当時の想いを馳せるジョンウォンとイジュン。そんな中、出動要請が。初出動だと気合いを入れるイジュンはジョンウォンに一緒に行こうと言うが、内勤中のジョンウォンは行けないと首を振る。しかしイジュンにせがまれ、結局はジョンウォンが運転するという形で付き添うことに。内勤の身で勝手に現場に出ることは許されていないためバレないように神経を尖らせるジョンウォンだったが、内心は軍隊時代に可愛がっていた弟分との初出動に心躍らせていたのだった。夢見ていたイジュンとの出動、そしてまた共に働く日々。大変ながらも充実した毎日になる、そんなはずだったがーー。

 

<ネタバレなしの感想>

 消防士ものとして期待しすぎていたのもあって、正直少し、物足りなさはありました。消防士としての職業に視点を当てた作品というよりもトラウマや内面を描いた作品という印象で、消防士じゃなくても成立する作品というか、個人的にはもっと消防士ならではの活躍場面や葛藤シーン、バディの設定を生かす演出が欲しかったなと。でも、火災現場や事故現場はとてもリアルで、公式からも警告が出ているのがわかる程の演出になっています。事故や火災に関して辛い記憶がある方や暗闇、音に敏感な方は観に行かない方がいいと思います。内容としては過去と現在が行ったり来たりするのでわかりづらいところがあって韓国の方でもかなり細かい解釈が分かれている印象ですが、この場面がどうこうと正確に理解する必要はきっとなくて(そもそも正解がわからないし)、全体的な大まかな流れは難しくなかったです。正直混乱する部分はありましたが、ざっくりとした内容は大丈夫じゃないかなと。劇中は思っていたよりも笑えるシーンがあって、義務消防時代のふたりのやりとりはアドリブも満載で面白かったです。ナンバーも、ビッグナンバーといえるような曲はないですが、心地良くてずっと聞いていたくなるナンバーや、切なくて苦しくなるようなナンバーもあって好きでした。

 

<俳優さんごとの感想>

アン・ジョンウォン役:ビョン・ヒサンさん

⇒ものっすごく、良い!!!イーライで見た時に気になってて、この俳優さんまたどこかで見たいなあと思っていた方でした。さちる自体はほんぎぼむが出るという理由で観ることを決めたのですが、ほんぎぼむの出演日と予定がなかなか合わず、ほんぎぼむなしで観るならヒサンさんで観たい!と思ってキャストを選びました。結果、大正解だったなと。別の2名は結局観ることができずに終わりそうなので言及できませんが、ヒサンさんのジョンウォン、めちゃくちゃ良かったです。軍隊時代に万年マンネでずっと下っ端をさせられてる状況を歌っている曲があるんですが、やさぐれていくっぷりが面白すぎて。その後イジュンが入ってきたことがめちゃくちゃ嬉しいけど嬉しさゆえに先輩ヅラしすぎる場面、なんとか先輩らしくキリッとした顔を保ってはいるけれど実際は踊り出しそうなくらい嬉しさがに滲み出てて面白いです。ヘタレ感あるのも憎めない。先輩としての威厳はないけど、責任感あるし情に厚いし何やかんや頼りになって、かっこいいヒョンです。こんな先輩がほしいなあ~~!歌も上手いし、後半のシリアスな場面での表情の変化もよかったです。さちるもう一回観る機会があるならぜひヒサンさんで観たかったなあ。

 

カン・イジュン役:ホン・ギボムさん

⇒かわいい~~~~~~~~!!!!知ってた~~~~~~~~~~~~~!!!!!顔が良いって最強ですよね。ずるい。アンナ・チャイコフスキーでアンサンブルながら顔の良さが光ってたほんぎぼむ、イーライで垢抜けて、ビースティでますます磨きがかかった気がするのですが、さちるのイジュン役はまたあざとかわいくて死ぬかと思いました、私が。あんな顔でヒョンって呼ばれたらヒョンとして何でもしてあげたくなっちゃいますよね……(何の立場)手で目元を拭いながら泣く場面がかわいすぎて、その場面だけスペシャルカーテンコールしてほしかったです。(無理だよ)なんかもうかわいさ爆発してるので、みんなほんぎぼむ観に行ってほしい。制服がまた似合う。カテコでヒサンさんが運転する場面があるんですが、私が観た回はほんぎぼむイジュンが任されてて、運転に不安がありすぎてかわいかったです。(何でもかわいいやつ)運転の仕方をいちいち聞いてて、途中で隣りからヒサンさんのジョンウォンがアクセルを踏みだした時は笑ってしまいましたが。とにかくめちゃくちゃかわいいイジュンでした~!!

 

 

ここからはネタバレです!

私なりの解釈なのでもちろん違う考えの方もいると思うし、そもそも記憶違いの部分もありそうで自信があるわけではないですが、自分の考えを整理するついでに書き残しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結論から言うと、イジュンは過去に火災現場で殉職しているんですよね。なので現在のジョンウォンのそばには存在しないことになります。まだ生きていた頃に交通事故現場でトラウマを負ったイジュンは精神的に不安定になってしまい、ジョンウォンはそれを克服させようと乗り気ではなかったイジュンを連れて火災現場に行くのですが、そこで爆発が起きてイジュンは亡くなってしまいます。弟分として心から可愛がっているイジュンの死。それも自分が無理に現場に連れて行ったことで失われてしまった命。その事実に耐えられず、心が壊れたジョンウォンはイジュンの死そのものを忘れてしまいます。それと同時に辛かった記憶すべてを封印してしまったのか、過去に救えなかった人達のことも自分の都合の良いように歪曲してしまいます。無意識のうちに。劇中、今までの出動記録が残してある救急日誌を読みながら、確かに救ったはずの人たちが救助失敗という形で書かれていることに疑問を抱く場面があるのですが、そういった感じで少しずつ実際の過去と自分の記憶が近づいていき、最終的にイジュンの死を思い出すことになります。最後の場面に行きつくまでに過去と現在が行ったりきたりするため混乱しやすいのですが、どこが過去でどこが現在、そしてどれが幻覚なのか。ここが観る人によってかなり解釈が分かれる部分ではないかと思います。現に同じ回を観た友人とも解釈が違っていて、感想を漁ったところ韓国の方でもかなり解釈がバラバラのようでした。私自身、今これを書いている現在もひとつの解釈で固まっているわけではなく、2パターンの解釈があります。ただもちろんこのどちらかが正解だと押し付けるわけでもなければ他の方の解釈を否定するつもりもないので、一意見として読んでもらえたら嬉しいです。

 

1.消防署に派遣されてきたイジュンは存在せず、全てが幻覚

 イジュンのトラウマとなった交通事故現場もイジュンが殉職した火災現場もすべて義務消防時代の話であり、職業としての消防士になったイジュンは存在せず、全てジョンウォンにとって都合の良い夢のようなものだったという解釈。最初に観た時は、こう感じました。ジョンウォンはイジュンが夢だった消防士になれずに死んでしまったという事実に耐えきれず、”消防士になったイジュン”という幻覚を見ることで心を保っているのではないかと。

 

2.消防署に派遣されてきたイジュンは過去に存在していて、それを現在のジョンウォンが追体験している

 イジュンは消防士になっていて、消防士時代に交通事故現場でトラウマを負い、火災現場で亡くなった。心を病んでしまったことでその過去を忘れてしまったジョンウォンが、幻覚のイジュンと一緒に過去を追体験しているという解釈。

 

 どちらの解釈にせよ、現在のジョンウォンの元に現れた<消防士になって派遣されてきたイジュン>は幻覚だと感じました。その場に存在していない、という意味で。内勤をしている=イジュンを失って心が壊れてしまったジョンウォンですが、そこにやってくるイジュンとは<内勤をしているジョンウォン>という前提で話が進むんですよね。最初に観ている時はイジュンが死んだことは知らないので単純に<内勤をしているジョンウォン>と<派遣されてやってきたイジュン>が再会しても何の違和感もないのですが、ジョンウォンが内勤になった理由を考えるとそのふたりが同時に存在すると時系列的に矛盾が生じるので、冒頭の再会部分からすべて幻覚なのではないかと思ったんですよね。その後イジュンの消防士としての初出動の際も、イジュンの無線に上司が答えない場面があって、ジョンウォンの無線には返事が返ってきます。ジョンウォンはイジュンの言い方の問題のように言っていますが、そもそもイジュンが幻覚とすると上司には最初からジョンウォンの声しか届いてないことになるので当たり前です。何故お前がそこにいるんだと問う上司は<内勤なのに現場に出ていることを責めている>ように見えますが、イジュンと一緒に現場に来たと返したジョンウォンに対して間があったことや、帰ってこいとだけ返されたのも、実際は<今現在起きているわけではない過去の事件現場に行ったジョンウォン>に対して何故そこにいるか疑問を持ち、もういないイジュンの幻覚を見ているジョンウォンに対して何も言えなかったのかもしれません。

 そういうわけで私の中で現在のジョンウォンの元にやってきたのは幻覚のイジュンで確定しているのですが、だとしたらイジュンが消防士になった事実は過去にあるのか、それとも全てジョンウォンの願望ゆえの幻覚なのか。前述した通り私は全て幻覚であり消防士になったイジュンも全て存在しないと思っていたのですが、友人と話している内に「そうじゃないのかも」と思い始めました。

 劇中でふたりが出動した現場がいくつかありますが、その中の<イジュンのトラウマとなった交通事故現場>と<イジュンが殉職した火災現場>は確実に存在する過去です。私はこれ自体が義務消防時代に起きたことだと思っていたのですが、この事件たちが明確にいつ起きたのかの描写がない上に過去と現在が行ったり来たりしているため、解釈は様々のようです。私のように義務消防時代の話と感じた人もいれば、消防士になってからの話と捉えてる方もいました。どちらかというと後者の方が多い気はします。私は消防士イジュン(幻覚)とやりとりをしている時のジョンウォンは<現在>に見え、上記のふたつの事件のジョンウォンが<過去>に見えたんですよね。現在のジョンウォンは内勤という前提があるけど、過去のジョンウォンは内勤じゃなくて当然のように現場に出ている。なので交通事故現場にせよ、火災現場にせよ、現場にいるのは過去のジョンウォンだと。だから義務消防時代の話と思ってたんですよね。ただ、交通事故でトラウマを負って内勤を願い、消防士(義務消防時代であれば、消防士になるのを)をやめたがっているイジュンの「内勤になるべきはヒョンの方なのに」という台詞でよくわからなくなりました。私の中での前提が<内勤になる前の過去のジョンウォン>と<内勤になっている現在のジョンウォン>の2パターンだったので、交通事故現場は義務消防時代の話だった⇒内勤になるべきと言われる理由がない、交通事故現場は消防士になってからの話で幻覚のイジュンに言われた⇒もう内勤している、という矛盾が生まれてしまい……。正直、こんな風にサクッと結論付けられるわけでもなさそうなんですよね。全編を通してジョンウォンの頭の中を見せられてるのかなと思うことも多くて、頭の中ゆえの混沌っぷりなのかなとも感じていて(歪曲された記憶も多々見せられるし)、なので矛盾があって当たり前だなとも思ったり。書きながら自分でもますます混乱してきたのですが、それでもせっかくなので自分なりに結論付けていきたいと思います。

 どちらかというと消防士になったイジュンという事実がなくて全てジョンウォンの願望が見せた幻覚だった、という結末の方が好みなのですが(そんな幻覚を見せるほど夢を叶えられなかったイジュンに囚われていることが切なくて心が痛くて、それがいい)、そう考えるにはちょっと気になる部分もあるんですよね。消防士として再会したイジュンの初出動として消えた<ソミ>を探す描写があるのですが、そこでジョンウォンとイジュンの事件の結末が違っていて。ジョンウォンは<ソミは猫>、イジュンは<孫娘ソミが死んだ>と現場で聞きます。消防士イジュンが全て幻覚なら、歪曲された記憶の描写は必要なさそうですよね。ジョンウォンは救えなかった<孫娘ソミ>のことも、猫だったと事実を歪ませることで心を保っていたのかもしれません。だからやっぱり<消防士イジュンの初出動>自体はあったのかなと。

 あと、私の記憶が正しければなんですが、イジュンの死を思い出した時から、紺だったイジュンのネクタイが銀に替わるんですよね。私は勝手に殉職した消防士が銀色のネクタイで埋葬されるとかかなと思っていて、イジュンの死を表してると思ってたんですが、これは勝手すぎる勘違いでした。調べたところ、2018年から消防士の制服のネクタイの色が銀から紺に変わったらしいんですよね。つまり、2018年のジョンウォンの元に現れたイジュン(紺ネクタイ)は実際には存在しない幻覚だとジョンウォンが気づくことで、過去に実在していたイジュン(銀ネクタイ)に変わったのかなと。そうなるとやっぱり過去に消防士になったイジュンは存在していて、ネクタイの色が変わる前、つまり2018年より前に殉職したというのが自然かなと思いました。

 

 あとラスト!!ジョンウォンが名誉退職して、イジュンと再会するところで終わります。退職の際に1階級特進という言葉も聞こえてきたのでジョンウォンも殉職したんだと思ってるんですが、これも人によって解釈は様々みたいです。私はイジュンとの再会=あの世という描写で、あの世で一緒に楽しく出動しているふたり、という風に見えるんですよね。でもただの夢かもしれないし、そもそも韓国の消防士事情も知らないから殉職も名誉退職と呼ばれることがあるのかもわからないし(調べても情報出てこず)、単純に退職時に1階級特進する人もいるのかもしれない。情報不足な外国人の憶測にすぎませんが、私はそう感じて、もしほんとにそういうラストなら、私は好きな終わり方でした。

 

 と、ここまで書いてみましたが、楽曲リストを見ながら、え?色々合ってる???ってなってるので記憶に自信はないです!笑 もう一回観れたら色々確認できるのになあ~~って思いながら書いてます。自信もないのもそうですが、そもそも自信があったとしても誰かにこの解釈を押し付けるつもりはありませんので!それにしてもさちる未見の方には何が何だかなブログになってしまった気がします。不親切設計で申し訳ない。イジュンの死因は爆発がきっかけではあるだろうけど、元々残量が少なくなっていた酸素ボンベを持ってきてしまった+パニックで呼吸が浅くなったことで通常以上に酸素を早く消耗したことによる酸素切れなのかなとも思ったり。すぐ近くにいたジョンウォンが無事だったことも踏まえて。それにしてもあの場面、不安に押しつぶされそうになりながらもジョンウォンを信じて付いてきた結果なのがまた辛い。強引だったとはいえ最後までイジュンのことを気にかけてたジョンウォンだったからこそ……。書きながら色々想いも溢れて来ますね。自分で思っている以上に私、さちるが好きな気もします。さちる、また観たい。また何か思い出したり考えが変わったりしたら書き足します!

9月3週連続渡韓の思い出記録

 こんにちは、みけです。9月が終わりましたね!(※終わってない)6月にうっかり3週連続渡韓をしてしまったことはありましたが、3週連続で週末飛んでるのはさすがに初めてなので、振り返りつつ記録を残しておくことにしました。私がいくら飛んでも何も言わない父が、今回ばかりは苦笑いしてました。家族で遠出しようかってなって娘息子の予定を確認してて母に「みけは連休あったら韓国よ」って言われてた時も苦笑してましたが。話が逸れました!正直言って3週連続ってなるとさすがに心身ともにしんどいんじゃないかと心配してたんですけど、荷解きをする前に荷造りをしなきゃいけないってこと以外は特に何の問題もなく(荷解きをサボりすぎ説)、むしろ楽しいことしかない9月になりました!!

 

 

▽9/8(金)〜9/11(月)

 

OZをたくさん観たい!ということで3日連続でスンホンくんが出ているタイミングを選んで飛んだ1回目の渡韓。いつもわりとギリギリで日程を決めがちのため例に漏れずホテルも押さえてない状況だったのですが、シングルがなくて渋々押さえていたツインルームに宿なし友人(人聞きが悪い)が泊まってくれることになったので結果オーライすぎました。

 

かもたまたま取ってた部屋がめちゃくちゃ広くて、喧嘩しても気まずくない広さだね〜って言ったら、戦える広さ!って言われました。物騒すぎんか???

 

今回の旅は、金曜午後半休からの出発です。ソワレである20時公演しか観る予定はないので、それなら午前中働いた方がよくない!?という結論に。8〜12時働いて職場を出て14時台の便に乗れば、余裕で夜公演に間に合うことがわかったんですよね。2時間とか遅延したら話は別ですが、基本的にはホテルも寄れるし劇場にも悠々と行けます。そして今回は遅延も全くなく定時通りに搭乗して離陸待ちしていたのですが、突然韓国から着信が。飛行機内で怪しい電話にとるのも嫌で放置したのですが、電話が切れてから友人のある話が頭に浮かびました。東●インで予約時に伝えていたチェックインに間に合わずに連絡もしてなかったら、キャンセルになっていたという話。何度も電話をかけていたと言っていたということも。フロントでチェックインしようとしてホテルがないなんて、怖すぎます。しかも今回は友人と一緒です。いつも韓国からかかってくることなんてないのに、嫌な予感がしました。公式に載ってる番号ではないものの、友人がキャンセルにあった時は070始まりだったというのも不安に拍車をかけました。しかし電話をかけるにも、海外、そして離陸直前です。すぐにオンニ達に、キャンセルされるかもしれない〜と泣きつきました。事情を話すとすぐに、代わりにかけてあげよっか?とオンニ。かけてくれた結果、やっぱり東●インで合ってたとのことで、私の名前を伝えたら「その人は泊まりますか?」と確認をされたとのこと。23:30〜24:00にチェックイン予定にしていたので、日付を跨ぐ前に決済してね!という話だったみたいなのですが、今まで同じ時間に設定してても電話がかかってきたことはなかったのですごく焦りました……。それにしてもそこでオンニがかけてくれなかったら、私、宿なし?と不安になったまま空の上で過ごすことになってたと思うので、ほんとにオンニに感謝です。無事に仁川に到着し、最近の定番と化している直通鉄道のひとり席でソウルに。ちなみに第2ターミナル着の便は初めてだったのですが、イミグレに並んでる人が誰もいなかったので文字通り秒で出れました。

 

お供はパン屋のパン。あっという間にソウル駅に。ソウル駅では美味しいフィナンシェ屋さん、ブリックサンドに寄りました。

 

ブロック型のチョコが乗ってるフィナンシェです。暑いので溶けるかもと思いつつ、美味しかったからみんなにも配りたいなあと。なお無計画な私はこのみんなが誰のことを指してるのかは自分でもわかっていません。わからんけど、お会いする人に配ろ!毎回そんなスタンスです。

 

前回行った時はなかったのですが、外国語用の説明の紙ができたようで、日本語にしますか?中国語にしますか?と見せてくれました。外国のお客さんが増えたみたいです。日本でも結構紹介されてるみたいで、私の後ろに並んでるお客さんも日本人でした。美味しいし可愛いし、お土産にも自分で食べるにもテンションが上がる素敵なフィナンシェです。まあ溶けちゃったんですけどね……。そうとも知らない私はひとまずホテルまで行ってチェックイン、大学路に向かいました。

 

 

金曜夜公演が終わり、かなり久しぶりにお会いするミュオタ仲間のお姉さんとご飯に。当日になってからたまたま日程が被っていることに気付き、トントン拍子にその日の夜お会いできることになったのでした。一緒に泊まってる友人を連れて行ってもいいか確認すると、お姉さんも友人を連れて来るかもとのことで、私もその時点で友人に声をかけてるわけではなかったので笑、最少2名、最大4名のゆる約束が成立。結局お互い友人を連れて来たので4名での楽しいご飯になりました!新しい出会いはいつだって嬉しいし楽しいですね。ご飯場所は私達が泊まってた東大門側に来てくれるとのことで、深夜までやってるサムギョプサル屋さんに。

 

せっかくなら美味しい店に行きたいので評価が高いお店を選んだんですが、一瞬サムギョプサル屋さんに見えなくて焦りました。ちゃんとサムギョプサル屋さんでよかった〜!(?)

 

ミュオタトークに花を咲かせながら深夜に食べる焼肉、最高でした。お姉さんとはほんとに久しぶりにお会いしたんですが、先月会ったかなってくらいのブランクのなさで気兼ねなくワイワイお話できました。(ブランクとは)初めてお会いしたお姉さんの友人ともすぐに友だちになり(勝手に友だち認定をして)、一緒についてきてくれた友人にも新しい出会いがあって、コロナ前ってこんな感じだったな〜って懐かしくなったり。みんなでワイワイやってる中に誘ったり、逆に混ぜてもらったりして、知り合いが増える楽しさがありました。今は1対1で会うことが増えたんですが、みんなで楽しく深夜まで騒ぐのもやっぱり楽しいですね。おかげで初日から楽しい夜になりました。

 

帰りに寄ったコンビニで見つけたポン菓子。ビースティを懐かしみながら撮る私。あんにょん、私の夏……。

 

こちらはカップ型のコーンフレークいいなあと思って撮ったやつ。日本にもあったりするのかな?

 

友人がくれたお土産。いちごケーキ美味しいし可愛いですよね。東京とかに行っても自分だと嵩張るからなかなか買って帰らないので、美味しく頂きました。

 

こちらはお姉さんに頂いた真っ青なサメのグミ。メロン&いちごオレンジという見た目からは想像のできない味をしてたのが面白かったです。そして美味しかった。

 

そしてこの夜アイスを食べた気がするのですが、写真に残ってなかったです。そんな余裕ないくらい溶けてた説ある。そのアイスを買った時に2+1だよ〜って店員さんに言われて、冷凍庫ないからなあ〜って1つで買ったんですが、まさか翌日カチカチになったヨーグルトが冷蔵庫から発見されるとは思いもよりませんでした。

 

 冷蔵庫の上方って冷凍庫になるんですね!?知らなかった。朝からヨーグルトアイスを食すことになるとは。チョコを混ぜて食べるなんて不可能です。とりあえず入れてみたものの、ほぼ別々に食べました。

 

さて、土曜の朝はオンニに会いにちょっとだけ遠出です。先にお店を決めてたのですが、ネイバーには11時オーブンってあったし何ならその店のドアにも11時オープンって書いてあったのに何故か12時オープンだったので諦め、近くにあったお店でチムタクを食べました。鶏を食べるのが下手すぎることに定評のある私なので必死に鶏を解体しましたが、美味しかったです。チーズトッピングしたから尚更!

 

ご飯の後は、私が気になってたカフェに。なかなか独特なビジュアルのケーキ達が並ぶカフェ、気になりすぎるじゃないですか!オープン直後だったこともあり、お客さんもおらず、窓際の席でゆっくりできました。今度はまた違うケーキを食べてみたいなあ。オンニとはいつも色んな話をするんですが、働き方問題とか育休産休の制度の違いとか、日韓の違いをお互い知れるのが楽しいなあって。そして私ももっともっと日本のことを説明できるように、色んなことを勉強しなきゃなあと思うのでした。

 

 

オンニと別れてホームである大学路へ。オンニ達と合流して、カフェに立ち寄ります。スマホを掲げた瞬間、撮る?って言って自らコーヒーを並べてくれるオンニ達、察しが良すぎて大好きすぎます!笑 なんやかんやで5年目の付き合いになるオンニ達、言わなくてもわかることや上手く言えなくても伝わることが多くて最高です。いつもありがとうオンニ達!(見てないって)

 

終演後は、オンニ達と一緒に期間限定でOZ仕様になっていた人生4カット(プリクラ的なやつ)に。センイルカフェみたいな感じで、ファンがフレームを作って設定できるみたいです。韓国って、ファンが企画してできることが多すぎるし発想が素敵で面白い。ただこのOZ4カット、何故か異様に映る範囲が狭くてぎゅうぎゅうに密着しながら撮るしかなくて笑いました。フレームは後で設定するタイプなので、私の顔の上にOZのキャラクター達が乗りまくってたのも笑ってしまいました。私だけ頭しか写ってない!笑 でも可愛いフレームで撮れたので大満足です。企画してくれたファンの方に感謝。人生4カットの好きなとこなんですけど、撮ってるとこを早送りにした動画がダウンロードできるので、見返すのも面白いです。今回は撮影が始まってから、待って撮れる範囲めっちゃ狭い!!ってなったのでバタバタしてる私たちが撮れてました笑

 

その後はスンデ実録へ。ほんとは前日スンデクッが食べたかったんですけど、あまりにもお客さん多くて入れなかったんですよね。なので念願のスンデクッでした。スンデ実録のスンデクッ、優しい味で定期的に食べたくなります。

 

夜公演まで時間があったので、カフェまでオンニが付き合ってくれました。ここも気になってたカフェだったんですが、いつもなかなか人が多くて座れないんですよね。タイミング良く席が空いたので初めて入れました。名前忘れたけどこのチョコドリンク、美味しかったのでまた飲みたい〜!

 

夜公演終演後は友人と合流してサムギョプサルを食べに。昨日も食べてなかった?って聞かれましたが、焼肉は何日連続で食べても美味しいので問題ないです(?)

劇場近くにある美味しい焼肉屋さん。オススメされてたのと美味しいって話もよく聞いてたので前を通る度に絶対行きたいって思ってました。念願叶って嬉しい〜!ただ、ひたすら親切に焼いてくれるので銀の筒(煙回収と思ってたけど実はあれで上から焼いてたりする?)を挟んだ上に結果的に店員のお姉さんを挟んで座っていることになる私達は、今しゃべっていいのかな?っていう謎の沈黙が数分流れました笑 結局気にせず話したけど!

 

サービスで出してくれた冷麺を食べながら、月1渡韓と言いながら実は今月は月2では疑惑のある友人の持論を聞いてました笑 オタクって面白いですね!(月3の女が言うことではない)お互いの推しの話をするの楽しすぎてもっと話したかったですが、友人がホテルに向かわなければならない時間が来たのでお別れして私もホテルに。

 

事件はホテルで起こりました。キーをかざしてもロックが開きません。何で???????何度かざしてもエラーになります。仕方がないのでフロントに言うと、手続きをして新しいカードをくれました。新しいカードでかざすとロックが解除、部屋に入れました。入れたんですが、ピーッピーッとエラー音が鳴り続けています。え!?なに!!?って思いながら入ってカードを挿そうとしたら、既にカードが挿さっています。なんかわからんけどこれが悪いのか!?とカードを取り替えてみたものの変わらず、ロックキーにある適当なボタンを押したら止まりました。なんかよくわからんけどキー挿しっぱなしだったからエラーになったんかな?って思いながら、もう〜友人カード持って行き忘れとるやん!と思ってラインをしました。

 

友人:え?持って行ってるけど?

私:え?じゃあこの挿さっとるカードなんなん?

 

怖すぎます。清掃を頼んだわけではないのでタオル類もちゃんとドア前に置いてありました。ひとつは私の手に、もうひとつは友人の手に、そして目の前に謎の第3のカードが存在しています。意味がわからなさすぎて、友人に早く帰って来てほしいとラインをしました。シャレにならないくらい心臓バクバクさせながらベッドの下を確認したりトイレやお風呂を確認しましたが、幸い誰も隠れてませんでした。(いたらやばすぎる)結局友人も10分ほどで帰って来てくれたのですが、マジであれはなんだったんだろ……。

 

気を取り直して日曜日!昼から予定があるのでそんなに時間がないにも関わらず、その前の時間でも大丈夫とわざわざ大学路に来てくれた優しすぎる友人とカフェへ。お互い渡韓してから日程が被ってることがわかったのもあって、会えるタイミングがここしかなく……!!

 

時間的にちょうどオープンだったので、気になってたカフェに付き合っていただきました。

 

クロッフル美味しそう〜!ってメニュー見て言ってたんですが、オープン直後だったのでまだできてないと言われ(韓国カフェあるある笑)、飲み物だけに。でもオシャレ空間で美味しいドリンク飲みながらお話できて楽しかったです。私のマジックショーの推しとかスンホンくんの話を楽しみにしてくれてる友人!嬉しすぎる。この友人、私が知ってる中で1,2位を争うくらい苦労してソウルに来られてる方なので苦労話も聞きつつ、韓ミュ、罪深いなと!!笑 でも普通に地元にだけいたら会えないような距離の方に会えるのって醍醐味だなあとも。

 

昼は約束してたオンニとご飯に!劇場のビルに入ってるご飯屋さんで私はトンカツを食べました。学食の味!!!って懐かしくなったりしつつ笑、一緒に連れてきた友人と楽しく3人で昼ご飯しました。このオンニには「ソウルに住んでる知人よりもみけちゃんに会ってる!」ってよく言われるんですが、私も地元の友人より断然オンニに会ってます笑

 

昼公演は通路からひとつ入った席だったんですが、通路席をとってた友人が代わってくれましたㅠㅠ 私の席の方が後ろだったにも関わらず、優しすぎる……。ちなみに友人が先に着いたら隣の席がオンニで笑ってしまいました。私オンニと連番する予定やったん?笑 その公演に来るって知らないオンニだったので、あまりの偶然がほんとに面白かったです。

 

昼公演後は、友人と一緒にチュロス屋さんに。友人が気になってるって話してたとこだったんですが、私も通る度にチュロス気になるな〜って思ってたとこでした。

優しい店長さんらしき方が日本語で話しかけてくれたので日本語で返してたのですが、注文する時は普通に韓国語で頼んだら、「あっ韓国語上手なんですね…」って驚かれて、それからは韓国語に。でも日本語で対応しようとしてくれる優しさがすごく嬉しかったし、「〜って日本語だと何て言うんですか?」とか聞かれたりしてちょっとだけ交流できたのも楽しかったです。レジからちょっと離れた席に座ってるのにレジから話しかけてこられるので店内に会話が響き渡ってましたが笑 チュロスもおいしくて、また来たいね〜!って話しながら店を後にしました。

 

夜公演後は、バタバタ空港へ。帰国は次の日なのですが、翌朝が早いの少しでも長く寝たいなと、いつも空港内のダラクヒューに泊まってます。空港のお店が空いてたらいいなあと思いましたが、ギリギリのところで閉まってて残念でした。空腹は友人がくれたお土産で凌ぎました。美味しかった。(あまりにも地域特定されるお菓子なので写真は撮ったけど割愛)

 

翌日は無事に目覚めて空港へ!いや前日から空港だったけども。アールグレイティーラテだったかな?美味しいので迷った時はこれにしてます。どうせ後で朝ごはんをたくさん食べることになるので、仁川では飲み物だけです。このまま定時に飛び、無事に9時出勤に間に合いました!職場から出発して職場に帰る渡韓、大成功です!やったね!!!

 

 

▽9/17(日)〜9/18(月)

本来なら2週連続は避けたかったのですが、スンホンくんのOZマッコンがあるのに行かないわけにはなりません。渡韓再開したのが去年の8月ですが、初日(正確には初日は行けなかったけども)からスンホンくんの出演しているミュージカルに通えたのは初めてなので、それなら楽も絶対に見届けたい!という気持ちが強かったんですよね。幸い月曜は祝日だし、職場の目を気にする必要もありません。土曜も休めたら嬉しかったんですが、よく考えると(よく考えなくても?)前週に3泊4日してる身なので、ほどほどの日程にしてよかったと思います。

 

元々昼は気になってる作品を観る予定だったのですが、オンニ達とザ現代ソウルというショッピングモールに行きたいねという話になり。まあ11月までにはどこかで観れるかあってことでザ現代ソウルに行くことにしました。私の目的はコンバースのカスタムショップだったのですが、8月いっぱいで閉まったとのことでした。悲しい。(ただ海外コンバースは権利の関係で日本に持ち込みが厳しいとのことですが><)

 

オンニの目的はディズニーストアだったんですが、韓国で初めてオープンしたとのことで、イベントがあったりと大盛り上がりでした。イベント会場には大きいミッキーも設置されていて、お客さんもたくさん。イベント会場には入っていないので実際に何が行われていたかは謎のままですが、大きいミッキーにテンションが上がりました!

 

ディズニーストアの方は小さめだったこともあり、尚更お客さんでぎゅうぎゅう。かわいいスティッチグッズもあってテンションが上がったんですが、地元のディズニーストアにもあるかもな?と思い留まりました笑

 

食事はフードコートで!ザ現代ソウル自体が新しいので、フードコートも新しくて綺麗でした。日曜だったこともあり、席はとにかく争奪戦。オンニ達いわく、いくら日曜でもここまで混んでるのはすごすぎる……とのこと。そんな戦場でなんとか3人分の席をゲットし、昼ご飯にありつけました。

 

私とオンニはハンバーグ、もうひとりのオンニはとんこつラーメンに。福岡民としては海外のフードコートのとんこつラーメン、気になるじゃないですか。

 

さすがに一人前食べる勇気はなかったのでオンニに一口もらったのですが、私の知ってるとんこつラーメンではありませんでした。そりゃそうだ。スープの味は近い気がするのですが、麺が馴染みのない麺すぎて。地元のラーメン屋さんで塩ラーメン麺やわらかめを注文してるお客さんがいると二度見してしまうようなとんこつラーメン一筋人間なので(人の好みは尊重しよう!)、とんこつラーメン……?とはなりましたが、面白い体験でした。ハンバーグはめちゃくちゃ美味しそうな写真とのギャップに一瞬あれ?となったものの笑、美味しかったです。宣材写真(?)は美しく撮りますよね、そりゃ!

 

帰りがけにパン屋さん。ひとり1個ずつパン選んで分けよ~~とか言ってたのに、何故か4個になってました笑 私にいたってはクッキーシュー頼んだからパンですらないけども。

 

これは何だか高級そうな薬菓。うちの母が薬菓が好きなのでお土産にと思って買ったのですが、リュックひとつで渡韓している私にとっては荷物になりすぎたので、この可愛い箱は解体して中身だけ持って帰りました。計画性なさすぎんか???

 

オンニが切り分けてくれたパン。パンを食べながら、私が映っている番組を探すオンニ達……まさか韓国では大画面に映っている自分の顔を見ることになる日が来るとは思いませんでした笑

 

夜公演も終わり、少しだけ時間があったのでみんなでカフェへ。いつも予定をギチギチに予定を詰めがちな私なので、みけ今日も約束あるの?って言われたんですが、ないよ~って返したら、えらい!って褒められました笑 予定を入れてないだけで褒めてくれるオンニ。カフェではそれぞれ思い思いのドリンクを頼んだのですが、思いがけずOZっぽい色合い!?ってなって笑いました。そんなこんなでOZお疲れ会をして、それぞれの帰途へ。

 

いつもは仁川空港のホテルに泊まるのですが、今回は翌日が休みということで少し遅めの朝便をとっていたので、雲西のホテルに。いつも乗っている直通列車は止まらないので各停の一般列車に乗り込み、同じく雲西駅の近くにホテルをとっている友人とラインをしていました。そして時間合ったら雲西駅の近くで夜食でも食べる?という流れになったのですが、ラインしながら、え?同じ空港鉄道に乗ってる?となり……。顔を上げたら、斜め前に座っている友人が!笑 えっ……って素で言ってしまったのですが友人は気付かず、隣の人に不思議な目で見られるという切なさ。前見て、とラインを送り、お互いそんなことある???となりながら一緒に雲西駅に向かいました。

 

雲西では24時間営業のキンパ屋さんに。友人とはホテルはまさかの逆方面だったのですが、夜食でお腹を満たして解散しました。ほんとにまさかの偶然でした。

 

これは友人にもらったキリン!!!めちゃくちゃ可愛い〜〜〜!!!ありがとう〜〜〜!!!オンニ達には乳牛と言われましたが、こんな色の乳牛おらんやろ!!!(私が持ってると全部乳牛と言われるネタ)

 

翌日はカフェに寄ってから空港に向かいました。カフェを見つけるとつい立ち寄ってしまう癖、どうにかしたいですね!そんなこんなで2週目の渡韓も無事に楽しく終わったのでした。

 

 

9/22(金)〜9/24(日)

本来なら3週連続は避け(以下略)、この日程で飛ぶと良い感じのキャストで観れるな~って悩んでたところ、ミュオタ仲間のお姉さんからこの日程で飛ぶよ~と連絡が。しかも観劇予定の公演が3つ被ってます。え~~~~これはもう飛ぶしかないな~~~~ということであっけなく3週連続の渡韓が決定したのでした。

 

今回も午後半休からの空港直行コースです。前々回に引き続き定時運行に感謝しつつ、無事に仁川着、イミグレも1人ずつしか並んでなかったので一瞬で通過できました。ただ直通列車は売り切れ寸前。どの車両も1,2席。大好きな個室席はもうないかも、と思いながら全車両を確認していると1席だけ空席が!ギリギリで確保して、快適空間でソウルへ向かいます。ソウルに向かってる空港鉄道の中で、お姉さんから連絡が。元々観劇後にご飯の約束をしていたのですが、観劇前もお時間があるとのこと。私も思った以上にスムーズにホテルに着きそうだと連絡すると、カフェに誘ってくれました。オシャレなカフェを見つけるのが上手なお姉さんなのですが、ナクサン公園の近くに気になっているカフェがあるけどちょっと時間的にどうかなと迷っている、とのことだったので、行きたいです!と即答。大学路大好き民の方ならよくご存じだと思うのですが、ナクサン公園って大学路からやや登山レベルの高さにあるんですよね。地図で見ると近く見えても意外と時間が読めないっていう、観劇前とか間にふらっと行こう~とはなかなかならない場所だったりします。(マチソワ間登山余裕民の方いらっしゃったらすみません!!)いや個人的にはふら~っと行きたいのですが、行きたい店って大概ひとりで入りにくそうなオシャレカフェなんですよね。だけど気軽に誘うには登山すぎるから、体力と時間に余裕がある人しか誘えなくてハードルが高いのです。なので、そんなナクサン公園近くのカフェに誘われて、断るわけがありません!!!そもそも私は住んでる時に何度もナクサン公園に登ってたくらいナクサン公園が大好きなので、もしお姉さんが目の前にいたら引くレベルで食い気味で返事をしていた自信があります。

 

ホテル前でお姉さんと合流し、カフェに向かいます。ふたりだしタクシーで行こうって話してたのですが、カカオタクシー全く捕まらず。諦めてバスで行きました。大学路側から階段階段階段地獄を登れば10分とかで着くナクサン公園ですが、バスだとめちゃくちゃ迂回するんですよね。それでも登山目的ではないタイミングだと乗っていれば頂上(?)まで連れてってくれるバス、ありがたい。お話してたらあっという間にナクサン公園付近に到着。

 

天気はすごく良かったのですが涼しくて、とてもちょうどいい気候でした。バスを降り、歩いてカフェまで向かいます。何気ない街並みですが、生活感がある土地っていいですよね。

 

カフェ到着!!住宅街に突然現れた素敵な雰囲気のカフェに、テンションが上がります。前に行ったことのあるドーナツ屋さんの近くのカフェだったのですが、そのドーナツ屋さんと系列店とのこと。

 

中もすごくオシャレで、いちばん映えそうな窓際の席は先客がいたものの、広くてゆっくりできそうな奥の部屋に座ることができました。なんだろう、ほんとに独特の雰囲気のお店でした。

 

こちらは香港プリン的なやつとドリンク。(覚えてなさすぎ)私のは香港ミルクティーだった気がします。なんかすごく紅茶感があって美味しかったです。今この写真を見ながらプリンどれ?って思われてる方がいるかもしれませんが、左がカラメルソースの乗ったプリンです。ほんとはフレンチトーストも頼む予定だったのですが、ピーナッツ入ってますが大丈夫ですか?って店員さんに聞かれ(聞き取れなくてお姉さんが教えてくれた)、テンパってしまったピーナッツ嫌いの私は知らず知らずのうちに注文キャンセルしてしまったのでした……。ピーナッツだけ抜いてくださいってちゃんと言えばよかった!そんなわけで私のせいでフレンチトーストのおあずけをくらってしまったのですが、大丈夫だよ~と寛容なお姉さんㅠㅠ ピーナッツ抜いてくださいって言う練習をしておくことを誓ったのでした(そこ?)

 

さすがナクサン公園近くのカフェ。標高もきっとかなり高いので、街が一望できます。私がナクサン公園が好きな理由が空気の良さと展望の良さなんですが、こういうカフェだとおしゃれ空間にプラスして展望の良さまであるので一石三鳥ですね。やや陽が落ち始めた街が綺麗でした。いや、実際はここまで夕焼けちっくではなかったですが!笑

 

カフェを後にして、我々のホームグラウンドである大学路に向かいます。ほぼてっぺんでは?くらいには高い場所にいたので、後は下るだけ!NAVERマップを信じて進みますが、え?ほんとにここ......?みたいな道に案内されまくる私達。観光客どころか人も見かけない謎の道、地元の人くらいしか通らないのでは……?だけどNAVERマップが言うなら仕方ありません。それに繰り返しますが後は下るだけ!!!どんな道でも大したことはないはず。そう笑いながら地図の指示通りに道を曲がった、その瞬間でした。

 

え?????

 

嘘みたいな階段が現れました。後は下るだけでは……?突然の裏切りです。何かの間違いかなと思いましたが、NAVERマップは普段日常生活をしている中でそんなに昇ることのない程のその長い階段を昇れと示しています。夜公演を観るためには、この階段を上る他に術はないようです。(おおげさ)ひとりだったら単純に絶望ですが、ふたりなので笑いながら(そして息切れしながら)頑張って上りました。

 

涼しい夕方だったのに何故か汗だくで大学路に辿り着くという不思議な状況になったんですが、大学路に向かう道のりがなんだかとっても心穏やかで、幸せだな~ってしみじみしたのでした。

 

夜公演後は、人生4カットに。一緒に撮りませんか?とお誘いしたら快く応じてくれてありがたいです。どこで撮ろうかなとうろうろしてたんですが、誰もいないお店を見つけたのでここにしました。撮る前にどんなポーズで撮るかの打ち合わせもしたんですが、ミュージカル<七七>を観た後だったので指で七を作ってみたり、指で猫耳を作ってみたり。私はひとりで赤いリボンを付けて浮かれ野郎だったのですが、邪魔だったので結局ほとんどリボンなしで撮りました笑 スマホで撮ってデータで残る写真も好きですが、人生4カットは確実に形に残るので嬉しいですね。

 

その後、気になっていたおしゃれなピザ屋さんへ。いや別にピザ屋さんというわけではないと思うんですけど、ピザとお酒がメインのおしゃれなご飯屋さんを上手く形容する言葉が見つかりませんでした。ひとりで入れるお店と入りにくいお店ってあると思うんですけど、個人的にはここはひとりでは難しい……!

 

時期的にルーフトップの席もいいかもね~と話してたんですが、ルーフトップ階は開けていないとのこと。ですが案内された席は天井がなく、結果的にルーフトップ席でした。(何回ルーフトップって言うん)席の真横にある柱のせいで上手く写真は撮れなかったのですが、座ってるだけで気分が良くなる雰囲気の良さでした。ピザとポテトとお酒を注文し、色んなお話をしました。1対1でゆっくり話せる時間って幸せですよね。時々1対1で話せば話すほど自分のことが嫌になってくる相手もいるのですが(その相手のせいではなくて、自分の中の問題です!)、お姉さんと話してると、なんだろう、自分ってダメだなあって思ってる部分も違う見方で肯定してもらえたりするので、自己肯定感が上がる気がします。でもそれって相手をしっかり見てるからこそですもんね。しっかり相手に向き合う姿勢、ちゃらんぽらんな私にはないものなので尊敬です。私も誰かにとってそういう存在でいられるよう、頑張りたいです。突然の自分語りになったな。

さて、そんなわけで(?)どんどんお客さんがいなくなるので何時に閉まるんだろう……と思いながらも話し続けてたんですが、深夜1時半を過ぎた頃に店員さんからお声掛けが。深夜2時に閉まるようです。まだまだずっと話していたい気持ちもありましたが、翌日もお互い予定もあるし、と解散しました。

 

いや寝るんじゃないんかい。そう心の中でつっこまれた方もいらっしゃるかもしれませんが、寝るつもりだったんです。その前に友人にスタンプカードを届けてスタンプカードをもらうというミッションがあったんですが、気付けばド深夜。さすがに寝てるかなと思いながらラインしていたところ、まだご飯を食べていたという予想外の返信が。とりあえずスタンプカード交換することになり、ホテル前で会ってたんですが、なかなかの長話になってきたので、それならちょっと飲み物でも買ってロビーで話す?という流れになり……。一緒にコンビニに行って飲み物を調達し、4時まで語り明かす結果に。私はミルキー印のいちご牛乳を買ったのですが、ミルキー感は一切感じない謎のいちご飲料でした。友人いわく、三角のいちごミルク味のキャンディー。言われてみればほんとそんな味。ミルキーとは???となりましたが、まあそれは置いといて。写真に一緒に写ってるのは友人のお土産の切り抜きバウム(で合ってたっけ!?)の空港限定バージョン。いくつかあるパターンから選ばせてくれたんですが、消防官ミュージカル<さちる>の制服に似ているという理由でこちらに。お腹を黒く塗ってあげたい衝動に駆られますね。友人とはあほな話もたくさんしましたが(いつものこと)、ミュージカル<七七>のわからなかったところ確認を。いやふたりで話しててもわからないところは多々あるんですが、お互いなるほど~という部分もあって、次回の七七観劇に役立つ確認ができてよかったです。(※深夜3時)

 

翌日は自分との約束だけ入れてたので、ひとりで目的地に向かいます。乗り換えたくなかったので東大入口駅まで歩いたのですが、ひとりで知らない街をのんびり歩くっていうのがソウルに住んでた時みたいで懐かしくなりました。誰かといるのも楽しいけど、ひとりで歩き回るのもやっぱり大好き。さて、今回の目的地は西大門刑務所歴史館。前から一度は訪れてみたい場所だったのですが、なかなか時間がなく、今回は金曜からソウル入りすることで時間に余裕ができ、やっと実現したのでした。誰かを誘って行くことも考えたのですが、記念館や博物館に行くとひとりでずっと見入ってしまって周りを待たせてしまうことが多いので、今回はひとりで行くことを選びました。

 

チケットは券売機で購入。大人1人で3000ウォン。安いです。

 

最初の印象は、とにかく広い!!方向音痴な私なので全部ちゃんと見て回れるか心配でしたが、観覧ルートの看板もあったので順番通りに見て回ることができました。(それでも見落としがあるかもですが)クチコミもちらっと読んできたのですが、中には「日本語訳があるものとないものがあるけど日本人には読ませたくない内容でもあるのか」みたいなやや否定的なものもあって、でも実際には<メインとなる展示には韓国語・英語・日本語・中国語があって、それ以外の展示は韓国語と英語になってる>というだけでした。日本語のあるものは日本語訳の方がやや簡略化されてはいるものの、内容としてはほぼ同じ。当然といえば当然ですし別にそう思って行ったわけではないですが、特定の言語だけ作為的に読めないような造りになっている、というわけではありませんでした。歴史館の中にある資料や展示はとにかく膨大で、一度にすべてを飲み込んで整理するには時間も自分のキャパも足りませんでした。でも、行って良かった。読んだもの、見たものすべてを消化はできなくても、じっくりゆっくり向き合うことができてすごく有意義な時間になったと思います。

 

ホテルへの帰り道、途中下車をして気になってたカフェに。日本でも色んなところで紹介されてて有名なカフェらしく、お客さんで賑わってました。トトリガーデン……トトリは韓国語でどんぐりという意味なのですが、なんかすごく既視感のいるキャラクターがいるな……?インスタで見た時から、おや……?と思ってはいたのですが、足を踏み入れてみるとジ●リの音楽が。おやおや……?

 

これはセーフなのか……?と疑念を抱きつつも、中へ。一軒家まるごとカフェになってる仕様なのですが、外観も中身もかわいいんですよね。

 

お目当てのどんぐりマドレーヌ。種類も豊富で、何より可愛い。配置もすべて可愛く、人気な理由もよくわかります。中サイズの青い彼が脳裏に浮かぶものの、マスコットキャラクター印のギリシャヨーグルトも美味しかったです。これはパクリだとクチコミで叩かれてるんじゃないかと勝手に心配になりましたが、ジ●リの世界に来たみたいで楽しかったです!みたいな内容がほとんどでした。まあ明らかにオマージュではあるけどキャラそのものじゃないしセーフなのかな……??と、そんな疑問を抱きつつもちゃっかり可愛いどんぐりマドレーヌを買い、カフェを後に。味も美味しかったです!人気なだけある!

 

昼公演後は、カフェに。友人の好きな俳優のセンイルカフェをやっているとのことで立ち寄ってみたのですが、全体的に紫っぽい空間でした笑 センイルカフェ専門のカフェなのかな?メニューが全てその俳優さんに関連してる名前になっていて、頼む時は悩みましたが普通にドリンク名で注文しました。<フックが帰ってきた>ください!って叫ぶ勇気はなかった。(別に叫ぶ必要はない)

 

夜公演後は遅くなりそうだったので、ソルロンタンのお店に。前に行った時は気付かなかったのですが、このお店24時間営業とのこと。ソルロンタン以外にもマンドゥや冷麺もあるので、困ったときの食事処に良さそうです。そんなに時間がたくさんあるわけではなかったので、ササッと食べてお互いの劇場へ。

 

夜公演が終わり、そのままホテルに向か……おうとしましたが、チュロス食べたいなと思い立ち、チュロスのお店へ。前々回に行ったとこなのですが、ソンムルセットという3種類の小さいチュロスの詰め合わせがあるんですよね。

 

いや誰に会う予定もないよね?????

計画性のなさに定評のある私です。買った後で、チュロス食べる人~!とツイッターでゆる募しました。(ニッチすぎるゆる募)

 

さて、チュロス屋さんから直接ホテルに帰るべき私ですが、気になっていたカフェに。チェーン店らしいんですが、カフェの名前は<感性コーヒー>。わかる人にはわかるネタ。

 

理性というものが存在しないので、チュロスを片手に、ハーシィズとのコラボのチョコドリンクを片手にホテルに帰りました。私の理性、どこかに落ちていたら拾っておいてください。

 

さて、こちらは深夜のお茶会会場です。ゆる募していたチュロス食べてくれる人のツイートを見た友人が連絡をくれ、チュロスをもらいに来てくれたのでした。ちなみに朝はどんぐりマドレーヌを押し付けに行きました。何でももらってくれる友人、ありがたすぎます。しかし夜公演の後は遅いからご飯行けないね~と言いながらソルロンタンを食べて別れた友人と、23時に再会という謎すぎる状況です。でもせっかくならと、たまたま友人と同じホテルに泊まってるお姉さんにも「チュロスいりませんか?」と連絡をしてみることにしました。(唐突すぎんか???)旅先でなければあまりにも非常識な時間です。いや旅先でもなかなか非常識な時間です。でもそんな突然の連絡にも関わらず、お姉さんも何か分け与えてくれるとのこと。深夜の物々交換です。友人もお姉さんもゆるい恰好、私はパジャマらしきものがないので昨日の服という全員雑な装い+すっぴんでホテルのロビー大集合。深夜のお茶会改め、深夜合宿です。

 

これはお姉さんが分け与えてくれた、クルンジ。クロワッサン+ヌルンジでクルンジらしく、クロワッサンを平べったくしたもの(説明下手すぎる)らしいんですが、ガーリックが効いてて美味しかったです。それにしてもクロワッサンの可能性、無限すぎる。

 

深夜合宿用のドリンクはコンビニで。いつも気になってたけどなんとなく買うタイミングを逃していた袋ドリンク+氷カップでお店のようなコーヒーにできるやつ。時間が時間なのでカフェは空いてませんが、気持ちはカフェ気分です。テンションが上がります。それぞれドリンク片手に、ミュージカルの話や韓国語の話で盛り上がりました。友人とお姉さんは一度だけ会ったことがあるとのことでしたが、その時も私を通じて会ったとのことで、ふたりとも覚えていたのに私だけ言われてから思い出すという失礼さ。こういうとこだぞ、私……。でもふたりの二度目ましての機会にも立ち会えてよかったです!(どういう立場)3人で話してたら気付けば4時になってたくらいずっと楽しくて、終電全く気にせず一緒にいられるのも旅の醍醐味だなって。終電どころか始発が出発する時間が近づいてきた頃に解散したのでした。好きな作品や好きな俳優もそれぞれで観てる作品も被ってたり被ってなかったりするんですが、お互いがお互いに自然と好きなものを尊重できているのでただただ楽しい気持ちでいられたような気がします。また深夜合宿できたらいいな!(深夜限定?)

 

翌朝は4時半に寝て9時に起きてチェックアウトを済ませ、事前チェックインに。昼公演を観て夕方の便で帰るというギリギリスケジュールのため、事前チェックインなしでは不可能なんですよね。ソウル駅にある都心ターミナルは日曜朝ということでなかなか並んでいて、特に日本人が多かったです。40分ほどかかったものの無事に手続きを終え、また別の友人と待ち合わせをしている大学路に。友人が提案してくれたお店が気になっていたのですが、オープン直後に行くと既に13組待ちだったので諦め。別の店に行こう~と話していた時に目に入ったお店がたまたま私が気になっていたハンバーグ屋さんだったので、そこに入ることになりました。開いている時間帯が微妙でいつも諦めてたんですよね。しかもひとりだとなかなか入りにくい雰囲気なのでひとりでの挑戦も難しく。なので個人的にはすごく嬉しかったです!

 

伸ばし棒と句点の位置には一言物申したくなりますが笑、おしゃれな看板です。お店の中もすごく綺麗で、全席カウンター席という高級店のような造り。

 

あえて韓国で日本風のお店に?という感じもしますが、オンニが行っていて気になってたんですよね。韓国で卵かけご飯、新鮮な感じです。牛肉ハンバーグと羊肉ハンバーグがあるんですが、せっかくなので1つずつのセットにしました。調味料もたくさんあって、個人的にはレモン塩という名のみじん切りのレモン果肉入りの塩(で合ってるか自信ないですが笑)が美味しかったです。

友人には最近観た気になる俳優について熱く語ってもらったんですが、まだ推しじゃない!と言い張ってて、입덕부정기(オタ入り否定期)だ~~って笑ってました。いや私笑える立場じゃないんよ。

 

その後はまだ少し時間もあったのでカフェへ。前々回クロッフルを食べたかったけど食べられなかったお店です。雰囲気もおしゃれだし、適度に空いているのでお話しやすいんですよね。ここでもミュージカルの話で盛り上がって、お互いの劇場に向かいました。考えてみるとふたりでゆっくりご飯を食べるのは初めてだったんですが、韓ミュという最強の話題があるので話が尽きなかったし楽しかったです。私は何かに狂ってる愛の重いオタクと話すのが大好きなのですが、お互いに情緒を乱されている作品について語り合ったりできたのも楽しくて、あっという間でした。

 

楽しい時間は一瞬で過ぎ去り、昼公演も終わり、後は帰るだけになりました。少し時間があるとすぐに何か物を食べに走ってしまう私なので、ダンキンドーナツへ。結局食べずに持ち帰ったのですが、勢いで買うのでこういうことを多々やらかす私です。学習して。

 

これは昼公演前に一瞬会えたオンニが、みけちゃんあんまり寝てなくて疲れてそうだったから!って渡してくれたビタミン系のいろいろ。劇場到着もなかなかギリギリになりそうって連絡来てたのに、わざわざ薬局に立ち寄ってくれる優しさに泣けてきます。

 

帰りの便は元々遅延が決まっていたので余裕の到着だったのですが、更にまた遅延をしたので結局1時間近く遅れての地元到着となりました。それでも22時には家に到着できたので、朝イチで帰ってそのまま出勤よりも断然長く寝れます。今後も大学路昼公演だったら夕方便帰国ありだなあと改めて思ったのでした。

 

そんなわけで私の3週連続週末渡韓、無事終了です!体力的にはなかなか大変な1ヶ月でしたが、気持ち的にはずっと楽しい1ヶ月でした。予定をガチガチに詰め込むのも充実してて楽しいけど、ゆるめに予定を組んで気の向くままに行動したり急遽タイミングが合った友人と会ったりするのも楽しい。1対1で人と会うのも楽しいし、複数人で話すのも楽しいし、ひとりで好きなことするのも楽しい。どう転んでも楽しいことが改めてわかったので、これからも体力と時間と通帳と相談しつつ、渡韓楽しんでいきたいと思います。

 

こうして振り返ってみると、ひとつひとつが楽しい思い出で、会ってくれたひとりひとりに感謝の気持ちしかないなあと。ハイペースで飛んでると一回一回のありがたみや記憶が薄れるのも正直なところで今後は渡韓自体を減らして一回一回を大切に飛ぶべきかなとも思うのですが、飛んだ数だけ楽しい思い出が増えていくのも事実なんですよね。たくさん飛ぶにしろ、たまに飛ぶにしろ、一回の渡韓を大切にしていきたいと思います。これはもうしつこいくらい何回も言ってるんですけど、私は運の良さと環境にはすごく恵まれてると思ってて、優しい人に出会える運の良さと良い人に囲まれている環境の良さのには自信があるんですよね。そのおかげでいつも楽しい渡韓ができてる。だけどその環境にあぐらをかかず、感謝の気持ちを忘れずにこれからも人生楽しんでいきたいです!(壮大)