なんでもないこと、みーっけた

飽きずに綴っていけたらいいな

2018/8/5(日)昼:フランケンシュタイン

念願のウヒョクビクター×チサンアンリペアを観てきました!

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犬コンビ尊い……!!!!!
大型犬なミンビクも子犬なチサンアンリも認識してたけど、並ぶと破壊力はんぱない!!!!!

身長差萌えという持病(?)があるので絶対ツボだろうなと思ってましたが、身長差だけじゃなくビクターとアンリの親友感とか気を許し合ってる感とか、そういうふたりの間の空気もめちゃくちゃよかった!!です!!

この回のミンビクは、よく笑ってよく泣くビクターでした。わりといつも感情爆発してるイメージはあるけど、この回はいつにも増して特に泣いてた気が。そして高笑いが多かった。悲しい高笑い。チサンアンリとの仲の良さが際立ってたからこそ、切なかった……。

ミンビクの、酒場での「ワン!ワンワン!」はめっちゃ笑いました。酒場の客の「개소리(でたらめ的な意味)」に対してなんですけど、개=犬、소리=声、だから犬の鳴き真似して煽ってるんですよね。ミンビクのそういう余計なことしちゃうところ、好きです。愉快に人の神経を逆撫で。笑 そしてやっぱり肝心の話は聞いてないから、チサンアンリが、僕には親も兄弟もいないけど〜って歌ってるのは聞かずにボーッとしてて、周りに、お前のことじゃーん!ってやられてやっと、え?俺?ってなるの可愛い。そしてこのふたり、ほんっっっっっとに仲良し感が溢れてて、いい。明るいビクターと明るいアンリ。チサンアンリが盛り上げ上手だから、ミンビクも引っ張られて一緒にノリノリになってるのがまた嬉しい。

my初日のドンチサ以来のチサンさんのアンリでしたが、チサンアンリが好きー!!って改めて。チサンアンリの「君の夢の中で」は、やっぱり号泣です。覚悟は決めてる。だけどやっぱり死にたくない気持ちはあって。ビクターと研究を続けていきたい気持ちがあって。だけどそれ以上にビクターを想っていて、自分が死ぬことでしかビクターを生かすことはできない、ビクターとふたりで見てきた夢を叶えることができないということを強く思っていて……チサンアンリは葛藤があるんですよね。そこがまた切ない。だめだ!ってずっと言ってるミンビクも切ない。

怪物、覚醒。狂ったかのような高笑いをあげるミンビクと、生まれたてのチサン怪物。歩いてきた怪物を抱き止め、「よくやった……」と噛み締めるように背中をトントンするミンビク。そんなミンビクの真似をするようにグーでトントンとミンビクの背中を叩く怪物。それに気づいたミンビクの嬉しそうな顔と、そうだ!!とばかりに「잘했어!!」とくり返すミンビクが、この後の展開を思うとすごく切なかった。

ミンジャック、帽子を落とすの巻。あのカツラって帽子にくっついてるんですね。クルッて回った時にポロっと落ちて、最初は何が起きたかわかりませんでした。笑 背中をこちらに向けたまま、あーー!!!って後頭部をかくミンビク。途中で帽子拾ってイゴールに投げて、そのまま最後まで踊り通したのは流石だな〜〜って感動してたら、2回目だとかで。誰かミンジャックの帽子にゴム紐付けてあげてください!!笑 最後に退場する時にイゴールがササッと帽子を被せに来て、被せようとした時の「必要ない」も、被せたあとの「どうせ……」も笑いが起きててよかったです。ハラハラしたけど!笑笑 まんまビクターの髪型のジャック……怪物も動揺したやろうなあ。笑

チサン怪物の、クマおいしい!が相変わらずの可愛さで。テンション上がるのがまた可愛い!ね!!クマ!!食べたい!!って、どんどけ食べたいんや。可愛い。

「後悔」の前の狂ったような高笑いがまた切なかった。そして泣き崩れるビクター。ボロボロの状態で泣きながら歌う……からの、力強く歌い上げるところが好きです。日本語歌詞で言うと、「後悔しても時〜〜は戻せない♪」のとこかな。今回演出変更で北極行きの衣装に着替えて杖を持つところが舞台上、しかも曲の途中で行われてて、賛否両論あるみたいだけど、私は好きだなあ。ちょっと切り替え早いな!とはなるけど、ジュリアへの想いを復讐に昇華してるんだなと。ジュリアのことを心からちゃんと大切に想ってたんだなと思えるミンビクだから、尚更。前にも書いた気がするけど、ミンビクはジュリアのことをほんとに好きで、そして生命創造への思いも本当で、アンリのことも大切に想っていて、それが全て嘘じゃなくて、全て大切なんですよね。だからこそ、全て失ってしまったミンビクの気持ちは想像するだけで悲しい。

北極での対峙。とにかく舞台を広く使っている最期だった。銃を拾って少し遠ざかる怪物と、後ずさりするビクター。端と端。そして静かに近づいていく怪物。仰け反るビクターに、拳銃を持った右手でそのまま銃口を向け、ハンマーを起こし、引き金を引こうとする怪物。それを、左手が止めていて。何度も引き金を引こうとする右手を、何度も左手が止めているように見えました。チサン怪物の中には、アンリがいる、と改めて強く思った場面でした。ビクターを殺すことを止める左手と、力が抜けたのかだらんと下がった右手。そのまま左手で、ビクターに銃を渡す怪物。渡された拳銃を呆然と見つめ、トリガーを引くビクター。打つ気が1ミリもなくて、ただただ呆然としたまま引いてしまった……そんな印象を受けるビクターだからこそ、アンリが残っている怪物の存在は本当に酷だなと。切ないなと。ひとりで北極からは出られない、お前はひとりだと告げられながら、辺りを見回すビクター。ここはどの怪物相手でも同じで、他の怪物だと、辺りを見渡しながら、ビクターと呼ばれて初めてハッとした表情で怪物に視線を戻すんですけど、チサン怪物はビクターの頭をそっと片手で掴んで額をよせるから、その時点でビクターは怪物から目を離せなくなっていて。そしてそのまま、ビクター、と優しい声で呼ばれ、まさか……と。これが俺の復讐だ、がまた優しくて。優しすぎて。ミンミンペアでもミンウンペアでも言ってたけど、チサンアンリとのペアが一番仲良さが際立ってたからこそ、「가자」に胸が締め付けられた。どんな状態になったって、ビクターはアンリと一緒に帰りたかったんだよね。ウヒョクさんのビクターは、母をああいう形で失わなければまっすぐ、まっとうに育ったんじゃないかなと思えるビクターだとどこかで書いた気がするけど、ミンビクとチサンアンリはどこか何かひとつでも違えばやり直せたんじゃないかと思えるペアでした。ビクターと、怪物と、その中で生きるアンリとで。なんて、そんなこと言ったってしょうがないんだけども。


さて、そんな切なさが突き抜けていたワンワンコンビでしたが、カテコめちゃくちゃ可愛かった!!

まず、ひとりひとり登場する時に、チサンさんは客席にあんにょん。客席わいてた。 

ウヒョクさんとチサンさん、向き合って首だけの礼。が、タイミングズレて、ペコ、ペコ、ってお辞儀し合ってる人たちみたいに。面白がって礼し続けるチサンさんに、前を向くよう促すウヒョクパパ。笑

後方に下がって何するかな〜〜と期待してたら、チサンさんがいきなりウヒョクさんの方向いて跪いて、ノリノリで踊り出す!ウヒョクさん一瞬、え!?って動揺したけどすぐに踊り返す。ファン(チサンさん)とアイドル(ウヒョクさん)、みたいな光景がそこに。笑 ちょっと踊ってから、チサンさんにフるウヒョクさん。一瞬の間のあと、腰振りセクシーダンスなチサンさんめっちゃ笑った。コートを開いて上裸見せて腰振るサービスショットまで。笑 そんなチサンさん見て、対抗しようとするも対抗できないウヒョクさんも可愛い。そして最後は肩組んでハートを作りたいウヒョクさんと、気づかず手を振ってるチサンさん。最終的には気付いてハートを作ってくれました。そして幕が降りる時にはふたりで跪いてくれて、投げキス送ってくれるウヒョクさんにときめいた!好きです!!

ひとつ心残りというか後悔は、母と観に行ったから感想書く暇がなかったとは言え、メモあんまり残してなかったこと!!もっと事細かに思ったこと書いておくべきだった……。


とはいえ、私の今期のフランケン、チサンさんで始まってチサンさん、そして大好きなウヒョクさんで締めることができて最高でした!!!フランケン大好き!!