なんでもないこと、みーっけた

飽きずに綴っていけたらいいな

みけ自分語りwith韓国

謎に書き溜めてた文章、ツイッターにあげたら続き読みたいって友だちが言ってくれたのでブログにします。謎の自分語り。テーマは、韓国とみけ。なんじゃそりゃ。
 
 
 
 

私は韓国語が好きだ。


何故かって聞かれると、ハングルの形が可愛かったり音の響きが可愛かったりなどなど後付けの理由はいくらでも出てくるけど、きっかけはたぶんそんな理屈っぽいことじゃない。(いや理屈っぽいか?)
 
▽6歳、はじめての渡韓
はじめて私が韓国語に触れたのはたぶん6歳の頃。スカート大嫌いな保育園児だった頃。知らんわ。物理的に近かったこともあって、家族旅行でソウルに行った。今はもう閉鎖してしまったらしい室内遊園地ロッテワールドが目的だったんだと思う。天井にも届きそうな馬鹿でかいバイキングに乗る姉と父を見て、マジかよ……とばかりにドン引きしたのを覚えている。いやほんとに天井突き破る勢いだったんだって。そのあとに乗った、園内を一周する気球の乗り物はめちゃくちゃ楽しかった。弟が買ってもらったロッティーくんの風船が飛んで行ってしまってものすごく切なかったのも忘れられない。どうでもいいけどあの頃から飛んでいく風船が本気で苦手だ。なんか、怖い。手が届かなくなることへの恐怖なのかなんなのかわからないけど、風船が飛んだり浮き輪が沖に流されるのを見るのがめちゃくちゃ怖い。脱線した。
 
▽12歳、はじめての釜山
2回目は小学生の頃。船で行ったから、たぶん釜山。めっちゃ美味しい焼肉屋さんでめっちゃ韓国語まくし立てられてアイスクリームをサービスしてもらった。弟が持ち前の愛嬌で果敢に店主に話しかけていたおかげだ。弟はこの頃からコミュ力が高かった。店員さんを呼ぼうとした父親が大きい声で、アイムソーリー!!と叫んだのは今でも笑い話だ。父よごめん。エクスキューズミーだよ!って英会話をうっすら習っていた私と姉でつっこんだのも覚えている。まあそんなわけで1ミリの韓国語能力もない家族でも楽しめた釜山旅行。言語わからんけど旅楽しいわ精神は親譲りなのかもしれない。またどうでもいい話するけどこの時の釜山旅行はでっかい船で船内泊だったんだけど、船内のレストランでの食事が一番怖かった。家族が飲み物取りに行ってテーブルでひとりで待たされてる間に外国人のウェイターさんが英語で話しかけてきた時が一番怖かった。飲み物は何にしますか?って聞かれたのはわかったけどラインナップが意味わからんすぎて、メロンソーダにアイス乗ってるイメージでクリームソーダ頼んだらクリームっぽいソーダが来て泣いた。なんか白っぽくてまずかった。帰ってきた家族に、いや何で飲み物頼んどるんってつっこまれた。断れんかったんじゃい。ちなみにこの釜山旅行の時にどこかで買ったハリーポッターの韓国語版は読むことなくどこかへ行ってしまった。今目の前に差し出されてもたぶん読めない。無謀なことをしたなと思う。ほんとは漫画が欲しかったんだけど、たまたま見つけたお店は漫画レンタルのお店だったからなあ。今思うとどうやってコミュニケーションとってたんだろうか。英語力も韓国語力もゼロな両親と、小学生な子どもたち。ボディランゲージでレンタルって伝わるもんかなあ。地域密着っぽい本屋さんで、日本語一切なかった覚えはある。ここレンタル専門やん!的なことを叫んだ覚えもあるから、勘かな。当時好きだったりぼんの漫画がたくさん置いてあって興奮したんだった。懐かしい。
 
▽受験生、ウォンビンにハマる
中学生になって、映画館で見かけた予告編に出ていたウォンビンが気になり始める。予告編って言っても大画面ではなくて、チケット売り場あたりの上方にあるちっちゃいモニター。なんかかっこいい人出てるんやけど!ってなったのがきっかけ。でも結局その映画は見ることなく、月日は流れ……何かのきっかけでウォンビンが気になるって話をしたら、祖母が当時どっかでやってた「秋の童話」を録画してくれて、VHSで渡してくれたのでした。まあそりゃ観るよね。んで、ええーー何この人めっちゃかっこいいやん!!?ってどハマり。昔から、ハマる時は一瞬。もちろんガンガン観進めた。しかし当時受験生だった私、不穏な空気を察して半分で観るのをやめる。この流れは絶対にウォンビンとくっつくことはない。ウォンビンが幸せになる感じはない。こんなに男前なのに。そんな結末観てしまったら当分落ち込んで受験失敗する……って感じで。この時の私、自分のことをよくわかってたと思う。実際その後ラストまで観た私は相当落ち込み、すごい切ないラストな漫画の巻末に時々ある「実は全員役者だったんだよ〜舞台裏ではみんな生きてるしみんな仲良しなんだよ〜この漫画はフィクションなんだよ〜」なおまけ漫画みたいなのどっかに落ちてないかなって真剣に考えた。巻末漫画なくてもドラマはフィクションだよ!って突っ込みは受け付けてません。そしてしばらく考えたあとに、現実のウォンビンは元気に生きとるやん!と気持ちを切り替えることができたのだった。この考えに至るまでにだいぶかかったから、続きがめちゃくちゃ気になりながらも断腸の思いでVHSを封印したことは間違ってなかった。受験終わったらやりたいことリストに「秋の童話の続きを観る」を入れるくらいには続きが気になってたけど、正しかった。ちなみに受験勉強中に発売された写真集は買った。本屋で買ったあとに特典版があることを知って、一冊は母にあげてもう一冊買った。今でも我が家にはウォンビンの写真集が二冊ある。ふと思ったけど、三次元にハマったのはウォンビンが初めてだったのかもしれない。三度の飯より寝ていたい私が5時台に放送されるCM観たさに早起きするくらい好きだった。
 
▽遅れてきた韓流ブーム
ある意味中学生時代に韓流ブームが来てた気もする我が家だが、高校生になってから本格的にみけ家で韓流ブームがやってきた。といっても冬ソナは観ていない。祖母が近所の友だちの家に集まって夜な夜な観ていたことはあった。元気だなおばあちゃんたち。我が家で韓流ブームのきっかけになったのは、映画「同い年の家庭教師」だった。何か他にも借りた覚えがするけど、記憶にない。DVDのパッケージの雰囲気に惹かれたが、この主役って書いてあるクォンサンウはかっこよくないな……と思っていた。観てすぐに手の平返しをした。かっこよかった。どんどんかっこよく見えてきた。肉体美もポイント高かった。哀れな敵役のコンユの方が顔は好みだったが、クォンサンウにハマった。(一年後くらいに私に唐突にコンユブームが来て、コンユが出てるDVDも借りたけど。)クォンサンウ目的で観た「マルチュク青春通り」でイジョンジンに惚れた。どうやって購入したのか、韓国でしか公開されていない映画のDVDも取り寄せた。リージョンが違って観れなかった。後にパソコンで観ることができたけど、言語がわからなさすぎて挫けた。結局ただのイジョンジンのプロモーションビデオと思いながら観た。この頃からちょっと韓国語に興味を持ち始めた。姉が借りてきた「オオカミの誘惑」にハマり、更に姉が大学の図書館で借りてきた原作本の日本語訳版を読んだ。顔文字だらけのいわゆるケータイ小説で、当時の私はケータイ小説なんて小説じゃない!!みたいな感じだったはずが、えっなにこれ面白いやん読みやすいし……みたいな感じでどんどん読み進めていった。気付けば自分で買っていた。たぶん今読んだらツッコミどころ満載だったりするんだろうけど、それでも好きだと思う。ちなみに私の影響で母がクォンサンウにハマり、父が韓流にハマった。バイクとキャンプが趣味の父だったから、これはかなり意外だった。ドラマを借りてくると、私が寝ている早朝に勝手に観てしまう。いや観るのは全然いいんだけど、私より先を観てネタバレするのは許せなかった。今でも時々やられる。やめてくれ。父も観たかは覚えてないが、御曹司ものにハマってた私は「私の名前はキムサムスン」や「1パーセントの奇跡」が好きだった。ツンツンしてるけどなんやかんやヒロイン大好きな坊ちゃんは今でもツボなので、好みって早々変わらないらしい。そういえば姉が大学で韓国語の講義をとってハングル勉強し始めたのもこの頃で、私はそれに便乗してネットでハングルの子音と母音をくっつけて音を作るゲームをしてたっけ。
 
▽卒業旅行きっかけでハレスに
ハレス。日本語読みだとホッテスト。2PMファンの呼称。KPOPってグループごとに呼称あって面白いな〜って思ってたけど、日本もあるんですね。知らんかった……というより意識してなかっただけかも。ゆずっこ歴長いけど何も考えずゆずっこ名乗ってたもんな。また脱線したけど、そう、2PM!にハマったのは友だちとの卒業旅行で行ったソウルでJYPの事務所に連れてかれて、ロッテ免税店のPVを観たことだった。正確にはその直前にドラマでテギョンを見て、え?何このイケメン……めっちゃかっこよくない???ってなってたんだけど、ここでPVを観なかったらこんなにハマることはなかった。
 
 
たぶんこれ。今見てもかっこいい。最高。日本に戻っての記憶があまりないんだけど、そのあとわりとすぐコンサート行った気がする。初めて野外フェス行ったのもぴーえむが出てたからだったなあ。KPOPオタの友だちはいたけど、まさか自分がハマる日が来るなんて思わなかった。ちなみに私がずっとコンサートDVD観てた結果、母もハマった。しかもテギョン推し。いやうちのお母さん影響受けやすすぎない???初めて行ったコンサートではふたりで緑のペンラ振ったよ!まあそんなこんなで更に韓国語への興味が深まったのでした。って言っても結構日本語しゃべってくれるからそれに甘えてたなあ。日本でアルバムも出してくれてたし。
大学では半年だけ韓国語の講義とってみたけど途中から難しくなって挫折。ギリギリ単位はとれたけど、ほんとにサッパリ覚えてない。単語ひとつ覚えてなかった。あの頃ちゃんと勉強しとけばな〜と思うけど、まあ仕方ない。
 
▽スリルミーきっかけで韓ミュを知る
その後社会に出てスリルミーにハマって動画検索していたところ、韓国版スリルの動画を見つける。その中のイジェギュンくんがツボで、きっかけで色々な動画を見始める。バンジージャンプする、とか。そしてそのまま韓国ミュージカルに興味が出て、友だちに誘われてた韓国語教室に入る。しかしやる気にムラがありすぎるみけ、下手すると年単位でサボる。半年に一回しか行かないこともザラという行ってる意味あるのかレベルで通ってた。もはや通ってない。いつか韓国でミュージカル観てみたいな〜くらいのゆるーい気持ちのまま過ごす。
 
▽2015レミゼロスのため渡韓を決意
富山でレミゼmy楽を迎え、レミゼロスを発症していた私、韓国でレミゼが始まることを知る。ちょうどミュ友だちと、韓国にミュージカル行きたいねって話になって、渡韓を決意。その頃別のミュ友だちが野島直人さんのコンサートに行き、そこで野島さんが語ったらしいフランケンのあらすじをツイート。(野島さんは君の夢の中でを歌ったらしい。日本語訳。歌詞どんな感じやったのか気になる。)食いつく私。え?私これ絶対好きなやつやん??一緒に渡韓する友だちに言うと、私も観ようと思ってたと言われ……一緒に観よう!!!!!と。レミゼのための渡韓のはずなのに、レミゼ1公演、フランケン2公演でチケットを取る。渡韓する。が、しかし。地元が50年に1度の大雪に見舞われると言われてフランケン1公演だけ観て泣く泣く帰った。ヤケになって雪だるまを作った。
 
(ブログ参照)
 
キャッツ御三家を作ったはずなのに御三家を間違った。マンカスごめん。
 
レミゼ観れなかった。ドンソクさんも観れんかった。チサンさんも観れんかった。ジュンヒョンジャベ観たかった。雪やけんって帰ってきたくなかった。そんなことを家でグダグダ言ってたら、母が渡韓に付いてきてくれることに。この頃の私はまだひとりで渡韓する勇気がなかったから、めちゃくちゃ嬉しかった。でも何故か全然航空券がなくって、大阪経由で行った。母初めての韓ミュ遠征が関空経由という謎の事態に。お金も結構かかった。しかもハードスケジュールだった。よく付いて来てくれたなと今でも思う。その後味をしめたみけに何度か韓国遠征に付き合わされるのだが、毎回ハードスケジュールすぎてまともな食事をしないという、今考えればひどい遠征だったなと。お母さん、ごめんね!今年の夏にやっとまともな旅行ができて美味しいご飯も食べてもらえました。よかったよかった。それでもハードスケジュールだけども。
 
▽韓国に推しができる
わかってた、私わかってた。アイーダでラダメス観たらウヒョクさんに落ちるってこと。わかってたけど、強行スケジュールでラダメスを観に行き、まんまと落ちたのでした。レミゼでは、長い手足を持て余してるもったいないアンジョルラス、兼、私の中のアンジョとは解釈違いだけど最期にかけての演技がいいアンジョルラス。あと農民姿めっちゃかっこいい。くらいの認識だったのですが、ずっとずっと気になってはいたようで。他人事か。ミュ俳優を全然フォローしてなかった2015からずっとフォローして写真をチェックしては、やっぱり好きな顔じゃないな……とかひどいことを思ってたのでした。客観的にイケメンってことは知ってたけど!ほら!好みってあるじゃないですか!!いや何様!!!!!!!まあそんなわけでウヒョクさんにハマってからは気軽に飛ぶようになり、今に至る。韓国語勉強を真剣に始めたのはたぶんそれからだから、今一年半くらいかな?といっても一ヶ月丸々勉強しないとか余裕であるくらいムラがあるのは前と変わりないけども。それでも辞書なしで手紙書けるくらいには多少韓国語できるようになってるはずなので、これからも頑張りまーす!
 
▽現実逃避としての韓国語学
たぶんこれを書き始めた頃はこういうテーマで書きたかったはずなんですよね。随分時間が経っちゃったからもはやわからないけど、たぶん。私にとっていちばん勉強捗る時期は、とにかく仕事が嫌な時だったり、何かすごく悲しいことがあった時。ボーッとしてると色々考えてますます嫌になったりするけど、勉強してる時は韓国語のことだけを考えてたらいい。しなくちゃいけないわけじゃないから、プレッシャーもない。でも韓国語できたら好きなミュージカルやドラマに役立つし、遠征の時にも使える。こんな素晴らしい現実逃避はないんじゃないかなーって思ってる。昔から現実逃避として勉強する傾向にあるけど(昔は英語とかスウェーデン語とかに手を出してた)、韓国語の勉強がいちばん楽しい。日本語と似てるし、大好きな人たちの言語だし、ハングル可愛いし。笑 韓国語極めたら別の仕事にも就けるかも!っていうのも現実逃避としての側面を強めてるのかなとも。まあ実際は仕事に使えるほどのレベルに達するにはまだまだまだまだ程遠いけど、それで仕事を頑張れるなら妄想もアリやん?って思ってる。韓ミュ仲間さん達に、頑張ってるねー!私も頑張る!って言ってもらえて幸せだし、現実逃避最高!!いや違う韓国語勉強最高!!今は来年の留学に向けて勉強しないとだけど、全然韓国語できないわりに焦りは全くなくて、少ーーーーしずつ知識が増えるのを楽しんでる。いや少しは焦れよ。どうでもいいけど仲間を見つけたくて「現実逃避としての語学学習」で検索かけてたことがあったなあ。英語だったら数名いた。というわけで、現実逃避としての韓国語学習、オススメですよ!笑
 
▽韓国ドラマは今でも好き
十年以上前にハマった韓国ドラマですが、今までも定期的に借りてきては観てて。考えると、なんか落ち込んだ時とか元気ない時に借りてきてたなあ。上の方でも書いたけど、初めはかっこよく見えない俳優がどんどんかっこよく見えてくる不思議。気になる俳優がどんどん増えていくのが恐ろしい。まあこれはどの界隈でも同じか。何で最初かっこよく見えないのにどんどんかっこよく見えるのか考えてたけど、表情とかが魅力的なのかなあ。魅せ方を知ってるというか。あとは客観的にイケメンだけど興味ない……状態だったのが、終わったらどハマりしてたりとか。好きな芸能人は?って聞かれるといつも答えに困ってた私ですが、韓国の俳優ならいっぱいいるんだよなあ、昔から。ウォンビンに始まり、クォンサンウ、イジョンジン、カンドンウォン、チョハンソン、ピ、コンユ、ヒョンビン、ソイングク、パクボゴム、ナムジュヒョク、ソンジェリム ……などなどを通ってきました。笑 きっとこれからも増える。でもほら、某ミュージカルの船長も言ってた!宝物は多い方が人生が豊かになるって!!(うろ覚え)
 
 
 
長くなったけど、これからも楽しく勉強続けていきたいです。結論。来年行くから待ってて韓国〜!!!