なんでもないこと、みーっけた

飽きずに綴っていけたらいいな

2018/12/8(土)昼:6時退勤

「元気になれるミュージカル!」とか言うとハードルが高いので「私が元気になったミュージカル!!」というめちゃめちゃ主観な感じでゴリゴリに推していこうと思っているミュージカル、6時退勤。問題はプレゼンするにあたって、いやお前が元気になったとか知らんわってなる可能性が高いこと。ダメやん。

 

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OSTに収録されてる曲の歌詞訳と、軽いあらすじ、キャラクター紹介はこちら。

mikkerables.hatenablog.com

 

そもそも渡韓当初、観る予定は全くなかったんですが、予定がなくなって、何か観ようかな〜ってなった時にフォロワーさんがゴリ押ししてくれたのがこの演目でした。

 

 

推しが出る舞台が前日に中止になるというまあまあ悲しい出来事のあとだった私は、フォロワーさんの「盛り上がって楽しめる」という言葉に惹かれまして。カテコがライブ形式というのも心惹かれたポイント。私も、いぇーーい!!!ってやりたいってなった。

 

そんなわけで、何の予備知識もなく、漠然と「会社の話でなんかよくわからんけど盛り上がる感じらしい」くらいの理解で突発した6時退勤。


結果、

めーーーーーーーーっちゃ楽しめました!!!!!!!!

 

会社員たちがバンド結成する話なので生バンドだし、全体的にワイワイしててイェーイな感じで何も考えずに楽しめるし、たぶんこの時の心境というか、求めるものにもピッタリ合ってたんだと思います。仕事疲れたな……な人にもオススメ。いやでも似たような職種だと、こんなうまくいかんわ!!!とかなるんかな……??職種がかけ離れててリアルさを感じないことも関係あるのか、あーーー毎日大変だけど私も仕事がんばろ。という気分になったのでした。

 

余談ですが、開演前に劇場にランダムに貼ってある写真見てて

 

 

めっちゃイケメンおるやん!?ってなったイ・スンホンくんがその日のキャストだったことも私が元気になった大きな理由です。めっちゃかっこよかった。歌うまかった。かわいかった。癒やされた。

 

そして怒涛のツイート。どハマりしとるやないかい。

 

 

いかに私が楽しめたか、みたいなめちゃくちゃどうでもいい情報に偏ってしまってますが、ここからは6時退勤のあらすじやキャラクター紹介含めながら、冷静にレポを書いていきたいと思います。冷静は無理かな。

 

 

:あらすじ

舞台は光化門にある製菓会社アフターヌーン。そこで働く広報2チーム(2課、的な)は、社内で忘れ去られていた商品『秋の月パン』の売り上げアップを命じられる。もし売り上げを引き上げることができなければチームは解散。しかも期限は30日という一方的すぎる通達。悩み抜いたメンバーたちは、話し合いの末、会社員バンド『6時退勤』を結成して広報活動を行うことになったのだが……。

 

ストーリー自体は難しくなく、色々ありながらも売り上げアップ目指してみんなで頑張る……みたいな単純明快な話です。広報2チームは7人の会社員で構成戯れているんですが、その7人のそれぞれが抱えている不安や悩み、思いを交えながら物語は進みます。そんな7人のキャラクターを、まず紹介していきたいと思います。

 

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 ▽チャン・ボゴ

メインボーカル。シンガーソングライターを夢見ていた非正規社員。小心者で、ダヨンのことが気になるけどうまくアプローチできない。

今回のキャスト:イ・スンホン

開演前に写真見て、なにこのイケメン!!ってなったけど、本物もやっぱりイケメンだった。かっこよすぎる。でもボゴはいつも自信なさそうだったりボーッとしてたりてきとーに相槌打ってたりするから、かっこいい!って感じではなく可愛かった。恋に積極的にはなれないけど、シンガーソングライターを目指していただけあって、バンドには乗り気。練習部屋にかけてあったアコースティックギターをワクワクした様子で手にとって弾いてみるのも可愛い。こんなシンガーソングライターが路上で歌ってたら座り込んでずっと聞いてしまいそう。怖い。私が。歌もうますぎる。カーテンコール動画を延々と聴きながら通勤してるのは私です。聞かれてない。インターンの青年ウノが未経験なのにドラムやることになった時に、優しくフォローしてるのもいい。クンパーってリズムを教えてあげるのもボゴ。ずっと非正規社員なのは、夢を諦めきれてないからなのかな。名前の보고と「見て」の보고をかけて課長がやたらギャグ言ってるけど、ハハハ〜〜みたいな乾いた笑いをしといて心では何か毒づいてるのは笑った。今更だけど、これってボゴが主人公なの??

 

▽チェ・ダヨン

キーボード担当。仕事も恋もきちんとしたい、旅行作家を夢見る社員。

今回のキャスト:チェ・ミソ

キーボードを弾く姿がかっこいい!一生懸命弾いてるのも、役に合っててよかった。バリバリのキャリアウーマンなダヨンは、共感できるところもたくさんあって。旅行して回る人生を夢見てるのも、わかる!!ってなった。でもダヨンは悩みや葛藤を抱きながらも基本的には前向きで、かっこいい。なんだったらボゴより男前。笑 ボゴより年上設定かな?

 

▽ユン・ジソク

ギター担当。代理。内省的な性格の完璧主義者。ベースのソンジュンとは大学時代にバンドを組んでいた。

今回のキャスト:チェ・ソンウク

神経質で気難しそうなユン代理。完璧主義者なので、バンドの最初の練習の時もうまく合わないことに呆れ、やってられるかとばかりに部屋を出て行ってしまいます。でもギターが大好きなんだなあということが感じられるジソク。本当はプロのミュージシャンになりたかったけど、妹さんが病気か何かで諦めざるを得なくなったとかなんとか。自分の夢を諦めて何も望まずに生きていくのが大人だと切々と歌うナンバーがとても悲しい。大人って、何だろう。

 

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アン・ソンジュ

ベース担当。代理。双子の娘のパパ。親バカ。 明るい性格でジソクとは正反対だが、ふたりは大学時代からの友だち。

今回のキャスト:チェ・ホスン

オーバーアクションで笑わせてくれる人!「あ!?ああ…」が口癖で、よく周りをビクッとさせている。ジソクとは友だちだけどよく邪険に扱われている。でもめげない。そのメンタルを見習いたい。笑 ヨンミと一緒に子持ちの苦労を歌うナンバーは歌詞が頭に入ってこないくらいふたりでずっと踊ってて楽しい。

 

▽コ・ウノ

ドラム担当。インターン。明るくて愛される可愛いマンネ。未経験のドラムを担当するように突然言われても「頑張ります〜」と笑顔ないいこ。

今回のキャスト:クォン・ヒョンシク

可愛い!!の一言に尽きます。ほんと可愛い。いつでも全力で、名前を呼ばれたら「はい!インターン、コ・ウノ!」と毎回手をビシッと挙げて返事。さすがにドラムやれって言われた時は「はい!…はい!?」ってびっくりしてたけど、人がいないところでも嫌な顔ひとつせずにドラム頑張るウノ。偉すぎる。おばあちゃんに育てられて、おばあちゃんに恩返しをしたいウノなので、採用してもらうためなら何だってやる精神もあるのかも知れないけど、滲み出るいい子オーラに癒やされました。ドラムのリズムをボゴから「くん、ぱー、くんくんぱー」と教えられて、全力で「くん、ぱー!くんくんぱー!!」って言ってるのも可愛い。いやドラム叩けよ。そんなウノに、さすがのボゴも「귀여워...」とだけ呟いてました。フォローできてない。

 

▽ソ・ヨンミ

タンバリン担当。主任。働くシングルマザー。チェロを専攻する中学生の娘を持つ。

今回のキャスト:シン・ジンギョン

パワフルなスーパーママであり、キャリアウーマン。別に身長が低いわけではないんだと思うんだけど、ボゴ役のスンホンくんが188cmあるから、ボゴのマイクで歌おうとして全然届かなくって、ってのが可愛かった。タンバリン捌きがうますぎて、タンバリンとは……ってなりました。笑

 

▽ノ・ジュヨン

マネージャー兼マラカス担当。課長。単身赴任で寂しいパパ。息子がいる。

今回のキャスト:キムグォン

頼れる課長。時に厳しく、時に優しく、時に寒く……。笑 ボーカルか!?ってなった時に、ボゴにいいとこ持ってかれるのドンマイすぎる。

 

 

キャラクター紹介になってないキャラクター紹介は終わりにして、ストーリーを追っていこうかなとも思ったんですけど、それはもう直接観てもらった方が早いということで(え?)、ここが可愛かった!ここが好きだった!をただただ羅列していくコーナーに移りたいと思います。書きながら思ったけど、私のレポ基本的にここ好きだったの羅列だな???

 

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ここが好きだったっていうか、スンホンくん可愛すぎたー!!!!!!ビジュアルがよすぎるー!!!イケメンー!!ていうかボゴ可愛いー!!!

その後、フォロワーさんに教えてもらい、マドンクのキャスト写真で一番かっこいいと思ってた人と同一人物だと発覚。更にその後、フォロワーさんに教えてもらい2、ロキホのプロモーション写真でパンイチで、うわっ何この人怖い……ってなった人だと知って衝撃を受ける。マドンクはキャスケがかち合ったら観たいなと思ってた人だったけど、合わなくて残念。と思ってたけど、こんなん伯爵で観たらどハマりしてたかもしれないから、逆によかったのかもしれない。笑 いや6時退勤関係ない。

 

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みんな(?)大好きクンパークンクンパー!!

これ何回も言ってるけど、全力インターンのウノくん、バチもったまま全力でクンパークンクンパー言ってるのが可愛い。そしてこのクンパーの歌が楽しくて大好き。私はもうこの謎のフレーズに夢中です。

 

youtu.be

 

クンパークンクンパー 魔法の呪文

ダイエット イヤ! オヤジギャグ イヤ!

クンパークンクンパー 何だってできる

昼食メニューで悩むの イヤ!

クンパークンクンパー 魔法の呪文

週末はたくさん寝よ 「登山行こう」 イヤ!

クンパークンクンパー 何だってできる

退勤後の業務カトク イヤ!

 

退勤後の業務ラインはほんとにイヤ!!!笑

仕事でイヤなことがあった時、今までは春のめざめの「マジファックもう最悪だ これで一貫の終わりだ〜〜マジでファック ハメられた もうどうしようもない」って熱唱してストレス発散してたんですけど、これからはクンパークンクンパー♪って可愛らしく(?)乗り切りたいと思います。ていうか全歌詞が知りたい!!!

 

あと、よそっしてぐんポーズが可愛い!

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よそっしー!てぐんー!って一緒にやりたくなる。指で時計の6時を作るポーズ。みんなも一緒にやろう!!!?

 

とにかく全体的にノリノリで楽しくて、終始ニヤニヤしていた私です。不審者すぎて、最前列とか絶対座ったらいかんやつ。ダンスが可愛い。ダンスで魅せる!とかではなく、ひたすら癒やされる感じ。あとはどのキャラクターも愛せる。私はわりとキャラ重視で舞台観てしまいがちなんですけど、、どこにでもいそうなこの広報2チームの7人が何だか愛おしくて、そこもハマった理由かなと。

 

予備知識全くなしで観に行ったけど、楽しい雰囲気に満たされて幸せでした。いや、会社つら……何のために生きてるんだ……みたいなこと言ってる歌もあるし、ずっと楽しい感じないわけではない。大人だからって何かを諦めなくてもいいんだ!というメッセージ性があるわけではないし、仕事って素晴らしい!って訴えてるわけでもないし、会社なんてクソくらえ!みたいな発散系でもない。なのに何故だか心が軽くなって、元気になれるミュージカル。私が単に頭からっぽだから作品のメッセージを受け取れてないだけだったらごめんなさい。笑

 

仕事に疲れた人は、細かいことはいいんだ!!!イェーーイ!!!ってなれるかも。なれるかな。なれるといいな。自信なしか。

 

最後にカテコ動画を貼りまくって終わりたいと思います。この動画観て気になったら、来年3/3まで公演やってるのでぜひ!!ちなみに私、今回が最初で最後になるはずだったのに、気付けば今4枚のチケットを持っています。こんなはずでは。

 

▽쿵빠쿵쿵빠(クンパークンクンパー)

youtu.be

 

▽신데렐라맨(シンデレラマン

youtu.be

 

▽나의 이름(僕の名前)

youtu.be

 

以下はスペシャルカテコ。劇中の曲をカテコでやってくれる日なのかな。

カテコのライブバージョンではなく、本編バージョン。

 

▽나의 집 나의 서울(私の家、私のソウル)

 

▽나의 꿈(僕の夢)

youtu.be

 

▽쿵빠쿵쿵빠(クンパークンクンパー)

youtu.be

 

観て、好きー!!ってなった方がいたら語りましょー♡

勧めてくれたフォロワーさんに感謝しつつ、終わり!