なんでもないこと、みーっけた

飽きずに綴っていけたらいいな

必要なのは度胸と愛嬌!!(語学留学、失敗点と成功点を振り返り)

前回は語学留学を終えるにあたっての想いをつらつら書き連ねたので、今回は実際に半年間語学留学をしてみて、こうすれば良かった!という点と、こうして良かった!という点をまとめてみようと思います。どっちかっていうと語学留学考えてる人向けかもです。あとは私に興味ある人向け。いません。

 

 

〜こうすれば良かった編〜

 

・留学斡旋会社選びをもう少し真剣に考えるべきだった

周りに散々愚痴ってきましたが、この留学会社が最悪でした。仕事しない。いや、もちろん最低限のことはする。手続きに不備があったとかではない。だけど、手厚いと聞いていたサービスは機能してないし、全ての連絡が遅い。結局この会社のせいで身分証発行もかなり遅くなり、信用できなさすぎるので銀行や携帯手続きも自力で行いました。うちの学校にも同じ留学会社を介して来てる子達がいたけど、「信用できない」「契約後の対応が悪い」という結論に。別の大学に行ってるこの中にも同じ会社を利用してる子がいたし、少なくとも私の周りに5人以上いたけど、集まると悪口大会が開かれる程度には評判悪かったです。でも、良かった点もあります。自分で大学入学の手続きと住居の手配をしなくていいから安心。きっと一年以上前、この会社を使うことにした私に会えても同じ決断をするでしょう。忙しい中、ちゃんと入学できるか、住むところ確保できるか、なんてハラハラしたくないし。周りにも韓国への正規留学経験者いなかったから、相談しようにもできないし、それならお金で解決した方が安心だし楽じゃん!と。なので、こうすれば良かった!と言っても結局私は自力手配はしなかっただろうけど、もしこれから行こうと考えてる方がいらっしゃったら、意外と自力でできるよ!とお伝えしたいです。知り合いだったら私も手伝えます!行く前は多少高くても安心なら…って思ってたけど、半年以内だったらワーホリじゃない限り働けないし、少しでも節約するに越したことはないです。そんなん行かんでもわかるやろ!って感じですが、手続きめちゃくちゃ複雑だと思ってたから仕方ない。自力手配できる人はまた別の次元の人と思ってたん。あと某留学会社、多少高くても…ってレベルじゃない。高い。具体的に知りたい方いたら何でもお伝えします。笑

 

 

 

〜こうして良かった編〜

 

・渡韓前にある程度の韓国語の勉強

どうせ学校で勉強するんだからしなくていいやん!って方もいると思うんですけど、時間が限られてるなら、ある程度自力で勉強しておいた方が身になると思います。一年滞在できたりまだいくらでも来るチャンスある!とかなら一級からのスタートでもいいかな。私は半年だったのですが、韓国語学習において一番大事と言われる中級を語学堂で学べて、とても実りある半年になったと思います。あと単純に中級楽しい。文法はちょっと難しいし覚える単語も多かったりはするけど、クラスメイトと会話できるし、自分の普段の会話能力というか、表現の幅が広がっていくのが楽しい。あくまで個人的な意見ではありますが、半年間で効率よく語学留学、と思うのであれば初級は自分で勉強しておいて中級を語学堂で学ぶのがオススメです。生活に関しては別に喋れなくても生きていけるんですけど、いざという時に自分を助けることができるのは韓国語力だなとも思ったり。銀行手続きとか、何も喋れない状態だったら無理だった。言うほど話せないけど。

 

 

・大学選び

私は自力で調べるということをあまりせずに留学会社に勧められたいくつかの大学の中から選んだんですけど、なかなかのマイナー大学だったんですよね。でもその無名さに惹かれて。社交性はないことはないけど人見知りというか緊張しいでパリピが苦手な私は、キャピキャピな大学だと絶対に馴染めない!ということで、キャピキャピしてない大学を希望しました。さすがにキャピキャピしてない大学とは言ってないと思うけど、それに合わせて提示してくれた中で一番心惹かれたのがそこで。「山の上にあり、こじんまりした大学のため静かでアットホームな雰囲気」。しかも別に山奥とかではなく、わりと都心。しかも全体的に人数も少なく、日本人も少ないとのこと。ここしかない!とすぐに決断しました。結果、ここにして良かったなと。(それ考えるとここ勧めてくれた留学会社グッジョブやな)でもこれは私の性格にたまたま合ってたのと、たまたま運がよかっただけな気もします。私は即決したけど、他の方のブログとか読んでいると、いくつか説明会を聞きに行ったり、たくさん検索して下調べをしてる方が多かったです。ちなみに私の大学はマイナーすぎてほぼほぼ口コミも評判も出てこず。調べようないやつ。ほぼ直感で決めた私に言われても説得力ないかとは思いますが、自分がどんな大学なら楽しく勉強できるのかを考えて、合う大学を見つけるのが充実した語学留学になる第一歩かなと。ちなみにうちの大学にももちろんデメリットはあって、全体的にレベルが高くないところ。これについては書いてる人も見かけた。私は仕事に使うわけでもないし韓国の大学に入学したいわけでもないから、ちょっと緩いくらいがちょうどいいかなと思ったけど、バリバリに勉強したい人にはオススメできないかな。話す力を強化したいならこの大学、とか文法をしっかりと勉強したいならこの大学、とか色々あるので、ほんとに自分のやりたいことと照らし合わせたら自分に合った大学に出会えるかなと思います。あ、私はトウミ制度があるのもひとつの決め手でした。韓国人学生とペアになって遊びに行ったり話をしたり一緒に活動する制度。韓国生活に慣れてない留学生を、韓国人学生が助けてくれる制度でもあります。大学によって細かいところは変わってくるんだと思うけど、留学生にとって韓国人と友だちになるのが一番難しい!と話す人もいるくらいなので、私たち留学生にとっては韓国人友だちを作るいい機会。実際、現役大学生から韓国の大学の話を聞けたり、文化の話をしたり、とてもいい経験になりました。

 

 

・インスタやブログで留学生仲間と知り合う

アラサーでの留学ということで周りの若い子達についていけるか不安、ということもありアラサー仲間が欲しかった私は、留学前にインスタとブログを開設しました。もともとは勉強記録用だったけど、途中からは交流ツールとして活用してました。結果的には学内の若い子達とも仲良くなれたので大丈夫だったんですけど、別の大学のアラサー仲間との集まりは純粋に楽しかったし励みになりました。同世代だけあって悩みも似てたりするし、みんな自立してるから話もしやすかった。いや年下の子たちも私の周りの子たちは自立してたけど!せっかく海外に住むんだから日本人同士でつるまない、というのは私も心がけてたけど、何かあった時に立場を理解してくれて話を聞いてくれる仲間がいるのは心強いし、そういう意味でも交流しておいてよかったなと。ちなみにアラサー会は5人でやってたんですけど、それぞれインスタなりブログなりで声かけて知り合う→それぞれと会ってみる→みんないい人→それぞれに打診して集まりを開催、という流れでした。SNSでは無駄に社交性を発揮する私。でも、全員別の大学だったこともあって色んな大学の話を聞けたし、集まってよかったなと思います。

 

 

〜どっちとも言えない編〜

 

ワンルーム

韓国に来てくれた人を泊められる、ということもあってワンルームにしたけど、後半は排水管の詰まりがひどすぎて人を泊めるどころではなかったから、バスルーム付きのコシウォンでもよかったかも、とも。ワンルーム高いし。でも韓国のワンルーム暮らしなんてなかなか経験できないし、何回かは友だちを泊められたし、気楽だったし楽しかったかな。

 

 

 

〜最後に〜

 

韓国での生活で役に立ったと思うのは、タイトルにも書いた通り、度胸と愛嬌!!旅慣れはしてるとは言え外国で暮らすわけだし、伝わらなくてもどうにかなる!とか、わからんけどやってみよう!という度胸というかもはや開き直りか?みたいな精神で暮らしてました。とりあえず挑戦してみて、ダメだったらその時考えよう精神。実際わりとどうにかなった。銀行で口座開設とかまさにそれで、よく作らせてくれたなってくらい覚束ない韓国語だったけど、何とか作ることができたし、その後のトラブルも何とか解決できました。思い返してみれば他にも結構ピンチもあった気がするけど、勢いで乗り切った感がしかないですね。どうなんそれ。愛嬌に関しては別に媚びるとかではなく、でもニコニコしてることで可愛がってもらったり助けてもらったりすることが多かった気がするので、愛嬌はあって損ではないかなと。でももちろん誰でもかんでも愛嬌振り撒けばいいってわけではないし、性格も人それぞれだから、あくまで私は!という話です悪しからず!私はほんとに色々と考えも足りないしダメなところもたくさんあるから色々やらかしてはいるけど、周りに助けられて楽しく半年間過ごせたので、環境に恵まれたのは運ももちろんだけど他に何がよかったのかな…って考えた結果、愛嬌かな!?って結論になりました。わかってる、自分で言うな。でも私は愛嬌のあるおばあちゃん目指してるので、これからもこんな感じで生きていこうと思います。いやお前別に愛嬌ないけど…?という言葉は胸にしまっておいてください。ちなみに韓国生活は度胸さえあれば何とかなる気はします。ていうか、なる。

 

周りはハタチ前後の子が多かったのでクラスで最年長とかも経験したんですけど、通ってみて思ったのは、年齢は関係ないってこと。クラスで見れば誰よりも年上だし、でもクラスを出ればマンネだったりという中途半端な年齢な私が言っても説得力ないと思うし、まだ若い!って意見もあるとは思うんですけど、率直な感想です。秋学期は母くらいの年齢のクラスメイトもいたし、学ぶのに年齢関係ないんだなって。担任の先生もそれくらいの年だったけど大学院に在籍してて、仕事しつつ論文を書いてるって話はすごく刺激になりました。あと、記憶力って、努力次第で年齢関係なくいつまでも伸びるらしいんですよね。もちろん何もしなかったら落ちていく一方だけど、記憶力を維持できるよう頑張れば維持どころか伸ばせると聞きました。だから私もこれからも年齢を言い訳にすることはしたくないし、いつまでも向上していける人間であれたらいいなと思います。そもそもまだ年齢を言い訳にするような年齢じゃないのかもしれないけど、実際一回り近く下の子達に囲まれながらも成績一位とったし、これからも頑張りたいです。10年後も、20年後も、その対象が韓国語ではなくなってるかもしれないけど何かしら勉強し続けてたらいいな。絵空事かもしれないし、世間知らずと思われるかもしれないけど、今の私は、環境のせいで無理なことはあっても、年齢が理由で無理なことってそんなにないんじゃないかなという考えに変わりました。少なくとも、勉強に関しては。このあたりは誰かに訴えたいわけではなく、これからの自分に言い聞かせたいというか、肝に銘じたいなと。あ、でも、年齢が…ってことで留学行きたいけど悩んでるって方がいらっしゃるなら、アラカンやそれ以上の方でも留学来られてる方もいらっしゃったことをお伝えしたいです。私は今後はもう韓国に住むことは考えてないけど、いつか韓国のサイバー大学通信制の大学のこと)で日本語教員か韓国語教員の資格をとるという密かな夢ができました。まだぼんやりとした夢だけど、日本で働きつつゆっくり考えていけたらいいなと思います。

 

後半は自分のための振り返りになりましたが、少しでも誰かの参考になれたら嬉しいです。細かい準備とかの話についてはまた留学ブログの方に書きたいと思います。語学留学に関してでもそれ以外のことに関してでも、何か気になることがありましたら、気軽にお声かけください。長々と書いてしまいましたが、読んでくださりありがとうございました!