2016/3/6(日)昼:レミゼラブル
行ってきました韓国レミ!
念願のレミゼラブル……!
音域も声量も半端なくて、ひたすら圧倒されっぱなし。
ほんとはジュンモバルジャンが観たい……とか言ってたんですが、このバルジャンも素晴らしかったです。
ジュンヒョンジャベールはシュッとしててかっこいい。語彙力どこ行った。※元からない
エポニーヌも素晴らしかった!
マリウスに相手にされてない感が今まで見てきた中で誰よりも強くて、とにかく切ない。
マリウス、手紙はコゼットの父親に渡したって聞いたあと、エポの顔も見ずに頭をわしゃってするんですが、その表情がほんとにエポに興味なさげでなんとも辛い。
フリスビー取ってきたわんこに「よくやった」みたいな。いや、それだと愛あるか。わんこに失礼や。
アンジョが口パクで「マリウス」って呼んだってもちろん聞こえてません。いやそれは気付けないか。
余談ですがそのマリウス。
テナルディエたちがバルジャンを捕まえたときにコゼットを守……るついでに左にいた知らないおばさままで守っちゃってます。
なんならおばさまの方が腕にしがみついてます。
コゼットが気になるから守ったわけではなく、ただのいい人のようです。好青年。
そんなマリウスのエンプティ・チェアは感情がこもっててよかったです。声量もあって、悲壮感もあって、とても泣けた。
こっからは、ほぼほぼウヒョクさんのアンジョについてしか書いてません。
もともとジュンヒョンジャベ観たいねーってなって計画したレミ遠征。
でもやっぱりアンジョが誰か重要やな!と思って軽い気持ちで調べたところ、わ〜〜〜〜〜なにこのイケメン!観たい!絶対かっこいいやろ!とミーハー心が騒ぎまして。
はい、期待を裏切らないかっこよさでした。ふぉろわさんの言葉を借りるなら、麗しい。
バイト姿すらかっこいい。サスペンダーに麦わら帽子で稲っぽいの持っててもかっこいい。
遊び心は少ないけど、常に真面目な感じが好感持てました。
で、アンジョ!
自信満々!!!オーラ溢れる美青年。
動きのひとつひとつが大きくてちょっとバタバタしてたりするところもあったんですが、仲間を制止するときのスッとした身のこなしはさすが。
顔が整ってる上にあまり表情が変わらず、クールなタイプと思いきや。
蓋を開けてみると情熱的、というか感情的なアンジョルラスでした。
特にグランテールとの絡みが熱い。25thほどではないけども!
レッド&ブラックをマリウスと歌いながらさらっとアンジョに絡みに行ったグランテール。
別に胸ぐら掴んでるとかそんな物騒な感じではなく、タイをくいっとあげるだけ。
グランテールが去ったあと、何とも言えない表情を浮かべるアンジョ。
何か思うところがある様子。
自信に満ち溢れたアンジョの顔に、一瞬だけ影が落ちたような気がしました。
前半で感情を顔に出すことが少ないんですが、後半はどんどん感情を表していくアンジョ。
ジャベールがスパイだと知った時は殺しにかかりそうな勢いをどうにか自分で抑えてる感じだったし、ガブローシュが死んだときの動揺は半端じゃなかった。落胆や悲しみ、とかではなく、もはやパニック起こしてるんじゃないかってくらいの動揺。今まで観たどのアンジョよりもショックを受けてた気がします。
「市民は来ない 僕らは見捨てられた」のあたりは本当にボロボロで、その前から立ってるのが精一杯なんじゃないかってくらい満身創痍で、仲間たちに背中叩かれながら叱咤されてて。
溢れ出るほどあったはずの自信が、うまくいかない現実を目の前に崩れていくのが何とも切なかった。
グランちゃんがDWMで歌いあげて俯いたあと、スッと肩に手を回すんですが、そのままその手は彼に触れることなく引っ込められ。
数秒間、どうすべきかと震えていた手。いろいろな葛藤があるように見えました。
どんどんボロボロになっていくアンジョ。
マリウスが撃たれたときは足元もぐらついてるくらいのボロボロさ。
だったんです、が。
撃たれたマリウスのもとに駆け寄ったとき、そばにいたグランテールと目が合います。
そこからの立ち直りはとても早かった。
ふたりでスッと立ち上がり、笑顔で握手。
初期の自信に満ち溢れたアンジョが戻ってきた瞬間でした。
もっと麗しく描けなくてごめんねウヒョクンジョ。
一部棒人間でごめんねアンジョとグランちゃん。
思い描いた未来とはかけ離れた現実を目の前にして心身ともに崩れていくアンジョルラスにとって、自分のことを信じ続けてくれるグランテールの存在はそれはそれはありがたかったんじゃないかなと。
グランテールがいなければあの最期もなかったんじゃないかと思わせるくらい、印象深い握手でした。
あのアンジョが最期までアンジョでいられたのは、グランテールのおかげじゃないかなあ。
ぜんっっっぜんうまくまとまらないし絵もぜんっっっぜん描けてないから伝わる気が全くしない!けど!このへんで終わります!偏りすぎにもほどがあってごめんなさい!
2016/3/6(日)夜:フランケンシュタイン
フランケンシュタイン日本公演、おめでとうございますー!!!
好き!と思ったものはみんなと共有したいので、この発表を待ってました。嬉しい。
せっかくタイムリー(?)にレポ書くので、観たことない人に向けてちょこちょこあらすじ入れながらレポしていきたいと思います。
何の予備知識も入れたくない!まっさらな状態で観劇したい!って方には、ネタバレになってしまうのでご遠慮いただけたら。
前回の渡韓のときに泣く泣く手放したドンソクビクターのフランケンをリベンジすべく、行ってきました今年2度目の韓国。
観てきました2度目のフランケン。
今回のお目当てはこちら。
チョン・ドンソクさんのビクター博士。
この斜めからの角度が美しすぎて絶対に観たかったドンソクビクター。
本物もめーーーーーーっちゃくちゃ美しかったです。かっこよすぎ。
ミュージカル【フランケンシュタイン】の舞台は19世紀のヨーロッパ。
ナポレオン戦争真っ只中。
「死なない戦士」の研究として生命を創り出そうとしているビクターが、縫合手術の天才アンリに出会うところから物語は始まります。
アンリ……!!!
私が今回観たハンチサンさんのアンリ、176cmあるらしいんですが、ドンソクビクターが186cmあるからか、めちゃくちゃ小さく見えて…………か、かわいい……!!
ポケットに入れて持ち帰りたいよ〜〜〜ってなりました。無理。
こんなに存在が可愛い30代男性いていいの?
このアンリがまた真面目で健気で可愛いやつなのです。
いや韓国語だから何言ってるかはさっぱりでしたが、オーラとか表情とかいろいろ。
実を言うとウヒョクさんのアンリで美青年ペアが観たいと思ってたんですが、登場した瞬間からメロメロでした。私が。
(ウヒョクアンリは日本公演のあと来日公演してくれると信じてる!!!)
このアンリ、生命の創造という禁忌を犯そうとするビクターに初めは反発してたんです、が。
「君の手にヨーロッパの平和がかかってるんだ」
と協力を要請されて
「命令ですか?質問ですか?」
と返したアンリに
っておでこコツンて……
た……
たらしだ〜〜〜〜〜〜!!!!!
そして
堕ちた〜〜〜〜〜!!!!!
いや堕ちるよあんなんされたら誰でも……ってひとり悶える私。
そして「友として」頼まれたことに嬉しそうなアンリがまためちゃくちゃ可愛い。
努めて表情に出さないようにしながらも、口の端が緩んじゃってるのが何とも可愛い。
ちなみにこのおでこコツンはドンソクビクターならではのようなので、あっきーかっきーにこれを期待したら裏切られる!かも!
補足しておくとアンリはビクターの確固たる信念に心動かされて研究に協力することにしたらしく、決してイケメンにおでこコツンされたからとかいう邪な理由じゃないです念のため。いやわかるか。
なかなかうまくいかない研究を重ねヤケになるビクターをも、アンリは支え続けます。
酒場のシーンはふたりにとって、最初で最後の明るくて楽しい曲目。
酔っ払っておどけるふたりがとっても可愛い。
しかし、そんな平和は長くは続かず。
アンリはビクターの犯した殺人の罪を自ら被り、捕まってしまいます。
判決は、死刑。
真実を言うように訴えるビクターに、柵越しに額をくっつけながらアンリは言います。
いや……だから……
泣くに決まってるだろー!!!
この『君の夢の中で』は涙腺崩壊必至です。
レミでアンジョされてた野島さんが「まるで恋人に向けた歌みたい」だと言ったらしいほど、アンリのビクターへの想いが伝わってくる熱い歌。
君の夢の中で生きていけるなら本望だから、君は生命創造の夢を諦めるなと、そう言い残して首を落とされるアンリ。
額を合わせるのは、初めて会ったときのビクターの言葉が嬉しかったからなのかなあ。
アンリの死刑執行後、ビクターはその首を持ち帰り、再び研究に打ち込みます。
そして、アンリの首を持った怪物が誕生するのです。
目を覚ました怪物に「アンリ!」と叫ぶドンソクビクターの姿は、研究者としてよりも一人の人間として、男として、唯一無二の親友の復活を心から喜んでいるように見えました。
だからこそ、その親友の顔をした生命が親友そのものではないと知ったときの絶望は計り知れないものだったんだろうなと。
結果的に執事ルンゲを殺されたビクターは、アンリの顔をした怪物を殺そうとします。
逃げていく怪物。悲劇が始まったところで、インターミッション。
どう考えても辛い展開しか予想できないのに、早く2幕が観たくて仕方がなかった20分間でした。
2幕では、ビクター役の二役目のジャックが登場します。
ビクターのときの俺様イケメンとは打って変わって、いい感じに気持ち悪い。※褒めてます
闘技場(見世物小屋)の女主人の旦那なんですが、きゃぴきゃぴくねくねしてて、もはや女主人の方が男らしい。ちなみに女主人はビクターの姉エレン役の女優さんが演じます。
一方怪物は、アンリのときの誠実さや優しさが一切失われ、無機質な、人間ではない何かに。
すっごいどうでもいい話ですが、母親に「一人二役しなきゃいけないくらい人手不足なの?」と言われたこの一人二役。もちろん人手不足なんかではなく、二役ならではの面白みが詰まってます。何度、ビクターと同じ顔でアンリと同じ顔にそんなことしないでー!!って叫びたくなったか。
ただこの闘技場の場面、アンサンブルもがっつり踊ってるので密かに眼福だったりします。特に鎖を使ってのラインダンスっぽいやつが好き。……ラインダンスじゃないんだけど、うまく言い表せないこの語彙力が恨めしい。
※こんな楽しい雰囲気ではありません。
鎖の先には怪物が繋がれていて、悲鳴をあげる度に胸が張り裂けそうになり……ながらもアンサンブルの方々の肉体美と統率のとれたダンスに惚れ惚れ。怪物、ごめんね。
ダンスといえば私、そんなに予備知識を入れていかなかったので初めて観るまでフランケンは完全な歌演目だと思ってました。レミゼみたいな。でも、いい意味で裏切られました。アンサンブルの動きに何度魅せられたことか。
個人的にはダンスもフランケンの見どころのひとつだと思ってます。好きなダンサーさんがキャスティングされたらいいなあ。そんなに詳しくないけど。
この見世物小屋での出来事を経て、人間への、そしてビクターへの憎悪を膨らませていく怪物。
誰よりも望まれてこの世に誕生したはずなのに。望まれずに生まれてきたわけではなかったはずなのに。人間に虐げられながらあそこまで話せるほどに言語を習得していった過程を思うととても切ないです。
あの可愛いアンリは今や影も形もなく、復讐に燃える怪物が存在するだけなのでした。
もう怪物の存在が悲しくて可哀想でいとおしくて、「誰かに抱きしめられて笑いたい」と歌う姿は、私が代わりに抱きしめてあげる~~~~~!!!!!って舞台に上がりたいレベルでした。いらん世話だ。
未見の方は、是非劇場で結末を味わってください!
いや結末知っときたい!って方がいたら遠慮なくお伝えしますけども。
まだ観てない方でこれを読んでくださってる方がいらっしゃるとしたらきっともう観るつもりなんだとは思うんですが……
ほんとに!魅力が詰まったミュージカルなので!ぜひ!重いけど!
ほんとに!心からお勧めできる素晴らしい舞台なので!ぜひ!暗いけど!
映像の使い方も面白いです。オーバーチュアの映像は、なんというか、とても新鮮でした。これから始まるんだ!というワクワク感を増幅してくれる感じ。
最後に、この日のカテコ。
ペアにもよりますが日によっていろんなパターンのカテコがあるようです。
内容が内容というか、とっても重くて腹にずどんとくる物語なので、カテコでの笑顔のふたりに救われます!!!
日本公演でも是非このスタンスを維持していただきたい!切実に!
この日は親指を立ててサムズアップしたビクターに対して怪物も応え。
ふたりでエア指相撲のように指をパタパタ。
そして舞台後方へ下がり。
ドンソクビクターに拍手を、的な身振りをしたあとドンソクさんを讃えるチサンさん。
一緒に拍手されようよ的に誘うも、いいから〜と流されるドンソクさん。
一瞬の間、のあと。
後ろからがっちりホールド!!!
かーらーの!!
左右に揺さぶるドンソクさん!びっくりしたあと笑うチサンさん!
語彙力なくて全く伝えられないけど、ほんとに可愛かった。なにこの可愛さ。
貼り忘れてたけど、この日のキャストはこちら。
全ペア全く違って見えるらしいので、できるならもっとたくさん観たかったなあ。
最後に。
ここから下は、物語のラストに関わるのでそれは知らないままでいたい人はご遠慮ください。
撃たれたあとのアンリ。
アンリの記憶がある証のように額をくっつける怪物が何とも切なかった。
そのことに気付いたビクターのやりきれない表情も。
幸せになれる形はなかったのかな、なんて、考えてもどうしようもないことを考えてしまう今日この頃でした。
物語を否定するわけではないよ!念のため。
フランケン日本公演、早く観たいなあ!
遠征用の荷物を少なくするためにいろいろやってみた
先日、友だちがツイートしていたこの記事。
To. 旅行の荷物を少なくしたい女子♡韓国で話題のストローDIYをチェック!|MERY [メリー] http://mery.jp/215162?from=mery
ストローを化粧水の使い捨て容器にするってやつなんですが、これめちゃくちゃいいやん〜!とテンションあがりまして。
もしかして他にもいろいろこういう工夫あるんやない?ってことでいろいろ挑戦してみました。
いや、いろいろってほどではないけれども。
まずはストローで作る使い捨て容器。
ヘアアイロンでストローの端を密閉して中に化粧水とかクレンジングオイルとかを詰めるだけ。
使うときはハサミで上の方に切り込みを入れる。
ハサミは機内持ち込み不可ですが、眉バサミならOKとのことなので問題なし。
どうでもいいですが私は何故かヘアアイロンだとくっつかなくて、ライターで炙って密閉しました。
可愛さゼロの道具たち。
いやちゃんと出来上がればいいんだ。
ヘアアイロンでできなかった同士の方はライターで炙ってラジオペンチでギュって挟んでみても、わりといい感じになりますよ。
細いやつだと容量少なすぎるから勝手に応用してますが、全然問題なさそう。
マスキングテープでてきとーに名前書いてできあがり。
家にあったジップロックもどきにぴったし入りました。やったね。
次はコンタクトケース。
BBクリームもストロー入れれるかな〜って言ってたら、クリーム系はソフトコンタクトケースがいいよ〜って教えてくれました。ありがたい。
そして始まったコンタクトケース探し。
可愛いのありすぎて迷いに迷った結果、こちらに決定。
カバーも可愛いですが嵩張るので今回は付けません。
BBクリームと保湿クリームを入れてみました。
どうでもいいけどあと2つコンタクトケース届きます。
何も入れる予定ないのに。
ちなみにストローとかコンタクトケースとかに入れる際、役に立ちそうなので買ってみたこれ。
ダイソーっていうか100均ってほんと何でも置いてあってすごい。
けどこれ使いませんでした。
なくてもどうにかなった。
そしてアイシャドウとチーク。
無印のアルミカードケースに無印のアイシャドウとチークを入れてみました。
これもネットで見たんですが、びっくりするほどぴったしサイズ。
ひとつひとつ持ち歩くとわりと嵩張っちゃうので、旅行用のメイク道具として作ってみました。
そして雑貨屋で買ったペンケース的な何かに全て入れればできあがり。
このペンケース的な何か、ジッパーの中のポケットにも小さなポケットついてて便利。
全部入れたらこんな感じ。
やや不恰好だけど、荷物を減らす!っていう目標は達成できたかなあと。
使い勝手かいいかどうかは来月の遠征で確かめてきまーす!
あ、あと私は使わなかったですが、ポイントメイクでちょっとだけ使いたいアイカラーとかは綿棒に付けて小さいジップロックとかで持っていくといいみたいですよ。
ストローで容器作るの面倒くさい人は、お弁当グッズ売り場に売ってるソースとか醤油用のタレビンに詰めるのもありだとか。
衣服は丸めた方がいっぱい入ると聞き、丸めることを覚えたみけでした!
他にも何かいいアイデア知ってたら教えてください♡
花より男子ミュージカル
花より男子ミュージカル大千秋楽、おめでとうございました!
というわけで地元公演から結構時間が経ってしまいましたが、主観オンリーの思い出しレポ……というよりも好きな部分を羅列していきたいと思います。
当然のようにネタバレあります。
まだ観てないけどDVDで観るからネタバレしないで!って方はご注意ください。
鈴木裕美さん演出ということで観る前から期待してたんですが、やっぱり面白かった!
曲もすんなり入ってくるというか耳に馴染みやすいメロディーばかりで、つい口ずさみたくなるものがたくさん。
それぞれの役者さんもキャラが立ってて面白い。
ダンスもがっつりで見どころいっぱい。
そして何より……
きゅんきゅんする!!!!!
わ〜〜〜〜〜ってニヤニヤしちゃう場面たくさんでした。
ハタから見たら完全に不審者です、私。
個人的にいちばんきゅん!ときたポイントはここ。
なかなか素直に道明寺に好きって言えないつくしに後ろから抱きつ「言ーえーよー!」って駄々こねる道明寺がかわいすぎる。
固まってるつくしも、周りでニヤニヤしてるF4も、上からキャーって感じで見守ってる浅井さん御一行もまとめていとおしい。
実質3時間ないので全体的に早足で短いっちゃあ短いし、ついさっきみたいなもんなんですが、宣戦布告してた頃が懐かしい……。
これはこれでつくしがかっこよくて大好きですが!
つくし役のりりかちゃんの歌唱力に初めて観たときはびっくりしたんですが、この宣戦布告は歌唱力も表情も動きもかっこよくて。
特にこの道明寺の真似してテーブルに足置いて、道明寺がバツ悪そうに足を下ろすところがとてもツボ。
突然の交際宣言も許せちゃう憎めなさ。つくしに一切しゃべらせない俺様っぷりも独占欲丸出しでかわいい。松下さんの道明寺すごい。
もちろん!他のF4も素敵!
全身真っ白が似合う男、花沢類。こっちまで力抜けちゃいそうなゆるゆるっぷり。でもそこがいい。
基本的にこんな感じなので感情を見せているとときめきます。
「俺は静のすべての時間を俺にくれと言ってるわけじゃない」と歌い上げる時のメロディーラインと切なげな表情がいちばん好き。
そして美作さん&西門さん。
つくしと道明寺の恋の応援隊!
このふたりがまたとってもいいキャラしてて。
花男ミュージカルには欠かせない存在じゃないかなと。
つくしには道明寺を勧めつつ、道明寺には恋心の自覚をさせようと奔走するふたりが面白いです。笑
回を重ねるごとに増していったコンビネーションも見どころのひとつだったはず。
めんどくさい!って言いながらも世話を焼き続けるふたりが素敵です。
花沢類が静さんを追ってフランスに行く前につくしを抱きしめたときのフォローもさすがすぎて。笑
福岡公演では西門さんも後ろから控えめにぎゅって抱きしめてたところがかわいすぎました。道明寺、いいなあ。笑
F4以外のメンバーも、それぞれいいキャラ爆発してました。
浅井さん御一行。
つくしいじめたりもするし、悪役の部類に入るんだろうけど、やっぱり何か憎めない三人組。
つっくっしっをっ狩ーれっ!が頭から離れません。一緒に踊りたい。
動きがいちいちオーバーでかわいい女子たちです!
男子生徒の岩橋くんと坂口さん。
お坊ちゃん役でも溢れ出る岩橋くんの大型犬っぽさ。かわいい。
フォークとナイフを使ってのダンス、やや優雅な感じが面白いです。好き。
坂口さんは学生役の小物感あふれるキャラとダンスの綺麗さのギャップが大好きです。坂口さんの歌声好きだから、歌もがっつり聴きたかったなあ。
道明寺をボコボコにするも、F4にやられて最後に逃げていく男子。寺元さん。回によってちょこちょこセリフが違うものの、何だよ!ってつっこみたくなる感じが好きです。笑
そして!じゅんぺいくん!
歌の人ではないので歌唱力はちょっとあれだなと思ったんですが、それをカバーする演技力、さすがです。
ひとつひとつの動きが面白くて、芸が細かい。
インドア派ってセリフでドア閉めるとことか、そのあとの話でドア開けて外に出て後ろ手でドア閉めるとことかすごく好き。
つくしに自分を思い出してもらおうと缶けりの話をするときにする缶けりのジェスチャーも缶踏んだりと細かい仕草が面白い。
本性を表したときの演技はちゃんと怖くて、悪い顔してて、ギャップが……!追いつめられてる感がすごく出てて、すごいなと……語彙力が足りない!
つくしパパママの存在感は半端じゃなかったですが、うまく言い表せる気が全くしないので割愛。パパのキャッツ・オペラ座・レミゼネタ最高。笑
踊るF4も観れたし、とっても元気をもらえるミュージカルでした!
告っちゃえ!でのダンスのじたばた感たまらなくかわいい。
ちなみに福岡版の美作さんのアドリブは「めんたいこいっぱい食べて気持ち悪い」。地元ネタ入れてくれる優しさが嬉しいので、「つくしを探そう!」って言っちゃって「司を探そう!」ってもう一回言い直したのは聞かなかったことにしておこうと思います。笑
またいつか、再演してくれますように!!
雪だるまつくーろー♪
(前回までのあらすじ)
自分が乗って帰ってくるはずだった飛行機が普通に飛び、到着してたことを知ったみけ。
2公演のチケット諦めて航空券取り直してまで早く帰ったのに!!
40年ぶりの大寒波で欠航なるんやなかったんかい!!!
悔しさのあまり、コタツに潜り込もうとするも、もったいない……と考え直す。
そこでみけがとった行動は……!?
第3話:ふて雪だるま作り
みけです。
こんばんは。
ふて寝はもったいないのでふて雪だるま作りに励みました。
パジャマですみません。
この中に極弾やらパーカーやら着込んでの万全体制です。
手袋はスノボ用です。
せっかく雪だるまつくるなら、何かキャラクターつくろう。
作りやすいキャラクター……
そうだ!ミストだ!!!
なんか……もっと……かわいいやつを想定していたんですが、なんか怖い。
ものすごく怖い。
夜見かけたらひいってなるやつや。
友だちに「みけにゃんの作るものって時々放送事故ってるよね」って言われて納得いかなかったけど、間違いなくこれは放送事故ってる。
ちなみに着色は絵の具です。
水が結構必要なので紙コップに水入れてそこに絵の具溶かして、体とかはザバーッてかけました。
寒いし怖いのできたしでいったんは部屋に戻った私ですが、友だちに
「御三家つくったら?」
と言われ、せっかくなら作るかあ……とやる気に。
御三家と言えばあれだよね。
ミストフェリーズ。
ラムタムタガー。
スキンブルシャンクス。
「スキンブルは御三家じゃないよ」
と友だちがつっこんでくれるも、私はそれを確認する前に作り始めていました。
見事にスキンブルシャンクスがセンターを飾ってます。
マンカスごめん。
何故資料なしで作ってしまったのか理解に苦しむスキンブル。
ミストはよく描いてるからまあイケる気がしたんですが、スキンブルはいろいろわからなさすぎて、
あれ?
ここ何色?
黄色?
額に線あったっけ?
って迷走しまくりでした。
頭の上の謎の物体は帽子です。
素手でガッチガチに固めた帽子です。
タガーにいたっては何か……
豚???
ビー玉埋め込んだところがポイントですが、びっくりするくらい目立ちません。
タガーの仕上げをしていたら弟が出てきて
謎の城を建ててくれました。
ほんとに謎です。
ちなみにこのあと雪だるま作りの達成感で満ち溢れた私はコタツに入ってポテチを食べ……
寝てました。
ふて寝回避した意味ない。
外に出てみると、なんか怖い3体が立ってました。
明日の片付け、面倒くさいなあ。
2016/1/22(金)夜:フランケンシュタイン
韓国に行ってまいりました!
念願の韓国ミュージカル遠征。
いちばんの目的のレミゼは観ずに帰らないといけなくなってしまったんですが、折角なのでフランケンシュタインの感想をぼちぼち。
レミロスを穴埋めするために韓国レミ遠征を決めたときに、友だちに聞いた話で興味を持った《ミュージカル:フランケンシュタイン》。
韓国オリジナルミュージカルだそうで、あらすじが気になったのと、韓国語わかんなくても泣ける(※重要)という評判に惹かれました。
あんまり前知識は入れたくないのであらすじざっくり読んでの観劇だったのですが……
泣 け ま し た!
韓国語ぜんっぜんわかんなくてチングとタンシンくらいしか聞き取れなかったレベルですが、ぶわーーーって涙が溢れてきました。
歌と演技ってすごいですね。
何言ってるか全然わかんないけどどういうことを言ってるのかなんとなく伝わってくる。いや的外れだったらすみませんって感じですが。
そんなわけで、フランケンシュタインみんなも観てー!!って気持ちで独断と偏見まみれの感想をつぶやいていきたいと思います。
もし観る予定があるとか、前知識は入れたくないの!派な方とかはスルーしてください。
ネタバレというか、物語に結構触れると思うのでご了承ください。
※解説してくださってるサイトをいくつか読んでからのレポですが、何せ私が全く韓国語わからないので、台詞とか細かいところとか順番とか間違ってる可能性高いですすみません……!
今回のキャストはこちら。
顔つきキャストボードってわかりやすくていいなあ。
《あらすじ》
舞台はナポレオン戦争真っ只中の19世紀ヨーロッパ。『死なない兵士』の研究を進めていた科学者ビクター・フランケンシュタインと、身体縫合手術の天才アンリ・ディープレが出会う。生命を創造するという禁忌を犯そうとするビクターに初めは反発していたアンリも、ビクターの確固たる信念に心を動かされ、協力することになる。終戦後、研究室は閉鎖されたが、ふたりはひっそりと研究を続けていく。しかし、ある殺人事件をきっかけに、事態は急変。一匹の怪物が生まれることになる……そこから展開される、愛と憎悪の物語。
※ここからストーリーの説明とかネタバレとかがっつり含んでしまうと思うのでご注意ください!
このふたりが並んでるとまた絵になるんですー!(表現できてないけど)
わりとどの舞台にも言えることだけどキャストによって全然イメージが違うらしくて、次は違うキャストで観たいなあ。ていうかドンソクさんで観たい。
話が逸れましたが、アンリが首をギロチンで落とされるところから物語はどんどん進んでいきます。
そもそもアンリが被ったビクターの罪というのは、殺人。
実験のために首が欲しいビクターは首を売るという葬儀屋の男との交渉で揉め、カッとなって殺してしまいます。
そんなビクターを見ていたアンリはすぐにビクターを気絶させ、執事に全て黙っているように約束させ、自分が葬儀屋を殺したと自首します。
牢に入れられたアンリに、ビクターは本当のことを警察に言えと駆け寄りますが、アンリの決意は揺るぎません。
死んでも君の夢の中で生きていけるなら幸せだ、と歌うアンリ。
この歌が泣けます。ビクターへの愛と信頼で溢れてる、優しく、そして力強いこの曲にアンリの全てが詰まっている気がします。
泣くに決まってるだろ!!
そして。
落とされた首を持ち帰り、研究中の身体と繋げるビクター。
動き出すそれに、「アンリ!」と抱き締めますが、それはもうアンリではなく、怪物は執事を殺してしまいます。
ビクターはショックを受け、その怪物を殺そうとするも、逃げられ……。
お互いに信頼し合っているふたりだったからこそ、拗れていくのが見ていてとても辛い。
逃げた怪物は格闘場の主人に捕まり、ファイター(って表現が合ってるかはわかりませんが)として働かされます。
そこで下女のカトリーヌと出会い、怪物は初めて人間と心を通わせていきます。
はじめて会ったときにカトリーヌが怪物に「アン・ニョン」と手を振りながら話しかけるのですが、それを真似する怪物がめちゃくちゃ可愛いんです!
何も知らない、無垢な子どものようなその反応。
でも考えてみたら、当然ですよね。
身体が大きくたって、彼自身は生まれてそんなに経ってない。
それなのに命を狙われて逃げてきたら格闘場に囚われて……そんな彼を思うと、切ないです。
結局、カトリーヌには裏切られてしまいます。
裏切られているのに気付かず、あん、にょん、と手を動かす純粋な怪物もとても切ないです。
マシッソー!(って聞こえた気がした)とふたりでキャーキャー騒いだりカトリーヌが怪物をくすぐって楽しんだりしてる間は、確かに情はあったんだと思うけれど。
ちなみにこの作品は全ての主要キャストが一人二役を演じてます。
格闘場の場面では、女主人をビクターの姉役の女優さんが演じてたり、ビクター役の俳優さんが女主人の旦那を演じてたりと、面白いです。
ほんとはもっともっと衝撃的な場面とか泣ける場面とかあるんですが、是非直接観ていただきたいな!と思える作品でした。
全体的には映像と火の使い方が印象的だったなあ。
あとあと!個人的な注目ポイントは、肉体美。
アンリのウンテさんも男性アンサンブルの方々もめちゃくちゃいい身体してます。
研究室の実験対象と思われる男たちの異質なダンス、目を奪われます。
格闘場の部下?たちも力強い動きで魅せてくれます。
最後に、カテコの話をちょっと。
いや、ちょっとじゃないです。
全員でのカテコのあと、みんながはけていき、ビクターとアンリだけになる舞台。
ふたり向き合い、どうするのかなと見ていたら。
ビクターが、あんにょん……!
嬉しそうに返すアンリ。
劇中ではこんな風に笑い合う結末は迎えられなかったふたりのその姿に、涙が止まらなくなりました。
そしてビクターの、おいで!と言わんばかりの手。
ハグしに行くわけじゃなく、手を広げて待つって反則です。きゅんときた。
アンリがハグで応え、抱き締めるビクター。
ビクターがアンリの肩を、なだめるようにずっとトントンしてたのがまた泣けました。
楽しい場面もないことはないんですけど全体的に重くて辛い話なので、カテコだけでも救いがあってよかったなあと個人的には。
とっても長くなってしまいましたが、フランケンシュタインに感動したって話でした。
また時間見つけて好きなシーンとか描きたい!
いつか日本でも公演してくれたらいいなあ。