なんでもないこと、みーっけた

飽きずに綴っていけたらいいな

トラブルだらけの渡韓記録

 こんにちは、みけです。これを書き始めたのは6時前なのでバリバリの朝なのですが、この始まりが習慣になっているのでおはようございますではなくいつも通りこんにちはで始めたいと思います。


さて、いつも通り帰国日の早朝。朝イチで帰って出勤しようとしている私です。一昨日の時点で面白すぎたのでブログにしようとは思ってたのですが、あまりにトラブル続きなのを心配してくれた友人に「ブログに書いてお焚き上げした方がいい」と言われたので、今回の旅の記録を書いていきたいと思います〜!私もそう思う!

 


 
まず出発前日、顔を負傷。人生で顔を負傷した覚えがあるのって小学生時代に側溝に顔から落ちた時くらいなんですが、まさかこの歳になってこんなあほみたいな怪我をするとは思いませんでした。こんなことになるとは思わなかったとはいえ、これはわりと自業自得の怪我なんですよね。なかなか腫れてて病院行きになったので、出発当日じゃなかっただけまだマシなのかもしれません。血を流しながら出国しようとする人間、どう考えても嫌すぎますもんね。幸い脳にも骨にも異常はなく、自然治癒を待つのみという結果に。顔の真ん中に大きすぎるパッドを貼った状態での大移動(韓国に着いて1枚外したから仰々しさは減った)、なかなか目立って恥ずかしかったです。そうなんですよね、今回はこの怪我のせいで色々出かけたいよくとか人に会いたい欲がいつもより控えめで、出発前からテンションが低めだったんですよね。なので旅に集中できてなかったというか、注意散漫だったのはあったかもなと。仕事用の靴履いてきちゃったり、友人に渡したいもの忘れてきたりもあったし。まあ別に私がどんだけ気をつけてても起きただろうトラブルも多かったんですけども。ただ怪我に関しては綺麗に眉間で、ちょっとずれてたら目に直撃して大惨事になってたかもしれないので、不幸中の幸いだなあと。日韓問わず会う人会う人に「目じゃなくてよかったね」と言ってもらいました。ほんとにそう。

 

さて出発当日。今回は夜公演から観れればよかったので、午後半休で空港へ。かつてないほどスムーズで、10分程で地元の空港に到着。今思えばこれがそれから待ち受けてるトラブルに対する、嵐の前の静けさだったのかもしれません……(考えすぎ)ウェブチェックインはできなかったものの、空港内もとても空いていてスムーズに出国まで終わりました。時間があったので推しへの手紙を過ごしたり、優雅に過ごす私。そんなこんなで搭乗が始まった時に、気づきました。

 

え、私ダウンどこ置いた?

 

職場を出るまでは確実に持っていたはずのダウンがありません。保安検査場でもちゃんと脱いでカゴに入れた覚えがあります。……保安検査場から、身軽に出てこなかった?どう思い出してみても、保安検査場でダウンを受け取った覚えがありません。何ならダウンと一緒にカゴに入れた時計もありません。絶対保安検査場やん〜!!!リュックだけ手に取って出てきてしまった模様です。何か忘れてる気がしてゆっくり整理してたのですが、スタッフの方がじっと見てくるから焦って……(人のせいにするな)もしかしたらオイ忘れてるぞいいのかって言う視線だったのかもしれません……。

 

そんなわけで、韓国に出発する前から薄手のトレーナー1枚という極寒に立ち向かうにはあまりにも舐めすぎている格好で韓国入りすることが決まってしまいました。うっかりしすぎです。空港の忘れ物センターに電話してみましたが、まだ何も届いていないとのこと。そらそうだ。でも仁川で忘れ物した時に比べたら全然いつでも取りに行けるし、なくしたわけじゃないしいっかあ、と気楽な私。それでも気の抜けてることは確かなので、気を引き締めて出発することにしました。このままだとパスポートとか財布とか大事なものを紛失しかねない。

 

行きの飛行機は、何の問題もなく搭乗開始。お客さんもみんなすぐに集まったようで、非常時の説明も早かったです。しかし問題はそれから。全く離陸しません。こんな離陸しない?ってくらい全く動かない。ひと眠りしましたがまだ離陸してませんでした。滑走路がすごく混んでいたんだと思います。遅延のちの字の説明もないまま、ナチュラルに遅延です。でも今回はそこまでギリギリのスケジュールではないので焦りません。入国審査で私が並んだ列の前の人だけ異常に時間かかりすぎて10分以上待ってたら最後のひとりになって別の列に並びましたが、いや運悪!!!と思いはすれ焦りはしませんでした。旅中の多少の不幸は笑い飛ばせる私です。(仕事中の不運はぶちギレる心狭い人間)予約した直通列車の出発まで時間があったので、昼ごはんを食べに。この時いつも使ってるクレカがないことに気づきましたが、焦っても仕方ありません。今思うとこれは真剣に探しとけよって感じですが。その後ゆっくり確認すると、他のカードに隠れてるだけでした。よかった!

 

その後は比較的スムーズにソウルに着きました。ホテルチェックインも済ませて、大学路へ。元々暑がりな私です。ヒートテックを着込んだので上着がなくても何とか耐えられそうな気候ではありましたが、夜は寒くなりそうなのでお店に寄ってダウンを調達。保安検査場で置いてきてしまったのは想定外すぎましたが、持ってないタイプの軽めで短めのダウンを75%オフで買えたのでラッキーでした。日本でもたくさん使おう〜!ちなみに昨年、ダウンを家に忘れてきてしまう事件がありましたが、その時は出発前にユニクロでダウンを買い、1日も経たずに紛失しました。同じ轍を踏んではいけません。何度もダウンがあるか確認しました。着ればいいじゃん?って思うかもしれませんが、ほんとに暑がりで汗っかきなのでめちゃくちゃ寒い時じゃないと汗かくからダウン着れないんですよね。難儀な体です(?)ダウンをゲットしたあとはダイソーへ。眉間のパッドが目立ちすぎるので伊達メガネで少しでも隠そう作戦です。メガネが似合わない自負(?)があるのとかけ慣れてないのでできるだけかけたくないのですが、少しでも誤魔化されるなら、わがまま言ってられません。無事に黒ぶちの大き目の伊達メガネを2000wでゲットし、劇場に向かったのでした。

 

推しの出演する演劇の、初日。今回は推しの初日でもありながら作品自体の初日でもあったので、どんな舞台になってるのかドキドキしながらロビーで過ごしていました。壁一面に貼られた出演者たちが仲良く肩を組んでいる写真、よりによって推しの腹には非常口が光っていたのですが(印刷位置の関係)、ピンで撮っている私たちを哀れに思ったのかスタッフの方が切り抜かれたパネルを持ってきて一瞬だけ非常口を埋めてくれました。非常口を隠すのは問題なので、私たちが撮るためだけに。優しい。再観覧カードが妙に大きかったり、劇中に登場キャラクターのシールを無料配布してて手に取ったら「たくさんもらっていいですよ~」って声かけられたり、何かすごくほのぼのした気持ちで客席に向かえたんですよね。私はトイレが近すぎるのと観劇の時は緊張でますますトイレが近くなるのでわりとギリギリに席につくのですが、今回は座席表を見たら入り口すぐの席だったので5,6分前くらいに客席に入りました。先ほども言ったように、私の席は客席入ってすぐの席のはずです。しかし視界に入った一番手前の席には誰かが座っています。何かの間違いかなと思った私はその座っている人の背もたれあたりに書いてある座席番号を見て、目を疑いました。A-2。私の席は、A-1。

 

え、私の座席、ないな???

 

確かに自分で買ったはずのA-1、チケットにもしっかり印字されています。でもA-2の隣には空間があるだけで、椅子が存在しません。動揺しながらもスタッフの方に「私の席ってどこになりますか?」とチケットを見せながら聞いてみました。慣れた様子でチケットを確認して一緒に客席まで来てくれたスタッフさんでしたが、私と同じように隣のA-2の席を確認して、顔色が変わりました。いや、そうですよね。どう見ても席ないもん。「少々お待ちください」と慌てて確認に行くスタッフさん。少し待っているとMDブースにいたお兄さん(翌日からはいなかったから初日を確認に来た関係者だったのかも)が慌てた様子で現れました。そして用意された、パイプ椅子。本来A-1も存在するのか、やや空いた空間にパイプ椅子を設置してくれました。「すみません今日はこちらで……全額返金するので、そちらについては公演が終わってからお話します。本当に申し訳ありません」とあまりにも悲痛な表情で謝罪をしてくれる関係者の方。MDブースでステッカーたくさんもらっていいよって言ってくれた人であり非常口を一瞬埋めてくれた人でもあったのもあって、そもそも元々が観れるならまあいいや精神なので、そんなに気にしないでも……><という気持ちでした。ただ本来の座席よりパイプ椅子の方が高いため、ひとりだけ頭一個分座高が高い人みたいになってるのはちょっと気まずかったですが。後ろは事故用の保有席らしく4席くらい空いてたので、誰の視界の邪魔にもなってなさそうで良かったです。いや~~~、それにしても。

 

私の座席だけないの、面白すぎるやろ。

 

みなさんきっとそれなりにトラブルも経験されてると思うんですが、自分の座席だけ存在しなかった話は聞いたことない気がします。カンパニー側もよりによって外国人だったので戸惑ったんじゃないかなと。観劇後に外に出た瞬間「こちらに」と連れて行かれ、返金のための個人情報などをお伝えしました。そして「本当に本当に申し訳ない気持ちなので、こちらささやかですがプレゼントです……」と渡された紙袋。中には直筆の謝罪の手紙と招待券、今回の作品のグッズが3つ程入れられてました。ただで観れた上に、更にただでもう1回観れて、更にグッズまでゲット。逆にラッキーでは???何度も何度も謝られましたが、十分に誠意を感じたので怒りも湧きませんでした。そもそも座席ないってわかった時点で「いや座席ないの笑うwwwブログのネタにしよwwwww」くらいしか思ってないような奴に頭を下げすぎかもしれません。とはいえカンパニーのミスはミスなので、今後はこういったことが全くないようにしてもらえたらなあと。推しの作品関連で炎上したら嫌ですしね!ちなみにそれから全く公示が上がらなかったので密かに心配してたんですが、2日後に行くと座席が存在してました。自由に取り外しできるタイプだったのかな。つまり翌日からは座席が存在していたようです。対応に追われるかもなと思ってたんですが、座席があるなら対応も何も必要ありません。そら公示もないはずだ。結果、あの劇場で最前列でパイプ椅子観劇をした唯一の人間になったのでした。パイプ椅子に比べたらどこの座席も快適に思えたのも、思わぬメリットだったかもしれません。


(追記)
公式からの公示で、次回のオープン以降はA1の販売を取りやめるとのこと!ほんとに座席がなくなってしまいました!笑 そして予約チケット一覧を見てたら、あの日のA2の予約履歴が。たった1席中央に寄ったって大して見え方変わらんしな、とめんどくささが勝って入金せずに流したんですが、このたった1席の差が普通の座席とパイプ椅子という明暗を分けたと思うとまた笑いが出てきました。まさかそれが運命の分かれ道だったとは……。笑

(追記終わり)

 

翌日の土曜日もなんとなく不幸に見舞われたりしてましたが、まあ大したことでもないので割愛。当日券で観ようと思ってた舞台、前の用事が押しちゃって観れなかったんですが、行かなくてよかった!ってなる出来事もあったので、結果オーライかなあと。私の渡韓、結果オーライなことが多い気がします。

 

そして日曜日。推しに怪我をつっこまれたり等いろいろあったものの、無事にマチソワ観劇し、帰りもスムーズに直通列車に乗り、無事に空港に。空港内ホテルであるダラクヒュに到着。もはや定宿と化しつつあるダラクヒュ。チェックインもスムーズです。5時起きなので22時に寝る目標で、シャワーを浴び、荷物を整理し、寝る前にトイレ行くか!とめちゃくちゃてきとーな恰好で外に出ました。シャワーはついてるんですが、トイレは共同なんですよね。何だか色々あった今回の旅も、ここまで来たらさすがにもう何も起こらんやろ~と完全に高を括っていました。でもまさかこんな何回も泊まったことあるホテルで締め出されるなんて思わないじゃないですか。トイレから帰ってきてキーをかざしても、反応しないドアに絶望することになるなんて、5分前の私は知りませんでした。人にも会わないしすぐ帰ってくるし~と、トレーナー+短パン+どすっぴん+スマホもなしという雑な恰好で部屋の外に出た私。こんな格好でフロントに……?と思いながらもどうしようもないのでフロントに状況を説明しに行きました。すぐに一緒に来てくれて開けてくれようとしますが、開きません。中から鍵閉めました?と疑われる始末です。いや何も触ってないしそのままただ出てきただけです、と説明する私。そもそも鍵を閉めて出てしまったらどう頑張っても解錠できない作りだったら、もっと事故が起きてそうじゃないです!?色々な工具を使ってどうにか開けようとするスタッフさん。しっかりダウンを着ているその人を見守る、夏のような恰好の私。「厄払い行くかあ♪」と軽く決意した瞬間でした。せめてスマホ持ってきたらよかったな、と思いつつ、このまま開かなくて業者が来るまで待つことになった場合のシミュレーションを頭の中でやってました。パスポートもスマホも財布も部屋の中にあるから、きっと朝イチの飛行機は乗れない。フロントから実家に国際電話かけさせてもらって職場に伝えてもらって、飛行機はホテルから事情を話してもらって、寒すぎるから何か貸してもらえないか聞くか……。そんなこんなで30分経った頃、何をどうやっても開かなかった鍵が反応して、開きました!!!!!何をどうしたらっていうよりも、同じことを繰り返してたらたまたま開いた、みたいな感じだったので、ただの運だった気がします。スタッフの人も困り果ててて電話で誰かとずっとやりとりしてて「それはしたんですが開かないんですよね……」みたいなことを繰り返してて、「いやそれが......あっ開きました!」的な流れだったので。そして中からキーの機械をいじって一言。「バッテリーが切れてるみたいですね……」と。部屋に入るまでは反応していたキーが、たった30分後、トイレに行った時は反応しなくなるなんて。それなら私が入る前にバッテリー切れといてくれよ!!!!!と思いましたが、部屋に入れた私は無敵なので黙って部屋で待機してました。そして「ちょっと作業しますね」と更に30分ほどガチャガチャといじってくれていたスタッフさんですが、「時間がかかりそうなので別の部屋に案内します」と。そうして私は別の棟にある部屋に移動することになったのでした。それにしても散らかし魔の私なので、荷物まとめててほんとによかった。死ぬほど汚い部屋を見られなくて済んだし、すぐに移動することができました。朝チェックアウトする時にキー直ったか聞いてみたら結局直せなかったとのことだったので、バッテリー切れというよりも完全なる故障だったんだと思います。そんなピンポイントなタイミングで故障することある!?って思い返してみても笑いしか出ませんが、考えてみたら今日の朝締め出されることにならなくてよかったなって。今日の朝同じことが起きてたら、飛行機に完全に乗り遅れてたと思います。帰りは結局遅延もなく無事に出勤できたので、これも結果オーライです。

 

無事に帰ってきてね、と心配してくださった方々、ありがとうございました!笑 まだ家には帰り着いてませんが、無事に地元に帰ってきたので安心です。ほんとに色々あった旅でしたが、個人的にはネタが増えたので問題なしです!!!笑 気をつけててもトラブルは向こうから歩いてくるなと改めて思いつつ、なんやかんや今回も楽しく乗り切って思い出も増えたので、次の渡韓も楽しみたいと思います。

 

最後に、昔のトラブル記もついでにお焚き上げしておきます~!

 

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