2016/10/15(土)夜:ロックミュージカル レ・ミゼラブル
というわけで観てきました、ロックミュージカル版レミゼ。ふたりの男の物語。
ネタバレ全開です。
丁寧なレポとか元々書けた試しがないけど今まで以上に雑です。絵もきたないです。
かいてるそばから忘れてくので必死です。
かいてるそばから飽きてくので必死です。知らねえよ。
もはやレポじゃなくて備忘録っていうか自分用メモです。
あと。
韓国語わかってません。
時々聞き取れる単語があるようなないようなってくらいのレベルなので、勘違いも多いかもです。
うろ覚えなので記憶違いもあります。
それでもよければ読んで頂けると嬉しいです。
バルジャベの対決に焦点を絞ったミュージカルってことで、確かにふたりがメインではあったんですけど、思った以上にしっかりレミゼでした。
いやどんだけふたりしか出てこないと思ってたんだ私。
どちらもわりと整った顔でしたが、ジャベールは長身細身、バルジャンは筋肉質でジャベより少し背が低いという見た目からしても対照的。
和訳センスゼロか。
なんて訳したら素敵な感じになるんでしょう。誰か教えてください。
私があなたって歌詞を繰り返す歌があるんですが、ことあるごとに歌ってた気がします。
ジャベールの葛藤が描かれてたようですが、そのフレーズ以外は何て言ってるかわかりませんでした。残念。
マリウスを背負って行こうとするバルジャンを止めるも、もちろん止まるはずもなく。
この「가지마」がすっごく切なく聞こえました。振り絞るような、行くな。
ちなみにこのジャベール、このまま拳銃で自殺。真っ暗になってから発砲音という演出でした。
その後、カテコ的な雰囲気の中、結婚式に。
この絵のふたりは目が死んでるけど、めっちゃ幸せそうでした。
バージンロードを歩く花嫁コゼットと、父バルジャン。
途中でマリウスに託し、バルジャンは来た道を戻り、ジャベールと再会。
この亡くなったってわかる演出、なんだか好きだった。
ジャベールと手を固く握り締めるバルジャン。ここでふたりとも救われたのかなあ。
そういえばファンティーヌが亡くなるシーンは、原作寄りでした。
嘘だ!っていうのをすごく強調してたジャベール。
コゼットが来ないことに絶望してショックで死ぬファンティーヌ。
工場で働く若者たちは若さ溢れてて可愛かったです。
楽しい〜って雰囲気でもないはずなんだけど、アップテンポだし踊りもあるからか聞いてて楽しかった。
工場長は女の人。
ファンティーヌが首になる横で微塵も動揺せずに立ってたヴィクトル・ユゴー先生。
ストーリーテラーとして作者が出てくるって忘れてて、あのイケメン誰だか知ってる!?知らない!状態でした。30分くらい。
娼婦たちを連れて歩いてポン引きの役割を果たしたり、ファンティーヌに殴られてバタマボアの役割を果たしたり、何かと重要なところにいます。
なるほどな〜と思う使われ方(って表現するのが適切かわからないけど)でした。
エリザのルキーニみたいな感じかなあ。
テナルディエ夫婦は美男美女。
個人的にはテナが一番好きな顔でした。聞かれてない。
ふたりとも動きがひょうきんで可愛かった。
なんだかんだで憎めない彼ら。
みんな大好きアンジョルラス。
発表の時点で誰もキャスティングされてなかったので革命のシーンはカットかなと思いきや、ちゃんといました。
でもアンサンブルとしての色が強いというか、一応役名はあるけど他の役をしてることの方が多かったです。
存在感も薄め。細くて可愛い感じのアンジョさんでした。
学生はアンジョとマリウス含めて6人かな。
マリウス〜な感じで絡むアンジョさん。
気さくなお兄さん。リーダー感はマリウスの方があったかも。
バリケードはなくて、舞台上を走り回って戦いを表現してたのが新鮮でした。
美女と野獣みたいで暴徒がお城に入ってきたときみたいに、舞台上を行ったり来たり。消えたり現れたり。みたいな。いやあんなに楽しい雰囲気ではないけども。
書きたいことは他にもいっぱいあるんですが、燃え尽きました…。
ちゃんと描けなかった残骸だけちょろっと置いときます。
これ絶対魅力が伝わってないやつですよね!
下手くそすぎる私のプレゼン!プレゼンにすらなってない!
原作ミュージカル漫画アニメなどなどジャンル問わずレミゼが好きな人なら、観てみて損はしないんじゃないかなあと。
ミュージカルレミゼラブル大好きでそれ以外の認めないって方にはオススメできませんが……!
私はすっごく楽しかったです。
音楽はキャッチーというか現代っぽくて、ロックなのかって言われるとわかんないけど、聞きやすい感じの曲ばかりで。
ダンスもあるから見応えもあるし、ミュージカルレミゼと比べてしまうと大きな舞台セットとかはないけども、回転扉が複数あってそこから複数人が一斉に出てくるのとか、さっきもあげたバリケードのない戦いとか、面白いなと感じることが多かったです。
あ、あと出演者がみんな歌うまでした。さすが。
悔しいのが遅刻してしまって途中からしか観れなかったことと、そのせいで最前列の花道横の席に座れなかったこと。
花道はじゃんじゃん役者さんが通るので、近くの人は尚更楽しそうでした。
2階の最後列から観たわけですが、2階っていうか半2階みたいなところだったので十分近くて楽しめました。キャパどのくらいかなあ。リベンジしたくて仕方がない。
全然伝わった気がしないしレポというレポできてませんが、個人的には、主観だけで言わせてもらえば、面白かった!ので!レミゼという物語が好きな人は一見の価値あり!です!!!
なお自分の見る目と価値観に全くの自信がなので責任は一切とれません!!!無責任すぎる!
観察日記(にしてもひどい)みたいな文を読んでくださりありがとうございましたー!
もっかい観たいしアイーダ観たいから渡韓付き合ってくれる人募集です〜!
わかってる、ここで募集してもな…ってことは!
ちなみにこの日のキャストはこちら。
写真よりもみんなイケメンor美女でした!
博多座エリザ2016ログ
レポ絵というにはおこがましいものばかりですが、集めてみました。
今年初観劇
ここが好きだよ!まりおフランツ1
カテコにて
ここが好きだよ!まりおフランツ2
フランツ7体集めると願いが叶うらしい
100フランツ(博多座通貨らしい)
ここが好きだよ!まりおフランツ3
博多座楽にカテコにて
カテコ挨拶にて、しろたんのコメントに破顔するまりおさん
はなふささんが噛んだときにズコッてなるリアクション芸人まりおさん
このへんもちゃんと描きたかったなあ
萌え袖かわいいWルドルフ
戴冠式のあとのバサッてするところ好きだけど手見えてなかったしマントの模様も描けてなかった
人払いするときの動きがよくわかりませんって話
赤ちゃんあやすソンハルキーニが好きです
投げキッスバージョンも好き
楽は両方やってて盛りだくさんだった
まりおフランツはじめとする素晴らしいカンパニーの方々のおかげで楽しい一ヶ月でした!
また博多座でお待ちしてまーす!!
つくったものログ
何となく思い立って、今まで作ったものをまとめてみました。
さすがに全部は載せられなかったのでちょこちょこ割愛。
備忘録も兼ねて。
8年前。学生時代に何かしらのプレゼンをしろっていう授業があって、あーじゃあキャラ弁作ってみるかあ……みたいな軽いノリで作ったものたち。
リラックマの色はめんつゆ。
まだキャラ弁のレシピとかあんまり出回ってなかったので、完全なる自己流。
見た目重視すぎて食べられたもんじゃなかったけど、弟が持っていって完食してくれた思い出。
かぼちゃクッキー。
クッキーなのにサクッとした食感はまるでなく、ぐにゃっという謎の歯ごたえがある食べ物。
平たく言えば失敗作です。
色画用紙で切り貼りしたものたち。
主にオワインさん。レミゼラブル25周年記念コンサートでフイイ役を演じられてる方。
しれっとアーロンジョだったりラミンジョだったりギラムさんが混じってたりします。
STIDのカーク船長とスポック。
カークの眉毛を剃り落としてしまい、眉毛をあとから作り直した覚えが。
同じく消しゴムはんこ。
そもそも絵のバランスが悪い。
左からタガー、ミスト、デュティユル。
下手くそながら、贈らせて頂いたみっつ。
本当に何で作ったかわからないnyamoca。
福岡CATS!ってことで浮かれてたんだと思われ。
出来はともかく、珍しく似てるって言われたからちょっと気に入ってるコリコなのでした。
他にもがっかりクオリティのタガー、マンゴ、ミスト版がある。
プラバン。フロットサム。
プラバンアクセが流行ってて可愛いな〜って思いながら、何故かいちばんアクセサリーから遠そうなキャラを選んだ謎。
消しゴムはんこ。フロットサム。
上手くいかんかった!って作り直したはいいものの、今となってはbeforeもafterも大して変わらないという。
樹脂風粘土キューピー。
キューピーちゃんごめん。
オワインさんの誕生日に。
バースデーもまともに綴れない英語力がバレる痛恨のミス。
線はチョコペン、色はゼリーを溶かして流し込みました。
初☆羊毛フェルト。
自己流を貫きすぎて謎の物体に。
ペラッペラの旅のしおり。
でも作るの楽しかったからまた作りたい。
誰か!旅行!しましょう!!!
人生初、キャラハヤシ。
忠実に作ればいいってわけではないと学ぶ。
別に忠実でもないけれど。
失敗を踏まえて、簡素に!
体も作ってましたが沈みました。
調子に乗ってチーズで名前を入れてみるも、30分後には溶けてた。
クリアファイルで作ったステンシル使用。
ミロじゃなくてココアパウダーでするべきだったとあとで反省。
羊毛フェルト×キューピー
みたいにいい感じに表記してみたって残念な出来は変わらない。
何でこんなものを……?と思われるかもしれないけど、今の私にはわかりません。
おろしアートでタガー。
おいしかったです。
色付けは醤油の量を調節して濃淡つけた。
同じく大根おろしアート。
クリスマスパーティーにて。
食卓に並ぶ松下私シチュー。シュール。
シチューにご飯は入れない派なのであんまり美味しくなかったです。
安宅丸の逸平ちゃんカレー。
本物はもっとかっこいいよ!
安宅丸の将軍&阿国ちゃんおにぎり。
本物はもっと素敵だよ!
最初で最後のアイシングクッキー。
たくさんもらったカラーリング用の粉がキッチンに眠ってます。
ベイマックス煮込みハンバーグ。
不器用なママの救世主と話題に。
焼く前のクッキー。
これ全部キャラ名わかったらすごすぎるやつ。
花束風春巻き。
薔薇ハムが上手くできると楽しい。
ミストちぎりパン。
噂の日本一簡単なレシピで焼けば本当に簡単においしいパンができちゃいます。
たとえこんな出来だって、パン自体はおいしかったです。まじで。
フランダーハヤシライス。
リアルに作るものじゃないという反省をしっかり覚えています。
オワインさんの誕生日。
さすがに今回はバースデーの綴りを間違うことはしてません。よかった。
沖縄で作ったシーサー。
イメージモデルがいるのですが、もはや謎。
御三家間違ってスキンブルを入れてしまった雪だるま三体。
ミストにいたっては完全に呪いの像です。
振り返ってみて、もっと王道に可愛いものを作ってみたいと思った今日この頃。
友だちに、パッと見可愛いのにどこか気が狂ってると言われただけある。
2016/3/6(日)昼:レミゼラブル
行ってきました韓国レミ!
念願のレミゼラブル……!
音域も声量も半端なくて、ひたすら圧倒されっぱなし。
ほんとはジュンモバルジャンが観たい……とか言ってたんですが、このバルジャンも素晴らしかったです。
ジュンヒョンジャベールはシュッとしててかっこいい。語彙力どこ行った。※元からない
エポニーヌも素晴らしかった!
マリウスに相手にされてない感が今まで見てきた中で誰よりも強くて、とにかく切ない。
マリウス、手紙はコゼットの父親に渡したって聞いたあと、エポの顔も見ずに頭をわしゃってするんですが、その表情がほんとにエポに興味なさげでなんとも辛い。
フリスビー取ってきたわんこに「よくやった」みたいな。いや、それだと愛あるか。わんこに失礼や。
アンジョが口パクで「マリウス」って呼んだってもちろん聞こえてません。いやそれは気付けないか。
余談ですがそのマリウス。
テナルディエたちがバルジャンを捕まえたときにコゼットを守……るついでに左にいた知らないおばさままで守っちゃってます。
なんならおばさまの方が腕にしがみついてます。
コゼットが気になるから守ったわけではなく、ただのいい人のようです。好青年。
そんなマリウスのエンプティ・チェアは感情がこもっててよかったです。声量もあって、悲壮感もあって、とても泣けた。
こっからは、ほぼほぼウヒョクさんのアンジョについてしか書いてません。
もともとジュンヒョンジャベ観たいねーってなって計画したレミ遠征。
でもやっぱりアンジョが誰か重要やな!と思って軽い気持ちで調べたところ、わ〜〜〜〜〜なにこのイケメン!観たい!絶対かっこいいやろ!とミーハー心が騒ぎまして。
はい、期待を裏切らないかっこよさでした。ふぉろわさんの言葉を借りるなら、麗しい。
バイト姿すらかっこいい。サスペンダーに麦わら帽子で稲っぽいの持っててもかっこいい。
遊び心は少ないけど、常に真面目な感じが好感持てました。
で、アンジョ!
自信満々!!!オーラ溢れる美青年。
動きのひとつひとつが大きくてちょっとバタバタしてたりするところもあったんですが、仲間を制止するときのスッとした身のこなしはさすが。
顔が整ってる上にあまり表情が変わらず、クールなタイプと思いきや。
蓋を開けてみると情熱的、というか感情的なアンジョルラスでした。
特にグランテールとの絡みが熱い。25thほどではないけども!
レッド&ブラックをマリウスと歌いながらさらっとアンジョに絡みに行ったグランテール。
別に胸ぐら掴んでるとかそんな物騒な感じではなく、タイをくいっとあげるだけ。
グランテールが去ったあと、何とも言えない表情を浮かべるアンジョ。
何か思うところがある様子。
自信に満ち溢れたアンジョの顔に、一瞬だけ影が落ちたような気がしました。
前半で感情を顔に出すことが少ないんですが、後半はどんどん感情を表していくアンジョ。
ジャベールがスパイだと知った時は殺しにかかりそうな勢いをどうにか自分で抑えてる感じだったし、ガブローシュが死んだときの動揺は半端じゃなかった。落胆や悲しみ、とかではなく、もはやパニック起こしてるんじゃないかってくらいの動揺。今まで観たどのアンジョよりもショックを受けてた気がします。
「市民は来ない 僕らは見捨てられた」のあたりは本当にボロボロで、その前から立ってるのが精一杯なんじゃないかってくらい満身創痍で、仲間たちに背中叩かれながら叱咤されてて。
溢れ出るほどあったはずの自信が、うまくいかない現実を目の前に崩れていくのが何とも切なかった。
グランちゃんがDWMで歌いあげて俯いたあと、スッと肩に手を回すんですが、そのままその手は彼に触れることなく引っ込められ。
数秒間、どうすべきかと震えていた手。いろいろな葛藤があるように見えました。
どんどんボロボロになっていくアンジョ。
マリウスが撃たれたときは足元もぐらついてるくらいのボロボロさ。
だったんです、が。
撃たれたマリウスのもとに駆け寄ったとき、そばにいたグランテールと目が合います。
そこからの立ち直りはとても早かった。
ふたりでスッと立ち上がり、笑顔で握手。
初期の自信に満ち溢れたアンジョが戻ってきた瞬間でした。
もっと麗しく描けなくてごめんねウヒョクンジョ。
一部棒人間でごめんねアンジョとグランちゃん。
思い描いた未来とはかけ離れた現実を目の前にして心身ともに崩れていくアンジョルラスにとって、自分のことを信じ続けてくれるグランテールの存在はそれはそれはありがたかったんじゃないかなと。
グランテールがいなければあの最期もなかったんじゃないかと思わせるくらい、印象深い握手でした。
あのアンジョが最期までアンジョでいられたのは、グランテールのおかげじゃないかなあ。
ぜんっっっぜんうまくまとまらないし絵もぜんっっっぜん描けてないから伝わる気が全くしない!けど!このへんで終わります!偏りすぎにもほどがあってごめんなさい!
2016/3/6(日)夜:フランケンシュタイン
フランケンシュタイン日本公演、おめでとうございますー!!!
好き!と思ったものはみんなと共有したいので、この発表を待ってました。嬉しい。
せっかくタイムリー(?)にレポ書くので、観たことない人に向けてちょこちょこあらすじ入れながらレポしていきたいと思います。
何の予備知識も入れたくない!まっさらな状態で観劇したい!って方には、ネタバレになってしまうのでご遠慮いただけたら。
前回の渡韓のときに泣く泣く手放したドンソクビクターのフランケンをリベンジすべく、行ってきました今年2度目の韓国。
観てきました2度目のフランケン。
今回のお目当てはこちら。
チョン・ドンソクさんのビクター博士。
この斜めからの角度が美しすぎて絶対に観たかったドンソクビクター。
本物もめーーーーーーっちゃくちゃ美しかったです。かっこよすぎ。
ミュージカル【フランケンシュタイン】の舞台は19世紀のヨーロッパ。
ナポレオン戦争真っ只中。
「死なない戦士」の研究として生命を創り出そうとしているビクターが、縫合手術の天才アンリに出会うところから物語は始まります。
アンリ……!!!
私が今回観たハンチサンさんのアンリ、176cmあるらしいんですが、ドンソクビクターが186cmあるからか、めちゃくちゃ小さく見えて…………か、かわいい……!!
ポケットに入れて持ち帰りたいよ〜〜〜ってなりました。無理。
こんなに存在が可愛い30代男性いていいの?
このアンリがまた真面目で健気で可愛いやつなのです。
いや韓国語だから何言ってるかはさっぱりでしたが、オーラとか表情とかいろいろ。
実を言うとウヒョクさんのアンリで美青年ペアが観たいと思ってたんですが、登場した瞬間からメロメロでした。私が。
(ウヒョクアンリは日本公演のあと来日公演してくれると信じてる!!!)
このアンリ、生命の創造という禁忌を犯そうとするビクターに初めは反発してたんです、が。
「君の手にヨーロッパの平和がかかってるんだ」
と協力を要請されて
「命令ですか?質問ですか?」
と返したアンリに
っておでこコツンて……
た……
たらしだ〜〜〜〜〜〜!!!!!
そして
堕ちた〜〜〜〜〜!!!!!
いや堕ちるよあんなんされたら誰でも……ってひとり悶える私。
そして「友として」頼まれたことに嬉しそうなアンリがまためちゃくちゃ可愛い。
努めて表情に出さないようにしながらも、口の端が緩んじゃってるのが何とも可愛い。
ちなみにこのおでこコツンはドンソクビクターならではのようなので、あっきーかっきーにこれを期待したら裏切られる!かも!
補足しておくとアンリはビクターの確固たる信念に心動かされて研究に協力することにしたらしく、決してイケメンにおでこコツンされたからとかいう邪な理由じゃないです念のため。いやわかるか。
なかなかうまくいかない研究を重ねヤケになるビクターをも、アンリは支え続けます。
酒場のシーンはふたりにとって、最初で最後の明るくて楽しい曲目。
酔っ払っておどけるふたりがとっても可愛い。
しかし、そんな平和は長くは続かず。
アンリはビクターの犯した殺人の罪を自ら被り、捕まってしまいます。
判決は、死刑。
真実を言うように訴えるビクターに、柵越しに額をくっつけながらアンリは言います。
いや……だから……
泣くに決まってるだろー!!!
この『君の夢の中で』は涙腺崩壊必至です。
レミでアンジョされてた野島さんが「まるで恋人に向けた歌みたい」だと言ったらしいほど、アンリのビクターへの想いが伝わってくる熱い歌。
君の夢の中で生きていけるなら本望だから、君は生命創造の夢を諦めるなと、そう言い残して首を落とされるアンリ。
額を合わせるのは、初めて会ったときのビクターの言葉が嬉しかったからなのかなあ。
アンリの死刑執行後、ビクターはその首を持ち帰り、再び研究に打ち込みます。
そして、アンリの首を持った怪物が誕生するのです。
目を覚ました怪物に「アンリ!」と叫ぶドンソクビクターの姿は、研究者としてよりも一人の人間として、男として、唯一無二の親友の復活を心から喜んでいるように見えました。
だからこそ、その親友の顔をした生命が親友そのものではないと知ったときの絶望は計り知れないものだったんだろうなと。
結果的に執事ルンゲを殺されたビクターは、アンリの顔をした怪物を殺そうとします。
逃げていく怪物。悲劇が始まったところで、インターミッション。
どう考えても辛い展開しか予想できないのに、早く2幕が観たくて仕方がなかった20分間でした。
2幕では、ビクター役の二役目のジャックが登場します。
ビクターのときの俺様イケメンとは打って変わって、いい感じに気持ち悪い。※褒めてます
闘技場(見世物小屋)の女主人の旦那なんですが、きゃぴきゃぴくねくねしてて、もはや女主人の方が男らしい。ちなみに女主人はビクターの姉エレン役の女優さんが演じます。
一方怪物は、アンリのときの誠実さや優しさが一切失われ、無機質な、人間ではない何かに。
すっごいどうでもいい話ですが、母親に「一人二役しなきゃいけないくらい人手不足なの?」と言われたこの一人二役。もちろん人手不足なんかではなく、二役ならではの面白みが詰まってます。何度、ビクターと同じ顔でアンリと同じ顔にそんなことしないでー!!って叫びたくなったか。
ただこの闘技場の場面、アンサンブルもがっつり踊ってるので密かに眼福だったりします。特に鎖を使ってのラインダンスっぽいやつが好き。……ラインダンスじゃないんだけど、うまく言い表せないこの語彙力が恨めしい。
※こんな楽しい雰囲気ではありません。
鎖の先には怪物が繋がれていて、悲鳴をあげる度に胸が張り裂けそうになり……ながらもアンサンブルの方々の肉体美と統率のとれたダンスに惚れ惚れ。怪物、ごめんね。
ダンスといえば私、そんなに予備知識を入れていかなかったので初めて観るまでフランケンは完全な歌演目だと思ってました。レミゼみたいな。でも、いい意味で裏切られました。アンサンブルの動きに何度魅せられたことか。
個人的にはダンスもフランケンの見どころのひとつだと思ってます。好きなダンサーさんがキャスティングされたらいいなあ。そんなに詳しくないけど。
この見世物小屋での出来事を経て、人間への、そしてビクターへの憎悪を膨らませていく怪物。
誰よりも望まれてこの世に誕生したはずなのに。望まれずに生まれてきたわけではなかったはずなのに。人間に虐げられながらあそこまで話せるほどに言語を習得していった過程を思うととても切ないです。
あの可愛いアンリは今や影も形もなく、復讐に燃える怪物が存在するだけなのでした。
もう怪物の存在が悲しくて可哀想でいとおしくて、「誰かに抱きしめられて笑いたい」と歌う姿は、私が代わりに抱きしめてあげる~~~~~!!!!!って舞台に上がりたいレベルでした。いらん世話だ。
未見の方は、是非劇場で結末を味わってください!
いや結末知っときたい!って方がいたら遠慮なくお伝えしますけども。
まだ観てない方でこれを読んでくださってる方がいらっしゃるとしたらきっともう観るつもりなんだとは思うんですが……
ほんとに!魅力が詰まったミュージカルなので!ぜひ!重いけど!
ほんとに!心からお勧めできる素晴らしい舞台なので!ぜひ!暗いけど!
映像の使い方も面白いです。オーバーチュアの映像は、なんというか、とても新鮮でした。これから始まるんだ!というワクワク感を増幅してくれる感じ。
最後に、この日のカテコ。
ペアにもよりますが日によっていろんなパターンのカテコがあるようです。
内容が内容というか、とっても重くて腹にずどんとくる物語なので、カテコでの笑顔のふたりに救われます!!!
日本公演でも是非このスタンスを維持していただきたい!切実に!
この日は親指を立ててサムズアップしたビクターに対して怪物も応え。
ふたりでエア指相撲のように指をパタパタ。
そして舞台後方へ下がり。
ドンソクビクターに拍手を、的な身振りをしたあとドンソクさんを讃えるチサンさん。
一緒に拍手されようよ的に誘うも、いいから〜と流されるドンソクさん。
一瞬の間、のあと。
後ろからがっちりホールド!!!
かーらーの!!
左右に揺さぶるドンソクさん!びっくりしたあと笑うチサンさん!
語彙力なくて全く伝えられないけど、ほんとに可愛かった。なにこの可愛さ。
貼り忘れてたけど、この日のキャストはこちら。
全ペア全く違って見えるらしいので、できるならもっとたくさん観たかったなあ。
最後に。
ここから下は、物語のラストに関わるのでそれは知らないままでいたい人はご遠慮ください。
撃たれたあとのアンリ。
アンリの記憶がある証のように額をくっつける怪物が何とも切なかった。
そのことに気付いたビクターのやりきれない表情も。
幸せになれる形はなかったのかな、なんて、考えてもどうしようもないことを考えてしまう今日この頃でした。
物語を否定するわけではないよ!念のため。
フランケン日本公演、早く観たいなあ!
遠征用の荷物を少なくするためにいろいろやってみた
先日、友だちがツイートしていたこの記事。
To. 旅行の荷物を少なくしたい女子♡韓国で話題のストローDIYをチェック!|MERY [メリー] http://mery.jp/215162?from=mery
ストローを化粧水の使い捨て容器にするってやつなんですが、これめちゃくちゃいいやん〜!とテンションあがりまして。
もしかして他にもいろいろこういう工夫あるんやない?ってことでいろいろ挑戦してみました。
いや、いろいろってほどではないけれども。
まずはストローで作る使い捨て容器。
ヘアアイロンでストローの端を密閉して中に化粧水とかクレンジングオイルとかを詰めるだけ。
使うときはハサミで上の方に切り込みを入れる。
ハサミは機内持ち込み不可ですが、眉バサミならOKとのことなので問題なし。
どうでもいいですが私は何故かヘアアイロンだとくっつかなくて、ライターで炙って密閉しました。
可愛さゼロの道具たち。
いやちゃんと出来上がればいいんだ。
ヘアアイロンでできなかった同士の方はライターで炙ってラジオペンチでギュって挟んでみても、わりといい感じになりますよ。
細いやつだと容量少なすぎるから勝手に応用してますが、全然問題なさそう。
マスキングテープでてきとーに名前書いてできあがり。
家にあったジップロックもどきにぴったし入りました。やったね。
次はコンタクトケース。
BBクリームもストロー入れれるかな〜って言ってたら、クリーム系はソフトコンタクトケースがいいよ〜って教えてくれました。ありがたい。
そして始まったコンタクトケース探し。
可愛いのありすぎて迷いに迷った結果、こちらに決定。
カバーも可愛いですが嵩張るので今回は付けません。
BBクリームと保湿クリームを入れてみました。
どうでもいいけどあと2つコンタクトケース届きます。
何も入れる予定ないのに。
ちなみにストローとかコンタクトケースとかに入れる際、役に立ちそうなので買ってみたこれ。
ダイソーっていうか100均ってほんと何でも置いてあってすごい。
けどこれ使いませんでした。
なくてもどうにかなった。
そしてアイシャドウとチーク。
無印のアルミカードケースに無印のアイシャドウとチークを入れてみました。
これもネットで見たんですが、びっくりするほどぴったしサイズ。
ひとつひとつ持ち歩くとわりと嵩張っちゃうので、旅行用のメイク道具として作ってみました。
そして雑貨屋で買ったペンケース的な何かに全て入れればできあがり。
このペンケース的な何か、ジッパーの中のポケットにも小さなポケットついてて便利。
全部入れたらこんな感じ。
やや不恰好だけど、荷物を減らす!っていう目標は達成できたかなあと。
使い勝手かいいかどうかは来月の遠征で確かめてきまーす!
あ、あと私は使わなかったですが、ポイントメイクでちょっとだけ使いたいアイカラーとかは綿棒に付けて小さいジップロックとかで持っていくといいみたいですよ。
ストローで容器作るの面倒くさい人は、お弁当グッズ売り場に売ってるソースとか醤油用のタレビンに詰めるのもありだとか。
衣服は丸めた方がいっぱい入ると聞き、丸めることを覚えたみけでした!
他にも何かいいアイデア知ってたら教えてください♡
花より男子ミュージカル
花より男子ミュージカル大千秋楽、おめでとうございました!
というわけで地元公演から結構時間が経ってしまいましたが、主観オンリーの思い出しレポ……というよりも好きな部分を羅列していきたいと思います。
当然のようにネタバレあります。
まだ観てないけどDVDで観るからネタバレしないで!って方はご注意ください。
鈴木裕美さん演出ということで観る前から期待してたんですが、やっぱり面白かった!
曲もすんなり入ってくるというか耳に馴染みやすいメロディーばかりで、つい口ずさみたくなるものがたくさん。
それぞれの役者さんもキャラが立ってて面白い。
ダンスもがっつりで見どころいっぱい。
そして何より……
きゅんきゅんする!!!!!
わ〜〜〜〜〜ってニヤニヤしちゃう場面たくさんでした。
ハタから見たら完全に不審者です、私。
個人的にいちばんきゅん!ときたポイントはここ。
なかなか素直に道明寺に好きって言えないつくしに後ろから抱きつ「言ーえーよー!」って駄々こねる道明寺がかわいすぎる。
固まってるつくしも、周りでニヤニヤしてるF4も、上からキャーって感じで見守ってる浅井さん御一行もまとめていとおしい。
実質3時間ないので全体的に早足で短いっちゃあ短いし、ついさっきみたいなもんなんですが、宣戦布告してた頃が懐かしい……。
これはこれでつくしがかっこよくて大好きですが!
つくし役のりりかちゃんの歌唱力に初めて観たときはびっくりしたんですが、この宣戦布告は歌唱力も表情も動きもかっこよくて。
特にこの道明寺の真似してテーブルに足置いて、道明寺がバツ悪そうに足を下ろすところがとてもツボ。
突然の交際宣言も許せちゃう憎めなさ。つくしに一切しゃべらせない俺様っぷりも独占欲丸出しでかわいい。松下さんの道明寺すごい。
もちろん!他のF4も素敵!
全身真っ白が似合う男、花沢類。こっちまで力抜けちゃいそうなゆるゆるっぷり。でもそこがいい。
基本的にこんな感じなので感情を見せているとときめきます。
「俺は静のすべての時間を俺にくれと言ってるわけじゃない」と歌い上げる時のメロディーラインと切なげな表情がいちばん好き。
そして美作さん&西門さん。
つくしと道明寺の恋の応援隊!
このふたりがまたとってもいいキャラしてて。
花男ミュージカルには欠かせない存在じゃないかなと。
つくしには道明寺を勧めつつ、道明寺には恋心の自覚をさせようと奔走するふたりが面白いです。笑
回を重ねるごとに増していったコンビネーションも見どころのひとつだったはず。
めんどくさい!って言いながらも世話を焼き続けるふたりが素敵です。
花沢類が静さんを追ってフランスに行く前につくしを抱きしめたときのフォローもさすがすぎて。笑
福岡公演では西門さんも後ろから控えめにぎゅって抱きしめてたところがかわいすぎました。道明寺、いいなあ。笑
F4以外のメンバーも、それぞれいいキャラ爆発してました。
浅井さん御一行。
つくしいじめたりもするし、悪役の部類に入るんだろうけど、やっぱり何か憎めない三人組。
つっくっしっをっ狩ーれっ!が頭から離れません。一緒に踊りたい。
動きがいちいちオーバーでかわいい女子たちです!
男子生徒の岩橋くんと坂口さん。
お坊ちゃん役でも溢れ出る岩橋くんの大型犬っぽさ。かわいい。
フォークとナイフを使ってのダンス、やや優雅な感じが面白いです。好き。
坂口さんは学生役の小物感あふれるキャラとダンスの綺麗さのギャップが大好きです。坂口さんの歌声好きだから、歌もがっつり聴きたかったなあ。
道明寺をボコボコにするも、F4にやられて最後に逃げていく男子。寺元さん。回によってちょこちょこセリフが違うものの、何だよ!ってつっこみたくなる感じが好きです。笑
そして!じゅんぺいくん!
歌の人ではないので歌唱力はちょっとあれだなと思ったんですが、それをカバーする演技力、さすがです。
ひとつひとつの動きが面白くて、芸が細かい。
インドア派ってセリフでドア閉めるとことか、そのあとの話でドア開けて外に出て後ろ手でドア閉めるとことかすごく好き。
つくしに自分を思い出してもらおうと缶けりの話をするときにする缶けりのジェスチャーも缶踏んだりと細かい仕草が面白い。
本性を表したときの演技はちゃんと怖くて、悪い顔してて、ギャップが……!追いつめられてる感がすごく出てて、すごいなと……語彙力が足りない!
つくしパパママの存在感は半端じゃなかったですが、うまく言い表せる気が全くしないので割愛。パパのキャッツ・オペラ座・レミゼネタ最高。笑
踊るF4も観れたし、とっても元気をもらえるミュージカルでした!
告っちゃえ!でのダンスのじたばた感たまらなくかわいい。
ちなみに福岡版の美作さんのアドリブは「めんたいこいっぱい食べて気持ち悪い」。地元ネタ入れてくれる優しさが嬉しいので、「つくしを探そう!」って言っちゃって「司を探そう!」ってもう一回言い直したのは聞かなかったことにしておこうと思います。笑
またいつか、再演してくれますように!!