なんでもないこと、みーっけた

飽きずに綴っていけたらいいな

ミュージカル『6時退勤』あらすじと歌詞訳

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:あらすじ
製菓会社アフタヌーンにある、広報2チーム。そして、社内の忘れられたブランド『秋の月パン』。その売り上げを引き上げることができなければチーム解散という会社からの一方的な通達。与えられたものは、少ない予算と短い広報期間。苦悩に陥った広報2チームは打ち合わせの末、会社員バンド『6時退勤』を作り、直接広報へ踏み出すことにしたのだが……。


:登場人物
▽チャン・ボゴ
ボーカル。かつてシンガーソングライターを夢見ていた小心者。非正規社員
▽チェ・ダヨン
キーボード。仕事も恋もきちんとしたい。旅行作家を夢見る社員。
▽ユン・ジソク
ギタリスト。内省的な性格の完璧主義者。代理。
アン・ソンジュ
ベーシスト。双子の娘の父。このエリアで親バカといったらこの男。代理。
▽コ・ウノ
ドラム。明るく愛らしい末っ子。インターン
▽ソ・ヨンミ
タンバリン。働くシングルマザー。主任。
▽ノ・ジュヨン
マラカス。会社生活20年。寂しい単身赴任パパ。課長。



01:출근을 한다(出勤する)

全ての出演者たちが登場するオープニングナンバーで、より良い明日に対して希望を持って生きていく会社員たちの出勤時間をロックミュージックの軽快なリズムに乗せている。


아침햇살에 일어나 커피한잔 손에 들고
朝の日差しで起きてコーヒー1杯手に待って

출근할 곳이 있단건 정말 행복한 일이지
出勤する場所があるのは本当に幸せなことだよ

광화문 향하는 버스에 몸을 싣고 힘차게 출근을 한다
光化門に向かうバスに体を載せて元気に出勤する

이사가듯 2년마다 바뀌는 내 직장
引越しのように2年ごとに変わる僕の職場

오래된 비정규직 생활이 이젠 꽤나 익숙해
長い間の非正規社員生活が今ではずいぶん慣れてしまった

언젠가는 나아진다 믿으며 힘차게 출근을 한다
いつかは良くなると信じて元気に出勤する

노르웨이 스리랑카 바르셀로나 5년뒤엔
ノルウェースリランカバルセロナ 5年後には

돈 모아 훌쩍 떠나 버릴래
金を集めてふらりと発ってしまおう

여행 다니는 삶 미래를 상상하며 즐겁게 출근을 한다
旅行して回る人生 未来を想像して楽しく出勤する

태양이 밝게 빛나고 있는 똑같은 하루
太陽が明るく輝いている全く同じ一日

한발 또 한발 천천히 내딛어 견디고 또 살아가보자
一歩また一歩 ゆっくり踏み出し、耐えてまた生きて行ってみよう

매일 아침 9시부터 퇴근하는 6시까지
毎日朝9時から退勤する6時まで

나는 오늘도 집을 나선다 오늘도 출근을 한다
私は今日も家を出る 今日も出勤する

눈을 뜨면 자고 있는 나의 쌍둥이 딸
目が覚めたら寝ている僕の双子の娘

나의 두 딸의 미소를 위해 즐겁게 출근을 한다
僕のふたりの娘の笑顔のため朝楽しく出勤する

지옥철에만 타면 온몸이 아픈 것같지만
満員電車に乗るだけで全身が痛くなるけど

취준생일때보단 훨씬 행복한 아침
就活生時代よりははるかに幸せな朝

날 혼자 키워주신 할머니를 위해 힘차게 출근을 한다
僕をひとりで育ててくれたおばあちゃんのために元気に出勤する

사춘기 딸 혼자 키우기 사실 좀 버겁 긴 해
思春期の娘ひとり育てること 実際ちょっと手強いのは手強い

내 딸의 꿈을 이루기 위해 오늘도 출근을 한다
私の娘の夢を叶えるために今日も出勤する

(くり返し)

꾹 참고 버텨온 20년 회사생활 까라면 깠었고 하라면 해왔었지
じっと耐えて辛抱してきた20年の会社生活 言われた通りにやってきたんだ

이제는 진짜 잘릴 때 된 것인가 이번엔 정말 어떻게 헤쳐가나
昨日は本当に解雇される時が来たようだった 今回は本当にどうやって乗り切ろうか

(くり返し)

나는 오늘도 회사에왔다 오늘도 출근을 했다
私は今日も会社へ行った 今日も出勤した

아~ 나와 너와 가족을 위해 오늘도
ああ 私とあなたと家族のために 今日も



02:Deadline

30日以内に不可能に見えるプロジェクトを任されることになったチームメンバーの重い心を表した曲でパイプオルガンとティンパニーなどの楽器で重く暗い雰囲気を表現していて、チームメンバーの切迫した心が歌詞に込められている。


Deadline 죽을 수도 있는
デッドライン 死ぬこともできる

Deadline 죽고 싶지 않아
デッドライン 死にたくない

Deadline 죽어도 지켜야할
デッドライン 死んでも守るべき

Deadline Deadline Deadline
デッドライン デッドライン デッドライン

Deadline thirtieth day
デッドライン 30日目

내가 죽더라도 지킨다
私が死んだとしても守る

Deadline thirtieth day
デッドライン 30日目

지쳐 쓰러져도 지킨다
疲れ切って倒れても守る

Deadline thirtieth day
デッドライン 30日目

내가 죽더라도 지킨다
私が死んだとしても守る

Deadline Deadline Deadline
デッドライン デッドライン デッドライン



03:물가상승률(物価上昇率

出勤時間に遅刻をしたアン・ソンジュン課長とソ・ヨンミ主任がエレベーターで会って唄う歌に、子どもを育てる父母たちの苦労と厳しい生活についての話を、ルンバのリズムに乗せて聞かせている。中盤ではサンバのリズムにコミカルで盛り上がるダンスを繰り広げながら、後半ではそんな現実にも関わらず、立ち向かって戦いながら子ども達を育てるというしっかりした意志を見せる選手として締めくくる。


9시출근인데 지금 9시 5분
9時出勤なのに今は9時5分

올라가면 기다릴 부장님 잔소리
上がっていけば待っている部長の小言

어쩌겠어 교문 앞이 꽉 막혔는데
どうしたらよかったのか 校門前が渋滞していたのに

어쩌겠어 어린이 집 차가 늦었는데
どうしたらよかったのか 保育園バスが遅れたのに

에휴 에휴 거지같다 진짜 거지같다
あーあ 最悪だ マジで最悪だ

물가는 무섭게 올라가는데 / 애들은 무섭게 커가는데
物価が恐ろしく上がっていくのに 子どもは恐ろしく大きくなっていくのに

월급은 무섭게 멈춰 있네 / 통장도 무섭게 비어 있네
給料は恐ろしく止まってるね 通帳も恐ろしく空だね

그럼에도 아이를 위해 맞서 싸우리
それでも子ども達のために立ち向かって戦おう

덤벼라 거지같은 물가 상승률
かかってこい!最悪な物価上昇率



04:나의 꿈(僕の夢)

非正規社員チャン・ボゴとチェ・ダヨン代理のラブラインを覗き見ることのできるナンバーに軽いジャズスタイルでそれぞれの夢を語る。今はまだ叶えることができないけどこれから叶えたい夢に対しての憧れを歌いながら、後半ではビッグバンドスタイルの音楽で未来に対しての期待を表現している。


여행 노트 여권 사진첩과 어린 시절 나를 채웠던 여행 작가의 꿈
旅行 ノート パスポート 写真帳と 子どもの頃の私を満たしていた旅行作家の夢

나의 세상이었던 것들은 작은 보물 상자에 담겨 조용히 잠을 자고 있죠
私の夢だったものたちは小さな宝箱に入れられて静かに眠っているのね

빛 바랜 일기장을 채우던 빛나는 나의 꿈이여
色あせた日記帳を満たしていた輝きは私の夢よ

따스한 햇살에 실려오는 소중한 나의 꿈이여
暖かい日差しに包まれていた大切な私の夢よ

아직은 닿을 수가 없는 그 세상 언젠가 다시 만나게 될 나의 세상
まだ届かないその世界 いつかまた会うことができる私の世界

습작 노트 악보 피아노와 기타 어린시절 나를 가득 채웠던 음악 뮤지션의 꿈
習作 ノート 楽譜 ピアノとギター 子どもの頃 僕をいっぱいに満たしていた音楽ミュージシャンの夢

나의 세상이었던 것들은 여기 악보 몇 장에 담겨 조용히 노랠 부르고 있죠
僕の世界だったもの達は ここの楽譜何枚もに残って静かに歌を歌っているんだね

빛 바랜 일기장을 채우던 빛나는 나의 꿈이여
色あせた日記帳を満たしていた輝きは僕の夢だ

시원한 바람에 밀려오는 찬란한 나의 꿈이여
涼しい風に押されてくる輝かしい僕の夢だ

아직은 특별할 것 없는 그 세상 언젠가 다시 빛나게 될 나의 세상
まだ特別なものはないその世界 いつかまた輝くようになる僕の世界



05:그 흔한 사랑조차 하지 못하는 청춘들에게 (そのありふれている愛さえできない青春たちに)

劇中、チャンボゴが習作ノートに書いている曲で、チャンボゴが練習室で少し唄う歌の完成バージョンのナンバーだ。30歳の男が経験する人生の難しさと、そんな難しさによって愛する人に対して心までも諦めなければならない痛みを、切ないロックバラードに溶かしている。


하고 싶은 것도
やりたいことも

해야할 것도 많은 나이 서른
やらなければならないことも多い30歳

서른을 앞둔 남자죠
30歳を前にした男だね

적금도 들고 옷도 사고
預金も積み立てて服も買って

좋은 레스토랑도 가고 싶어요
いいレストランも行きたいんだ

무엇보다 그녀를 사랑한다 말하고 싶어요
何よりも彼女を愛してると伝えたいんだ

하지만 내가 어떻게 말 할 수 있을까
だけど僕がどうして言えるだろうか

나는 가진 것도 하나 없는데
僕が持つものは何ひとつないのに

언젠가 그녀의 손을 잡고 여행을 가는 상상을 해요
いつか彼女の手を握って旅行に行く想像をする

어쩜 다른 시간 위에서 그녀를 만났다면
違う時間上で彼女に出会っていたなら

그때는 말할 수 있었을까요
その時は伝えられただろうか

그 흔한 사랑한다 말조차 하지 못하는
そのありふれた愛の言葉さえ言えない

서글픈 가난한 나의 청춘아
やるせなくてちっぽけな僕の青春よ

하기 싫은 것도
やりたくないことも

해야만 하는 나의 나이 서른
やらなければならない僕の年齢 30歳

서른을 앞둔 겨울
30を前にした冬

직장도 잃고 사람도 잃고
職場も失い人も失い

월세 낼 방법도 이젠 없네요
家賃を払う方法も今はないんだ

그리고 무엇보다 그녀를 포기해야만 포기 해야만 하죠
そして何より彼女を諦めなければいけないよね

도대체 내가 어떻게 말할 수 있을까
一体僕がどうして伝えられるだろうか

나는 내세울 것도 하나 없는데
僕は打ち出すものもひとつもないのに

어떻게 그녀의 손을 잡고 나를 믿어달라 말할까요
どうして彼女の手を握って僕を信じてくれと言えるだろうか

어쩜 다른 시간 위에서 그녀를 만났다면
もし違う時間上で彼女と出会っていたら

그때는 말할 수 있었을까요
その時は伝えられただろうか

그 흔한 사랑한다 말조차 하지 못하는
そのありふれた愛の言葉さえ伝えられない

서글픈 지난한 나의 청춘아
やるせなくてちっぽけな僕の青春よ



06:우리 엄마도(私のママも)

チェロを専攻する中学生の娘を持つソ・ヨンミ主任が家計の支出に対しての心配を歌うナンバーだ。ひとりの子どもを育てる母、そして母の娘として、母になって感じることができた心を歌っている。単純なピアノの伴奏に乗せて、暖かく包み込む弦楽器で感情線をうまく表現している。


고등어 9천원
サバ9千ウォン

삼겹살 만원
サムギョプサル1万ウォン

첼로 교재 3만원
チェロ教材3万ウォン

핸드크림 2천원
ハンドクリーム2千ウォン

전기세 수도세 가스비 월세
電気代、水道代、ガス代、家賃

주유비는 10만원
ガソリン代10万ウォン

보험료도 나갔네
保険料も出ていくの

보험은 하나 줄일까
保険はひとつ減らそうか

엄마도 이랬을까
ママもこうだったのかな

천원한장에도 울고 웃었을까
千ウォン1枚にも泣いて笑ってたのかな

누가 알려준 적도 없는
誰かが教えてくれたこともない

나를 포기하고 살아가는 방법
自分を諦めて生きて行く方法

우리 엄마도 이랬을까
私のママもこうだったのかな

혼자 말 못하고 울고 웃었을까
ひとり何も言えず泣いて笑っていたのかな

누가 알려준 적도 없는
誰かが教えてくれたこともない

나를 모두 잊고 살아가는 방법
自分を全て忘れて生きて行く方法

우리 엄마도 이랬겠지
私のママもこうだったのね

밤에 혼자 깨서 울고 울었겠지
夜にひとり目覚めて泣いて泣いてたんでしょう

누가 알려준 적도 없는
誰かが教えてくれたこともない

엄마란 이름으로 살아가는 방법
ママという名前で生きて行く方法



07:6시 퇴근(6時退勤)

会社員バンド「6時退勤」のインターネットライブ放送を軽快なリズムで見せてくれるナンバーだ。インターンのコ・ウノがバンドのメンバー達とそれぞれのキャラクターをまるでブロードウェイのショーのように華やかに紹介する場面として始まり、ライブ放送を通してバンド「6時退勤」の人気が高くなっていくことを断片的に覗き見ることができるシーンが含まれている。ダンスと歌、演技がうまく混ざり合ったショーを見ることができる。


우리의 든든한 매니져 노주연 부장님
僕らの頼もしいマネージャー ノ・ジュヨン部長
※2018冬公演では課長

성북구 어린이 집 슈퍼스타 베이시스트 안성준
城北区の保育園のスーパースター ベーシスト アン・ソンジュ

한때 청주 여고생 맘을 울린 기타리스트 윤지석
一時 清州の女子高生を感動させたギタリスト ユン・ジソク

리듬 노래 춤 뭐든지 다하는 만능 엔터테이너 서영미
リズム 歌 ダンス 何でも多様な万能エンターティナー ソ・ヨンミ

모차르트 베토벤 저리 가라 키보드에 최다연
モーツァルト ベートーベン あっちへ行け!キーボード チェ・ダヨン

우리 팀 메인 보컬 장보고
僕らのチームのメインボーカル チャン・ボゴ

완벽해 우리는 6시퇴근
完璧だ 僕たちは6時退勤

좋아 완벽해 우리는 살아남는다
いいね 完璧だ 僕たちは生き残るんだ

좋아 완벽해 우리는 6시퇴근
いいね 完璧だ 僕たちは6時退勤

좋아 완벽해 우리는 살아남는다
いいね 完璧だ 僕たちは生き残るんだ

내일도 6시에 퇴근하고 보러 와요 직장인 밴드
明日も6時に退勤して見に来てください 会社員バンド

6시퇴근의 가을달 빵 라이브
6時退勤の秋の月のパンライブ

좋아 완벽해 우리는 6시퇴근
いいね 完璧だ 僕たちは6時退勤

좋아 완벽해 우리는 살아남는다
いいね 完璧だ 僕たちは生き残るんだ

좋아 완벽해 우리는 6시퇴근
いいね 完璧だ 僕たちは6時退勤

좋아 완벽해 우리는 살아남는다
いいね 完璧だ 僕たちは生き残るんだ



08:CM Song 가을달 빵(秋の月パン)

秋の月パンの広報のために劇中でチェ・ダヨン作詞、チャン・ボゴ作曲で作られることになった曲で、愛する彼女に対する心を「秋の月パン」という歌詞を通して表現している楽しいロックナンバーだ。

가을달 밝게 드니 그녀가 보고 싶다
秋の月が明るいから彼女に会いたい

가을달 핑계 삼아 이 밤 그녀를 보러가야지
秋の月を言い訳にして今夜彼女に会いに行かなくちゃ

가을달 아름다워 그녀를 보러 왔다
秋の月が美しい 彼女に会いに来た

그대 창문을 열어주오 가을달을 그대에게 바치리다
君の窓を開けてくれよ 秋の月を君に捧げるよ

가을달을 가득 담은 그대의 눈 아름다워
秋の月がいっぱいに満ちた君の目は美しい

머릿속은 하얘지고 부끄러워 말 못하네
頭の中が真っ白になって恥ずかしい うまく話せない
애타는 나의 마음 나대신 전해다오
気が気でない僕の心を僕の代わりに伝えてよ

그대에게 바치리라 애프터는 가을달빵
君に捧げるよ アフターヌーン 秋の月パン

애프터는 가을달 빵
アフターヌーン 秋の月パン



09:신데렐라맨(シンデレラマン

劇中でアン・ソンジュン課長とユン・ジソク代理が大学時代のロックバンドサークルで作った曲として設定したナンバーで、バンド「6時退勤」が合わせて練習した2番目の曲だ。楽しいパンクロックで現実から逸脱したい会社員たちの心をウィットに富んだ歌詞で歌っている。

저기 해가 지고 도시의 별이 뜨면
あそこに陽が沈んで都市の星が昇ったら

나는 변신하지 두 손엔 M.I.C와 기타
僕は返信して両手に花マイクとギター

턱시도는 찢어버려 드레스도 태워
タキシードも破ってしまってドレスも燃やして

규칙은 중요하지 않아 오늘밤은 네 맘대로 놀아
規則は重要じゃない 今夜は君の心のままに遊ぼう

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 잠들지 않아
12時を過ぎても眠らない

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 집에 가지 않아
12時を過ぎても家に帰らない

밤새도록 놀아 연회장 문을 닫아
夜中まで遊ぼう パーティー会場のドアを開けよう

출구 따원 없어 오늘밤은 돌고 돌고 돌아
出口なんてない 今夜は回って回って回ろう

유리구두 던져버려 맨발로 춤 춰봐
ガラスの靴は投げてしまって裸足でダンスを踊ってみよう

남의 시선 신경 꺼버리고 오늘밤은 네 맘대로
他人の視線は気にせず今夜は君の心のままに

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 잠들지 않아
12時を過ぎても眠らない

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 집에 가지 않아
12時を過ぎても家に帰らない

니 발 옥죄는 구두 따원 벗어 던져
君の足を締め付ける靴なんて脱いで投げて

종이 울리면 기타도 시계를 박살내
鐘が鳴ったらギターも時計もたたき壊そう

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 잠들지 않아
12時を過ぎても眠らない

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 집에 가지 않아
12時を過ぎても家に帰らない

오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン



10:나의 집 나의 서울(私の家、私のソウル)

秋の月パンの広報のための百貨店でのプロモーション公演を台無しにしたあと、広報2チームの個々人が感じている虚無感とソウルで社会生活をしながら感じるようになった懐疑心を8分の12拍子ブルースに込めて歌うナンバーだ。


녹아버린 나의 마음은 어디로 흘러 갔는지
溶けてしまった僕の心 どこに流れて行ったのか

가슴속 빈 공간 들키지 않게 웃음으로 채워도
胸の中に空いた空間 バレないように笑って誤魔化しても

뜨거운 눈물이 떨어지네
熱い涙が落ちてしまう

정신 없는 하루 모자라고 부촉한 내 모습
気が気でない一日 足りず不足した僕の姿

오늘도 잘 할 수 있다고 다짐하고 또 다짐 해봐도
今日もよくできたと確かめてまた確かめてみても

변함없는 작고 초라한 나
変わらず小さくてつまらない僕

나의 하루는 어떻게 흘러갔는지
僕の一日はどうやって流れていくのか

잠이 들기 전 다시 떠올려 보려 하지만
眠りにつく前にまた思い浮かべてみるけど

도무지 기억나지 않는 서울의 하루
まったく思い出せないソウルの一日

내일 하루는 어떻게 흘러갈는지
明日一日はどうやって流れていくのか

잠이 들기 전 괜스레 상상해 보려 하지만
眠りにつく前に無駄に想像してみるけど

도무지 달라질 것 같지 않는 서울의 하루
まったく変わりそうにもないソウルの一日

서울 서울 도무지 달라질 겉지 않는
ソウル ソウル 全く変わることのない

나의 집 나의 서울
僕の家 僕のソウル

불 켜진 어두운 밤 끝없는 생각에 잠겨
火が灯る暗い夜が果てのないように思えて

모두가 퇴근한 텅 빈 사무실 혼자 남아
みんなが退勤したガランとした空の事務室にひとり残って

비로소 정신을 차리려 애써본다
ようやく気をしっかり持つよう努めてみる

어딘가 떠나고 싶어도 (광화문 빌딩 사이)
どこかへ旅立ちたいけど(光化門のビルの間)

내가 갈 수 있는 여행 이라곤 (술 취해 걸어가면)
私が行ける旅行というのは (酒に酔って歩いてみたら)

의정부에서 광화문까지 (별하나 보이지 않네)
議政府(地名)から光化門まで (星ひとつ見えないね)

광화문에서 의정부까지 (야근중인 사무실들만 빛나네)
光化門から議政府まで (残業中の事務室だけ光ってるね)

왕복 3시간 지루한 일상 뿐
往復3時間 退屈な日常のみ

나의 하루 어떻게 흘러가 갔는지
私の一日 どうやって流れていくのか

잠이 들기 전 다시 떠올려 보려 하지만
眠りにつく前にまた思い浮かべてみるけど

도무지 기억나지 않는 서울의 하루
まったく思い出せソウルの一日

내일 하루는 (어떻게 흘러갈는지) 흘러갈는지
明日一日は (どうやって流れていくのか) 流れていくのか

상상해 워 (잠들기 전 괜스레 상상해 보려 하지만)
想像して (眠りにつく前に無駄に想像してみるけど)

하지만 도무지 달라질 것 같지 않는 서울의 하루
だけどまったく変わりそうもないソウルの一日

서울 서울 도무지 달라질 것 같지 않는
ソウル ソウル まったく変わらない

나의 집 나의 서울
私の家 私のソウル



11:Don’t look at me(僕を見ないで)

チャン・ポゴとチェ・ダヨンがそれぞれの胸のうちを歌うナンバーで、お互いに惹かれる心と願いをロックバラードで切なく表現している。

※2018年冬公演ではナンバーごと削られている

그대가 그 예쁜 눈으로 나를 바라볼 때면
君がその綺麗な瞳で僕を見つめると

나는 고개를 돌리고 말아요
僕は顔を背けてしまう

조금 더 나은 나 였다면
少しはマシな僕だったら

그대 눈을 볼 수 있었을까
君の瞳を見ることができただろうか

아니 보통의 사람이라면 작은 소리라도 낼 수 있었겠죠
いや、普通の人だったら小さな声でも出すことができるだろう

Don’t look at me
僕を見ないで

나의 눈을 보지 말아요 말해 버릴지도 몰라요
僕の目を見ないで

매일 가슴 깊숙히 삼킨 그 말
毎日胸の奥深くに抑えているその言葉

Don’t look at me
僕を見ないで

나의 눈을 보지 말아요 말하면 얼마나 좋을까
僕の目を見ないで 伝えられたらどれだけいいだろう

내가 감히 그대를 사랑한다는 그 말
僕が恐れることなく、君を愛してるというその言葉

어쩜 다른 시간 위에서 그녀를 만났다면 그때는 말할 수 있었을까요
もしかしたら違う時間上で彼女と出会っていたら、その時は伝えられたんだろうか

그 흔한 사랑한다 말 조차 하지 못하는 서글픈 가난한 나의 청춘아
そのありふれた愛の言葉さえ伝えられない、やるせないちっぽけな僕の青春

그대 두 눈이 날 바라볼때면 괜히 웃음이 나요
あなたのふたつの瞳が私を見つめると、わけもなく笑顔になる

내 손 잡을 수 있게 용길 내볼까
私の手 握ることができるよう勇気を出してみようか

아니 모른 척 참아볼까요 그대 향해 있는 내 마음을
いや、知らないフリして耐えてみよう あなたに向かっている私の心を

Please look at me
私を見て

나의 눈을 파하지 말아요 그냥 말해도 좋아요
私の視線を避けないで ただ伝えてもいいの

매일 가슴 깊숙이 삼킨 그 말
毎日胸の奥深くに抑えているその言葉

Please look at me (Don’t look at me)
私を見て (僕を見ないで)

나의 눈을 한 번 봐줘요 (그대 눈을 바라 보면서)
私の目を一度見てほしい (君の瞳を見つめながら)

말하고 싶었죠 이 말을 (말하고 싶어서 이 말을)
伝えたかったんでしょ この言葉を (伝えたくて この言葉を)

내가 정말 그대를 (내가 정말 그대를)
私が本当にあなたを (僕が本当に君を)



12:가족이 얼굴(家族の顔)

登場人物全員がそれぞれの家族たちと電話する内容に構成されたナンバーだ。劇中で全て表現することはできなかった、仕事に没頭して家族がなおざりになってきた申し訳なさを歌っている。このナンバーのメロディー以外にも、各キャラクターが劇中の他の曲で歌っていたメロディーを引用して旋律が構成されている。

여보세요 밥 먹었어?
もしもし ご飯食べた?

난 괜찮아 보고 싶다 (보고 싶다)
私は大丈夫 会いたい (会いたい)

난 오늘도 야근이야 (야근이야)
僕は今日も残業だ (残業だ)

난 괜찮아 걱정하지마 (걱정하지마)
僕は大丈夫 心配しないで (心配しないで)

여보 아이 혼자 맡겨 미안해
子どもをひとりで任せてごめん

그래 당분간은 애들 부탁해
当分の間は子ども達を頼む

엄마 이번 일만 끝나면 다시 네 옆에 있을까 걱정 마
ママね 今回の仕事が終わったらまたあなたの横にいるから 心配しないで

나는 잘 지내고 있어 할머니 아냐 별로 안 힘들어 괜찮아
僕は元気に過ごしてるよおばあちゃん いや、あんまりきつくないよ 大丈夫

손자 이번 일만 끝나면 다시 어깨 주물러 줄게 기다려
今回の仕事だけ終わったらまた肩を揉んであげるね 待ってて

오늘도 멀어져 간다 보통의 하루가 저물어 간다
今日も遠ざかって行く 普通の一日が暮れて行く

무엇을 위한 하루였던가 우리는 어딜 향해 간다
何のための一日だったのか 僕らはどこに向かって行く

내일은 언제 오는가 보통의 하루는 언제 오는가
明日はいつ来るのか 普通の一日はいつ来るのか

(내일은 언제 오는가 보통의 하루는 언제 오는가)
(明日はいつ来るのか 普通の一日はいつ来るのか)

언젠가 조금 달라지겠지 우리는 결국 행복하겠다
いつか少し変わるはずだ 僕らは結局幸せだ

(언젠가 조금 달라지겠지 우리는 결국 행복하겠다)
(いつか少し変わるはずだ 僕らは結局幸せだ)

여보세요 밥 먹었어? (여보세요 밥 먹었어?)
もしもし ご飯食べた? (もしもし ご飯食べた?)

난 괜찮아 보고 싶다 (난 괜찮아 보고 싶다)
僕は大丈夫 会いたい (私は大丈夫 会いたい)

난 오늘도 야근이야 (난 오늘도 야근이야)
僕は今日も残業だ (私は今日も残業だ)

난 괜찮아 이제 끊을께(난 괜찮아 이제 끊을께)
僕は大丈夫 もう終わるよ (私は大丈夫 もう終わるわ)

아들 공부하는 건 좀 어떠니
息子よ 勉強はどうだ?

딸아 외국 생활은 안 힘드니
娘よ 海外生活は大変か?

아빠 혼자서도 괜찮아 다시 돌아올 때까지 걱정 마
パパはひとりでも大丈夫 また帰ってくる時まで心配しないで

몸은 어때 약 먹었어 난 괜찮아 보고 싶다
体はどう? 薬は飲んだ? 僕は大丈夫 会いたい

난 오늘도 야근이야 난 괜찮아 잘자 동생아
僕は今日も残業だ 僕は大丈夫 妹よ

난 괜찮아 정말 괜찮아
僕は大丈夫 本当に大丈夫



13:어른이 되어 가는 건(大人になっていく道)

ユン・ジソクのソロナンバーで、自分の夢を諦めて大人として生きていかなければならない現実についての苦悩が込められた曲だ。3拍子の曲で、寂しさと子どもの頃の夢を振り返る時に感じる郷愁を表している。

어른이 되었다는 건 그 무엇도 바라지 않는 것
大人になったということは何も望まないこと

어른으로 살아가는 건 내 삶을 포기하는 거지
大人として生きていくことは自分の人生を諦めることだ

과거에 내가 꿈꾼 미래는 음악소리 가득했었지
過去に自分が夢見た未来は音楽でいっぱいに満たされていた

지금은 내가 누구였는지 기억조차 나질 않아
今は僕が誰だったのか 記憶さえ出てこない

어쩌면 나 아직도 어른이 되지 건 아닐까
もしかしたら僕はまだ大人になっていないのか

어쩌면 나 영원히 어른이 될 수 없는 건 아닐까
もしかしたら僕は永遠に大人になれないのか



14:나의 이름(君の名前)

ユン・ジソク代理の企画案で準備してきた広報プロモーションが、予期せぬ事件によって全てを台無しにしてしまう危機の瞬間に、広報2チーム全員が舞台に上がって歌うナンバーだ。自分たちの夢とその夢を諦めさせる世界の壁、そしてまたその夢を取り戻したいと願う心を楽しいロックベースに込めて歌っている。


밤하늘 수 많은 별의 이름은 누가 붙였을까
夜空の数多くの星の名前は誰がつけたんだろうか

왜 그 중에 나의 이름 은 없을까
何故その中に僕の名前はないんだろうか

한때는 별이 싶어서 되고 싶었지 아니 나도 별이 될 줄 알았지
かつては星になりたくて、いや、僕も星になれると思ってた

지금은 그냥 밤하늘에 묻혀 숨을 쉬어가는 것도 벅차
今はただ夜空に埋もれ、生きていくことで精一杯だ

잊지마 나의 이름
忘れないで 僕の名前

아무도 알아주지 않는 작은 별 빛나는 법을 잃어버린
誰も知らない小さな星 小さな星 輝くことを忘れてしまった

잊지마 나의 이름 이렇게 잊혀져야 할까
忘れないで 僕の名前 こうして忘れられなければならないのか

누가 나의 빛을 기억해줄까
誰が僕の光を覚えていてくれるだろうか

누가 나의 이름을 불러줄까
誰が僕の名前を呼んでくれるだろうか

어린시절에 동화책들은 늘 말했었지
子どもの頃 絵本たちはいつも話していたのに

나도 빛나는 별이 될 수 있다고
僕も輝く星になれるって

한때는 별이 되고 싶었지 아니 나도 별이 될 줄 알았지
かつては星になりたくて、いや、僕も星になれると思ってた

그런데 왜 세상은 나에게 내가 누구인지 잊으라고 하나
だけど何故世界は僕に僕が誰なのか忘れろと言うのか

잊지마 나의 이름
忘れないで 僕の名前

아무도 알아 주지 않는 작은 별 작은 별 빛나는 법을 잃어버린
誰も知らない小さな星 小さな星 輝く方法を忘れてしまった

계속 외면해 왔던 작은 별 (작은 별)
ずっと無視してきた小さな星 (小さな星)

어쩌면 너를 잊은 건 바로 나 아닐까
もしかしたら君を忘れたのは僕じゃないだろうか

다시 기억해 줄게 나의 빛 (나의 별)
また思い出してくれるか 僕の光 (僕の星)

사실은 한번도 잊은 적 없어
実際は一度も忘れたことなんてない

잊지마 나의 이름 아무도
忘れないで 僕の名前

알아 주지 않는 작은 별 적은 별 빛나는 법을 잃어버린
誰も知らない小さな星 小さな星 輝く方法を忘れてしまった

잊지마 나의 이름 이렇게 잊혀져야 할까
忘れないで 僕の名前 こうして忘れられなければならないのか

누가 나의 빛을 기억해 줄까
誰が僕の光を覚えていてくれるか

누가 나의 이름을 불러줄까
誰が僕の名前を呼んでくれるか

잊지마 나의 이름
忘れないで 僕の名前




00:쿵빠 쿵쿵빠(クンパークンクンパー)

OST未収録のためタイトル、歌詞ともに不明。クンパーとは、ドラム初心者のコ・ウノがドラムのリズムを覚えるための擬音。私はこの歌がいちばん好き!折角なので、わかった部分のみ記載しておきます。歌詞気になりすぎるから、聴き取れる能力をつけなきゃ!!


쿵빠 쿵쿵빠 쿵빠 쿵쿵빠
クンパークンクンパー クンパークンクンパー

주문을 외워보자
呪文を覚えてみよう

쿵빠 쿵쿵빠 쿵빠 쿵쿵빠
クンパークンクンパー クンパークンクンパー

주문을 외워보자
呪文を覚えてみよう

쿵빠 쿵쿵빠 쿵빠 쿵쿵빠
クンパークンクンパー クンパークンクンパー

쿵빠 쿵쿵빠 마법의 주문
クンパークンクンパー 魔法の呪文

다이어트 (싫어!) 어재개그 (싫어!)
ダイエット(イヤ!)オヤジギャグ(イヤ!)

쿵빠쿵쿵빠 모든지 가능해
クンパークンクンパー 何だってできる

점심메뉴 고민하기 (싫어!)
昼食メニュー悩むの(イヤ!)

쿵빠쿵쿵빠 마법의 주문
クンパークンクンパー 魔法の呪文

주말엔 더 잘거야 등산가자(싫어!)
週末はもっと寝よう 「登山行こう」(イヤ!)

쿵빠쿵쿵빠 모든지 가능해
クンパークンクンパー 何だってできる

퇴근 후에 업무 카톡 (싫어!)
退勤後の業務カカオトーク(イヤ!)

2018/12/7(金)夜:もしかしてハッピーエンド

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そう遠くない未来、ふたりのロボットの話。

前々から私の周りで絶賛されてて、これはいつか行きたい…!と思ってた作品。いろんな方がレポ書かれてるし今更私があれこれ説明する必要はないと思うので、ここ好きなだったー!ってとこだけ勝手にしゃべります。笑

観に行くことになった経緯はともかく笑、当日券で行ってきましたおちょみょんハッピーエンディング。ソンウくんのオリバーは、噂に聞いてた通り可愛かった。そして、舞台セット含めて全部可愛い。作品そのものもポスターもグッズも可愛い。センス溢れすぎ。

どうでもいいけど私、チェジュ島にふたりで行くってことしか知らなかったから、そもそも世界観がよくわかってなかったんですけど、普通に人間もいる世界なんですね。(そこから??)ヘルパーロボットって知ってたのに何故か人間がいなくなった世界かと思ってた。笑

結論から言うと、私はジェームズが好きです!!!
あのロボットに対しても対等に友人として認めてくれていそうな眼差しにやられ、実際にレコードを託してくれるというエピソードに泣きました。一方的な友情じゃなくてよかったね、オリバー。

クレアとオリバーふたりは、とにかく癒やされるしキュンキュンした。少女漫画!!「ちょんまねよ」な口癖やロボットな動きも可愛かった。日本でも公演されてたって聞いて、またやってほしいなって思う、ほっこり切ないミュージカル。あ、完全に輸入するならこのままの舞台セットと演出で!!!笑

楽曲も素敵だった。舞台の隅にいるピアノも素敵で。ジェームズが弾き始めた時はびっくりしたけど。笑 ジェームズの人は何役してるんだろ。個人的にホテルの人も好きだった。笑

また機会があったら観たいなあ。

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2018/12/8(土)夜:風月主

〈あらすじ〉

男妓生たちが身分の高い女性たちに喜びを与えて接待をする場所があり、そこを「ウンル」と言った。それぞれ事情を抱き、集まった男たち。彼らを風と月の主人「風月主」と呼んだ。

ウンルで最も人気が高い風月主であるヨルは、血色改革の中心に立つ真善女王の絶対的な愛情を受けながらも、その心はウンル仲間であり長年の友人であるサダムに向かっていた。真善女王はヨルに権力と天下を約束して宮廷入りを命じたが、ヨルはサダムと離れられず、これを知った真善女王は、サダムを脅迫してふたりを引き離そうとする。

決して結ばれることのない関係を求めたヨルとサダム、そして真善女王。
彼らは果たして誰を、何を選ぶのか。

(インターパークより)


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ドゥソプさん出るらしいから観に行こ〜くらいの感覚でチケットを取ったんですが、直前にあらすじ読んで、いやこれ私好きそうなやつやない!!?と。遅。

あらすじでもわかる通り、めちゃくちゃ切ないしめちゃくちゃ泣けました。どことは言わないけど私の一部のミュオタ仲間にめちゃくちゃ勧めたいやつ。察してください。

私は名前しか知らなかったけど日本でも公演があったとのことだし有名な作品だしで私が詳しくブログを書く必要はないなと思ってるんですが、切な……ってなった部分が多々あったので書き残しておきたいと思います。いつもながら、自分用メモ。


長年の友人で兄弟同然に育ってきたヨルとサダム。兄弟同然っていうからヨルが兄貴分でサダムが弟分的な感じかと思ってたけど、別に年齢設定とかはないのかな?役者さんの年齢に引っ張られがちな私。だってドゥソプさんのヨル、パクチョンウォンくん扮するサダムを見守る目が優しすぎるんだもん〜〜!!!めちゃくちゃ愛おしげに見つめる眼差しから、サダムのことをすごく大切に思ってることが伝わってきます。ウンルの中の先輩(?)と水中息止め対決することになったサダムを、先輩が桶の水に顔つけてる間にこっそり手を引いて連れてこうとヨル、可愛い。ふたりとも可愛い。

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酔っ払って、はな、とぅる、せっ…って数かぞえなが、よーる!!(ヨルの名前と、10の意味)ってご機嫌なサダムも可愛いし、寝てしまったサダムに布団をかけて背中をトントンするヨルも可愛い。(これ時系列逆やったらごめんなさーい!)

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だけどそんなほっこりした空間は長くは続かず。真善女王がサダムに、お前がいなければヨルは天下を得るのにと迫るナンバーが本当に辛い。でももっと辛くて胸が痛くなるのは、それを受けて、お前の部分を私に変えて歌い出すサダム。「ニ(お前)」を「ネ(私)」に変えるだけで、同じメロディーで歌うなんて、もうそんなん泣くしかない。

ーーお前でなければ お前が死ねば
ヨルは天下を得る
お前でなければ お前が死ねば
ヨルは王の男だ

ーー私でなければ 私が死ねば
ヨルは天下を得るのですか
私でなければ 私が死ねば
ヨルは王の男なのですか

切々と、その意味をひとつひとつ受け止めていくように歌うのがまた切なくて、悲しくて、胸が締め付けられるようでした。

その後、ふたりで書道をする姿も、サダムの心境を思うと切なくて。ヨルはもちろんそんなこと知らないから幸せそうにサダムの手をとって漢字を教えてあげてる姿がまた辛い。女王がサダムに働きかけてることを悟って一緒に自由になろうとするヨルと、ヨルのことを第一に思って死を選ぶサダムの対比がとてもとてもやりきれなくて、悲しい。

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ふたりで暮らしていく未来を思って目を輝かせているヨルと、暗い崖からひとり身を投げるサダム……。

サダムの死を知って、抜け殻になってしまったヨル。またあのメロディーで、今度は女王がヨルにナイフを持って迫ります。

ーーお前でなければ お前がいなければ
私には何もない
お前でなければ お前がいなければ
私には世界もない

そんな女王など、ヨルの瞳には映りません。サダムの名を呼んだあと、サダムに対して歌います。

ーーお前でなければ お前がいなければ
私には何もない
お前でなければ お前がいなければ
私には世界もない

そして、死を選ぶヨル。


私は全然聞き取れずどういう場面かいまいち理解できてなかったんですが、ふたりは死後の世界で再会することになったようです。幸せそうなふたりで、幕。




結局ざっくりあらすじ説明みたいになってしまったけど、間違いあったらすみません!あったら、ていうかたぶんある。

細かいとこまで理解して観たいとか、違うキャストで観てみたいとかいう気持ちもあるけど、私にはもう枠は残されていないのでした。ちーん。

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個人的に、会を重ねるごとに深みにハマっていく予感な作品。観に行ってよかった!

みけ自分語りwith韓国

謎に書き溜めてた文章、ツイッターにあげたら続き読みたいって友だちが言ってくれたのでブログにします。謎の自分語り。テーマは、韓国とみけ。なんじゃそりゃ。
 
 
 
 

私は韓国語が好きだ。


何故かって聞かれると、ハングルの形が可愛かったり音の響きが可愛かったりなどなど後付けの理由はいくらでも出てくるけど、きっかけはたぶんそんな理屈っぽいことじゃない。(いや理屈っぽいか?)
 
▽6歳、はじめての渡韓
はじめて私が韓国語に触れたのはたぶん6歳の頃。スカート大嫌いな保育園児だった頃。知らんわ。物理的に近かったこともあって、家族旅行でソウルに行った。今はもう閉鎖してしまったらしい室内遊園地ロッテワールドが目的だったんだと思う。天井にも届きそうな馬鹿でかいバイキングに乗る姉と父を見て、マジかよ……とばかりにドン引きしたのを覚えている。いやほんとに天井突き破る勢いだったんだって。そのあとに乗った、園内を一周する気球の乗り物はめちゃくちゃ楽しかった。弟が買ってもらったロッティーくんの風船が飛んで行ってしまってものすごく切なかったのも忘れられない。どうでもいいけどあの頃から飛んでいく風船が本気で苦手だ。なんか、怖い。手が届かなくなることへの恐怖なのかなんなのかわからないけど、風船が飛んだり浮き輪が沖に流されるのを見るのがめちゃくちゃ怖い。脱線した。
 
▽12歳、はじめての釜山
2回目は小学生の頃。船で行ったから、たぶん釜山。めっちゃ美味しい焼肉屋さんでめっちゃ韓国語まくし立てられてアイスクリームをサービスしてもらった。弟が持ち前の愛嬌で果敢に店主に話しかけていたおかげだ。弟はこの頃からコミュ力が高かった。店員さんを呼ぼうとした父親が大きい声で、アイムソーリー!!と叫んだのは今でも笑い話だ。父よごめん。エクスキューズミーだよ!って英会話をうっすら習っていた私と姉でつっこんだのも覚えている。まあそんなわけで1ミリの韓国語能力もない家族でも楽しめた釜山旅行。言語わからんけど旅楽しいわ精神は親譲りなのかもしれない。またどうでもいい話するけどこの時の釜山旅行はでっかい船で船内泊だったんだけど、船内のレストランでの食事が一番怖かった。家族が飲み物取りに行ってテーブルでひとりで待たされてる間に外国人のウェイターさんが英語で話しかけてきた時が一番怖かった。飲み物は何にしますか?って聞かれたのはわかったけどラインナップが意味わからんすぎて、メロンソーダにアイス乗ってるイメージでクリームソーダ頼んだらクリームっぽいソーダが来て泣いた。なんか白っぽくてまずかった。帰ってきた家族に、いや何で飲み物頼んどるんってつっこまれた。断れんかったんじゃい。ちなみにこの釜山旅行の時にどこかで買ったハリーポッターの韓国語版は読むことなくどこかへ行ってしまった。今目の前に差し出されてもたぶん読めない。無謀なことをしたなと思う。ほんとは漫画が欲しかったんだけど、たまたま見つけたお店は漫画レンタルのお店だったからなあ。今思うとどうやってコミュニケーションとってたんだろうか。英語力も韓国語力もゼロな両親と、小学生な子どもたち。ボディランゲージでレンタルって伝わるもんかなあ。地域密着っぽい本屋さんで、日本語一切なかった覚えはある。ここレンタル専門やん!的なことを叫んだ覚えもあるから、勘かな。当時好きだったりぼんの漫画がたくさん置いてあって興奮したんだった。懐かしい。
 
▽受験生、ウォンビンにハマる
中学生になって、映画館で見かけた予告編に出ていたウォンビンが気になり始める。予告編って言っても大画面ではなくて、チケット売り場あたりの上方にあるちっちゃいモニター。なんかかっこいい人出てるんやけど!ってなったのがきっかけ。でも結局その映画は見ることなく、月日は流れ……何かのきっかけでウォンビンが気になるって話をしたら、祖母が当時どっかでやってた「秋の童話」を録画してくれて、VHSで渡してくれたのでした。まあそりゃ観るよね。んで、ええーー何この人めっちゃかっこいいやん!!?ってどハマり。昔から、ハマる時は一瞬。もちろんガンガン観進めた。しかし当時受験生だった私、不穏な空気を察して半分で観るのをやめる。この流れは絶対にウォンビンとくっつくことはない。ウォンビンが幸せになる感じはない。こんなに男前なのに。そんな結末観てしまったら当分落ち込んで受験失敗する……って感じで。この時の私、自分のことをよくわかってたと思う。実際その後ラストまで観た私は相当落ち込み、すごい切ないラストな漫画の巻末に時々ある「実は全員役者だったんだよ〜舞台裏ではみんな生きてるしみんな仲良しなんだよ〜この漫画はフィクションなんだよ〜」なおまけ漫画みたいなのどっかに落ちてないかなって真剣に考えた。巻末漫画なくてもドラマはフィクションだよ!って突っ込みは受け付けてません。そしてしばらく考えたあとに、現実のウォンビンは元気に生きとるやん!と気持ちを切り替えることができたのだった。この考えに至るまでにだいぶかかったから、続きがめちゃくちゃ気になりながらも断腸の思いでVHSを封印したことは間違ってなかった。受験終わったらやりたいことリストに「秋の童話の続きを観る」を入れるくらいには続きが気になってたけど、正しかった。ちなみに受験勉強中に発売された写真集は買った。本屋で買ったあとに特典版があることを知って、一冊は母にあげてもう一冊買った。今でも我が家にはウォンビンの写真集が二冊ある。ふと思ったけど、三次元にハマったのはウォンビンが初めてだったのかもしれない。三度の飯より寝ていたい私が5時台に放送されるCM観たさに早起きするくらい好きだった。
 
▽遅れてきた韓流ブーム
ある意味中学生時代に韓流ブームが来てた気もする我が家だが、高校生になってから本格的にみけ家で韓流ブームがやってきた。といっても冬ソナは観ていない。祖母が近所の友だちの家に集まって夜な夜な観ていたことはあった。元気だなおばあちゃんたち。我が家で韓流ブームのきっかけになったのは、映画「同い年の家庭教師」だった。何か他にも借りた覚えがするけど、記憶にない。DVDのパッケージの雰囲気に惹かれたが、この主役って書いてあるクォンサンウはかっこよくないな……と思っていた。観てすぐに手の平返しをした。かっこよかった。どんどんかっこよく見えてきた。肉体美もポイント高かった。哀れな敵役のコンユの方が顔は好みだったが、クォンサンウにハマった。(一年後くらいに私に唐突にコンユブームが来て、コンユが出てるDVDも借りたけど。)クォンサンウ目的で観た「マルチュク青春通り」でイジョンジンに惚れた。どうやって購入したのか、韓国でしか公開されていない映画のDVDも取り寄せた。リージョンが違って観れなかった。後にパソコンで観ることができたけど、言語がわからなさすぎて挫けた。結局ただのイジョンジンのプロモーションビデオと思いながら観た。この頃からちょっと韓国語に興味を持ち始めた。姉が借りてきた「オオカミの誘惑」にハマり、更に姉が大学の図書館で借りてきた原作本の日本語訳版を読んだ。顔文字だらけのいわゆるケータイ小説で、当時の私はケータイ小説なんて小説じゃない!!みたいな感じだったはずが、えっなにこれ面白いやん読みやすいし……みたいな感じでどんどん読み進めていった。気付けば自分で買っていた。たぶん今読んだらツッコミどころ満載だったりするんだろうけど、それでも好きだと思う。ちなみに私の影響で母がクォンサンウにハマり、父が韓流にハマった。バイクとキャンプが趣味の父だったから、これはかなり意外だった。ドラマを借りてくると、私が寝ている早朝に勝手に観てしまう。いや観るのは全然いいんだけど、私より先を観てネタバレするのは許せなかった。今でも時々やられる。やめてくれ。父も観たかは覚えてないが、御曹司ものにハマってた私は「私の名前はキムサムスン」や「1パーセントの奇跡」が好きだった。ツンツンしてるけどなんやかんやヒロイン大好きな坊ちゃんは今でもツボなので、好みって早々変わらないらしい。そういえば姉が大学で韓国語の講義をとってハングル勉強し始めたのもこの頃で、私はそれに便乗してネットでハングルの子音と母音をくっつけて音を作るゲームをしてたっけ。
 
▽卒業旅行きっかけでハレスに
ハレス。日本語読みだとホッテスト。2PMファンの呼称。KPOPってグループごとに呼称あって面白いな〜って思ってたけど、日本もあるんですね。知らんかった……というより意識してなかっただけかも。ゆずっこ歴長いけど何も考えずゆずっこ名乗ってたもんな。また脱線したけど、そう、2PM!にハマったのは友だちとの卒業旅行で行ったソウルでJYPの事務所に連れてかれて、ロッテ免税店のPVを観たことだった。正確にはその直前にドラマでテギョンを見て、え?何このイケメン……めっちゃかっこよくない???ってなってたんだけど、ここでPVを観なかったらこんなにハマることはなかった。
 
 
たぶんこれ。今見てもかっこいい。最高。日本に戻っての記憶があまりないんだけど、そのあとわりとすぐコンサート行った気がする。初めて野外フェス行ったのもぴーえむが出てたからだったなあ。KPOPオタの友だちはいたけど、まさか自分がハマる日が来るなんて思わなかった。ちなみに私がずっとコンサートDVD観てた結果、母もハマった。しかもテギョン推し。いやうちのお母さん影響受けやすすぎない???初めて行ったコンサートではふたりで緑のペンラ振ったよ!まあそんなこんなで更に韓国語への興味が深まったのでした。って言っても結構日本語しゃべってくれるからそれに甘えてたなあ。日本でアルバムも出してくれてたし。
大学では半年だけ韓国語の講義とってみたけど途中から難しくなって挫折。ギリギリ単位はとれたけど、ほんとにサッパリ覚えてない。単語ひとつ覚えてなかった。あの頃ちゃんと勉強しとけばな〜と思うけど、まあ仕方ない。
 
▽スリルミーきっかけで韓ミュを知る
その後社会に出てスリルミーにハマって動画検索していたところ、韓国版スリルの動画を見つける。その中のイジェギュンくんがツボで、きっかけで色々な動画を見始める。バンジージャンプする、とか。そしてそのまま韓国ミュージカルに興味が出て、友だちに誘われてた韓国語教室に入る。しかしやる気にムラがありすぎるみけ、下手すると年単位でサボる。半年に一回しか行かないこともザラという行ってる意味あるのかレベルで通ってた。もはや通ってない。いつか韓国でミュージカル観てみたいな〜くらいのゆるーい気持ちのまま過ごす。
 
▽2015レミゼロスのため渡韓を決意
富山でレミゼmy楽を迎え、レミゼロスを発症していた私、韓国でレミゼが始まることを知る。ちょうどミュ友だちと、韓国にミュージカル行きたいねって話になって、渡韓を決意。その頃別のミュ友だちが野島直人さんのコンサートに行き、そこで野島さんが語ったらしいフランケンのあらすじをツイート。(野島さんは君の夢の中でを歌ったらしい。日本語訳。歌詞どんな感じやったのか気になる。)食いつく私。え?私これ絶対好きなやつやん??一緒に渡韓する友だちに言うと、私も観ようと思ってたと言われ……一緒に観よう!!!!!と。レミゼのための渡韓のはずなのに、レミゼ1公演、フランケン2公演でチケットを取る。渡韓する。が、しかし。地元が50年に1度の大雪に見舞われると言われてフランケン1公演だけ観て泣く泣く帰った。ヤケになって雪だるまを作った。
 
(ブログ参照)
 
キャッツ御三家を作ったはずなのに御三家を間違った。マンカスごめん。
 
レミゼ観れなかった。ドンソクさんも観れんかった。チサンさんも観れんかった。ジュンヒョンジャベ観たかった。雪やけんって帰ってきたくなかった。そんなことを家でグダグダ言ってたら、母が渡韓に付いてきてくれることに。この頃の私はまだひとりで渡韓する勇気がなかったから、めちゃくちゃ嬉しかった。でも何故か全然航空券がなくって、大阪経由で行った。母初めての韓ミュ遠征が関空経由という謎の事態に。お金も結構かかった。しかもハードスケジュールだった。よく付いて来てくれたなと今でも思う。その後味をしめたみけに何度か韓国遠征に付き合わされるのだが、毎回ハードスケジュールすぎてまともな食事をしないという、今考えればひどい遠征だったなと。お母さん、ごめんね!今年の夏にやっとまともな旅行ができて美味しいご飯も食べてもらえました。よかったよかった。それでもハードスケジュールだけども。
 
▽韓国に推しができる
わかってた、私わかってた。アイーダでラダメス観たらウヒョクさんに落ちるってこと。わかってたけど、強行スケジュールでラダメスを観に行き、まんまと落ちたのでした。レミゼでは、長い手足を持て余してるもったいないアンジョルラス、兼、私の中のアンジョとは解釈違いだけど最期にかけての演技がいいアンジョルラス。あと農民姿めっちゃかっこいい。くらいの認識だったのですが、ずっとずっと気になってはいたようで。他人事か。ミュ俳優を全然フォローしてなかった2015からずっとフォローして写真をチェックしては、やっぱり好きな顔じゃないな……とかひどいことを思ってたのでした。客観的にイケメンってことは知ってたけど!ほら!好みってあるじゃないですか!!いや何様!!!!!!!まあそんなわけでウヒョクさんにハマってからは気軽に飛ぶようになり、今に至る。韓国語勉強を真剣に始めたのはたぶんそれからだから、今一年半くらいかな?といっても一ヶ月丸々勉強しないとか余裕であるくらいムラがあるのは前と変わりないけども。それでも辞書なしで手紙書けるくらいには多少韓国語できるようになってるはずなので、これからも頑張りまーす!
 
▽現実逃避としての韓国語学
たぶんこれを書き始めた頃はこういうテーマで書きたかったはずなんですよね。随分時間が経っちゃったからもはやわからないけど、たぶん。私にとっていちばん勉強捗る時期は、とにかく仕事が嫌な時だったり、何かすごく悲しいことがあった時。ボーッとしてると色々考えてますます嫌になったりするけど、勉強してる時は韓国語のことだけを考えてたらいい。しなくちゃいけないわけじゃないから、プレッシャーもない。でも韓国語できたら好きなミュージカルやドラマに役立つし、遠征の時にも使える。こんな素晴らしい現実逃避はないんじゃないかなーって思ってる。昔から現実逃避として勉強する傾向にあるけど(昔は英語とかスウェーデン語とかに手を出してた)、韓国語の勉強がいちばん楽しい。日本語と似てるし、大好きな人たちの言語だし、ハングル可愛いし。笑 韓国語極めたら別の仕事にも就けるかも!っていうのも現実逃避としての側面を強めてるのかなとも。まあ実際は仕事に使えるほどのレベルに達するにはまだまだまだまだ程遠いけど、それで仕事を頑張れるなら妄想もアリやん?って思ってる。韓ミュ仲間さん達に、頑張ってるねー!私も頑張る!って言ってもらえて幸せだし、現実逃避最高!!いや違う韓国語勉強最高!!今は来年の留学に向けて勉強しないとだけど、全然韓国語できないわりに焦りは全くなくて、少ーーーーしずつ知識が増えるのを楽しんでる。いや少しは焦れよ。どうでもいいけど仲間を見つけたくて「現実逃避としての語学学習」で検索かけてたことがあったなあ。英語だったら数名いた。というわけで、現実逃避としての韓国語学習、オススメですよ!笑
 
▽韓国ドラマは今でも好き
十年以上前にハマった韓国ドラマですが、今までも定期的に借りてきては観てて。考えると、なんか落ち込んだ時とか元気ない時に借りてきてたなあ。上の方でも書いたけど、初めはかっこよく見えない俳優がどんどんかっこよく見えてくる不思議。気になる俳優がどんどん増えていくのが恐ろしい。まあこれはどの界隈でも同じか。何で最初かっこよく見えないのにどんどんかっこよく見えるのか考えてたけど、表情とかが魅力的なのかなあ。魅せ方を知ってるというか。あとは客観的にイケメンだけど興味ない……状態だったのが、終わったらどハマりしてたりとか。好きな芸能人は?って聞かれるといつも答えに困ってた私ですが、韓国の俳優ならいっぱいいるんだよなあ、昔から。ウォンビンに始まり、クォンサンウ、イジョンジン、カンドンウォン、チョハンソン、ピ、コンユ、ヒョンビン、ソイングク、パクボゴム、ナムジュヒョク、ソンジェリム ……などなどを通ってきました。笑 きっとこれからも増える。でもほら、某ミュージカルの船長も言ってた!宝物は多い方が人生が豊かになるって!!(うろ覚え)
 
 
 
長くなったけど、これからも楽しく勉強続けていきたいです。結論。来年行くから待ってて韓国〜!!!

2018/8/5(日)昼:フランケンシュタイン

念願のウヒョクビクター×チサンアンリペアを観てきました!

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犬コンビ尊い……!!!!!
大型犬なミンビクも子犬なチサンアンリも認識してたけど、並ぶと破壊力はんぱない!!!!!

身長差萌えという持病(?)があるので絶対ツボだろうなと思ってましたが、身長差だけじゃなくビクターとアンリの親友感とか気を許し合ってる感とか、そういうふたりの間の空気もめちゃくちゃよかった!!です!!

この回のミンビクは、よく笑ってよく泣くビクターでした。わりといつも感情爆発してるイメージはあるけど、この回はいつにも増して特に泣いてた気が。そして高笑いが多かった。悲しい高笑い。チサンアンリとの仲の良さが際立ってたからこそ、切なかった……。

ミンビクの、酒場での「ワン!ワンワン!」はめっちゃ笑いました。酒場の客の「개소리(でたらめ的な意味)」に対してなんですけど、개=犬、소리=声、だから犬の鳴き真似して煽ってるんですよね。ミンビクのそういう余計なことしちゃうところ、好きです。愉快に人の神経を逆撫で。笑 そしてやっぱり肝心の話は聞いてないから、チサンアンリが、僕には親も兄弟もいないけど〜って歌ってるのは聞かずにボーッとしてて、周りに、お前のことじゃーん!ってやられてやっと、え?俺?ってなるの可愛い。そしてこのふたり、ほんっっっっっとに仲良し感が溢れてて、いい。明るいビクターと明るいアンリ。チサンアンリが盛り上げ上手だから、ミンビクも引っ張られて一緒にノリノリになってるのがまた嬉しい。

my初日のドンチサ以来のチサンさんのアンリでしたが、チサンアンリが好きー!!って改めて。チサンアンリの「君の夢の中で」は、やっぱり号泣です。覚悟は決めてる。だけどやっぱり死にたくない気持ちはあって。ビクターと研究を続けていきたい気持ちがあって。だけどそれ以上にビクターを想っていて、自分が死ぬことでしかビクターを生かすことはできない、ビクターとふたりで見てきた夢を叶えることができないということを強く思っていて……チサンアンリは葛藤があるんですよね。そこがまた切ない。だめだ!ってずっと言ってるミンビクも切ない。

怪物、覚醒。狂ったかのような高笑いをあげるミンビクと、生まれたてのチサン怪物。歩いてきた怪物を抱き止め、「よくやった……」と噛み締めるように背中をトントンするミンビク。そんなミンビクの真似をするようにグーでトントンとミンビクの背中を叩く怪物。それに気づいたミンビクの嬉しそうな顔と、そうだ!!とばかりに「잘했어!!」とくり返すミンビクが、この後の展開を思うとすごく切なかった。

ミンジャック、帽子を落とすの巻。あのカツラって帽子にくっついてるんですね。クルッて回った時にポロっと落ちて、最初は何が起きたかわかりませんでした。笑 背中をこちらに向けたまま、あーー!!!って後頭部をかくミンビク。途中で帽子拾ってイゴールに投げて、そのまま最後まで踊り通したのは流石だな〜〜って感動してたら、2回目だとかで。誰かミンジャックの帽子にゴム紐付けてあげてください!!笑 最後に退場する時にイゴールがササッと帽子を被せに来て、被せようとした時の「必要ない」も、被せたあとの「どうせ……」も笑いが起きててよかったです。ハラハラしたけど!笑笑 まんまビクターの髪型のジャック……怪物も動揺したやろうなあ。笑

チサン怪物の、クマおいしい!が相変わらずの可愛さで。テンション上がるのがまた可愛い!ね!!クマ!!食べたい!!って、どんどけ食べたいんや。可愛い。

「後悔」の前の狂ったような高笑いがまた切なかった。そして泣き崩れるビクター。ボロボロの状態で泣きながら歌う……からの、力強く歌い上げるところが好きです。日本語歌詞で言うと、「後悔しても時〜〜は戻せない♪」のとこかな。今回演出変更で北極行きの衣装に着替えて杖を持つところが舞台上、しかも曲の途中で行われてて、賛否両論あるみたいだけど、私は好きだなあ。ちょっと切り替え早いな!とはなるけど、ジュリアへの想いを復讐に昇華してるんだなと。ジュリアのことを心からちゃんと大切に想ってたんだなと思えるミンビクだから、尚更。前にも書いた気がするけど、ミンビクはジュリアのことをほんとに好きで、そして生命創造への思いも本当で、アンリのことも大切に想っていて、それが全て嘘じゃなくて、全て大切なんですよね。だからこそ、全て失ってしまったミンビクの気持ちは想像するだけで悲しい。

北極での対峙。とにかく舞台を広く使っている最期だった。銃を拾って少し遠ざかる怪物と、後ずさりするビクター。端と端。そして静かに近づいていく怪物。仰け反るビクターに、拳銃を持った右手でそのまま銃口を向け、ハンマーを起こし、引き金を引こうとする怪物。それを、左手が止めていて。何度も引き金を引こうとする右手を、何度も左手が止めているように見えました。チサン怪物の中には、アンリがいる、と改めて強く思った場面でした。ビクターを殺すことを止める左手と、力が抜けたのかだらんと下がった右手。そのまま左手で、ビクターに銃を渡す怪物。渡された拳銃を呆然と見つめ、トリガーを引くビクター。打つ気が1ミリもなくて、ただただ呆然としたまま引いてしまった……そんな印象を受けるビクターだからこそ、アンリが残っている怪物の存在は本当に酷だなと。切ないなと。ひとりで北極からは出られない、お前はひとりだと告げられながら、辺りを見回すビクター。ここはどの怪物相手でも同じで、他の怪物だと、辺りを見渡しながら、ビクターと呼ばれて初めてハッとした表情で怪物に視線を戻すんですけど、チサン怪物はビクターの頭をそっと片手で掴んで額をよせるから、その時点でビクターは怪物から目を離せなくなっていて。そしてそのまま、ビクター、と優しい声で呼ばれ、まさか……と。これが俺の復讐だ、がまた優しくて。優しすぎて。ミンミンペアでもミンウンペアでも言ってたけど、チサンアンリとのペアが一番仲良さが際立ってたからこそ、「가자」に胸が締め付けられた。どんな状態になったって、ビクターはアンリと一緒に帰りたかったんだよね。ウヒョクさんのビクターは、母をああいう形で失わなければまっすぐ、まっとうに育ったんじゃないかなと思えるビクターだとどこかで書いた気がするけど、ミンビクとチサンアンリはどこか何かひとつでも違えばやり直せたんじゃないかと思えるペアでした。ビクターと、怪物と、その中で生きるアンリとで。なんて、そんなこと言ったってしょうがないんだけども。


さて、そんな切なさが突き抜けていたワンワンコンビでしたが、カテコめちゃくちゃ可愛かった!!

まず、ひとりひとり登場する時に、チサンさんは客席にあんにょん。客席わいてた。 

ウヒョクさんとチサンさん、向き合って首だけの礼。が、タイミングズレて、ペコ、ペコ、ってお辞儀し合ってる人たちみたいに。面白がって礼し続けるチサンさんに、前を向くよう促すウヒョクパパ。笑

後方に下がって何するかな〜〜と期待してたら、チサンさんがいきなりウヒョクさんの方向いて跪いて、ノリノリで踊り出す!ウヒョクさん一瞬、え!?って動揺したけどすぐに踊り返す。ファン(チサンさん)とアイドル(ウヒョクさん)、みたいな光景がそこに。笑 ちょっと踊ってから、チサンさんにフるウヒョクさん。一瞬の間のあと、腰振りセクシーダンスなチサンさんめっちゃ笑った。コートを開いて上裸見せて腰振るサービスショットまで。笑 そんなチサンさん見て、対抗しようとするも対抗できないウヒョクさんも可愛い。そして最後は肩組んでハートを作りたいウヒョクさんと、気づかず手を振ってるチサンさん。最終的には気付いてハートを作ってくれました。そして幕が降りる時にはふたりで跪いてくれて、投げキス送ってくれるウヒョクさんにときめいた!好きです!!

ひとつ心残りというか後悔は、母と観に行ったから感想書く暇がなかったとは言え、メモあんまり残してなかったこと!!もっと事細かに思ったこと書いておくべきだった……。


とはいえ、私の今期のフランケン、チサンさんで始まってチサンさん、そして大好きなウヒョクさんで締めることができて最高でした!!!フランケン大好き!!

続・私の話

※ミュージカルに全く関係ない、みけ個人のどうでもいい話です。

 


こんな記事を書いて、2週間。

mikkerables.hatenablog.com

 

自分の気持ちを整理するために書いた独り言のつもりだったにも関わらず、たくさんのフォロワーさんにたくさんの励ましの言葉を頂きました。やりたいことはやれる内にやっとくべき!やりたいことがあることはいいこと!やりたいことをやるのが一番!などなど、まさかあんな抽象的すぎる記事を読んで反応してくださる方がたくさんいらっしゃるなんて思ってなくて、しかもみんな優しくて、えーーー何でみんなこんな優しいん……ってひとり泣きました。笑 何のことかはわかんないけどみけならできるよーとか、私まるごと認めてくれるような言葉をかけてくれて方もいて、単純な私は、できる気がする!!やるしかない!!!!となり、翌日、親に報告し、申し込みを済ませました。

というわけで、来年、短期でソウルに留学してきまーす!!
仕事は今年度いっぱいで退職します!

社会に出てからずっと今の職場で働いてきて、辞める選択肢なんて今年の3月まで1ミリも頭になかったけど、辞めたい気持ちと留学してみたい気持ちがどんどん大きくなってきて。今の仕事を続けたくないっていう、逃げの部分が大きいのかも知れない。だって今、仕事がめちゃくちゃ楽しかったらたぶん留学なんて考えついてもない。現に、今年の1月にミュ仲間と渡韓した時、韓国語ができるようになりたいって話してたら「留学しないの?」って聞かれたけど、「留学したい!」なんて気持ちは全く沸かなかった。だから現実逃避なのかもしれない。けど、挑戦してみたい気持ちに嘘はなくて、韓国語が喋れるようになりたい気持ちにも嘘はない。

基本的に自分に自信がないから、ひとつでも強みができたらなあという気持ちも大きくて。こんな私でも、これならできるー!って思えるものがあったらいいなって。今はとにかく韓国語の勉強が楽しいから、そこを強みにしたいなって気持ちがとても大きい。

とはいっても留学以外のことはノープランで、それ以外の期間は、一生の仕事としては厳しいけどちょっとやってみたいなーって思ってた仕事に就いてみたいなーとかまた漠然とした甘い考えしかないんですけどね!!そして退職って言っても再来年はまた結局同じ職に就いてるかもしれなくて、ひとまず一年だけの寄り道になるかもで。だから大した冒険じゃなくてやっぱり無難な道なのかもしれないけど、ほんとに誰にも反対されず心配もされない道ばっかり歩んできた私の人生にとっては大冒険で、今から不安もたくさんあるけどドキドキとワクワクが大きくて!!いやほんと同じ職に戻れる保証もわりとあって、留学も3ヶ月で、何が決断だ冒険だって言われるかもだけど!!笑 でも、さっきも言ったけど、私にとってはほんとに勇気がいる決断だったから、たくさんの方に背中押してもらえたのは本当に励みになりました!ありがとうございました!!

留学までまだ一年あるから、しっかり勉強して、現地でたくさん吸収できる土台を作っていきたいなと思います。そして、辞めるって決めたからには今の仕事も中途半端にしないで、笑顔で見送ってもらえるように頑張りたい。あと痩せる。笑笑 この見苦しいコンプレックスだらけの体で行くより、ちょっとでも引き締まった方が自信持てる気がするから!!ほんと形から入るタイプすぎでごめんなさい!!笑

ほんとは留学直前に、「今から留学してきまーす!」ってサラッとツイートしてみんなを驚かせたかったんだけど笑、背中押してもらった手前、ちゃんと報告しておきたいなと!あ、あとワンルームに住むので、宿代わりにどーぞ!って意味も込めて!笑 突然海外で一人暮らしとか私大丈夫か?って感じだけど、今はワクワクしかないから、楽しく過ごせたらいいなあ。事前調べと準備はしっかりします!

まとまらないけど、以上!報告でした!
応援してくださった方々、ほんとにありがとうございます!頑張ります!!

私の話

※ミュージカル全く関係ない自分の話です。ただの独り言です。自分の気持ちを整理するために書いてみたので、意味わからん!はっきりせえや!ってなる可能性大。読んで何の得もないです。公開する必要ある?って感じだけど人の目を意識して書いた方がまとまるかなってことで一応公開しときます!が!時間が経ったら下ろすかも!




ツイッターにも書いたけど、近いうちに大きな決断をする必要があって、いや厳密には決断しなくても生きていけるんだけど、決断したくって悩んでる。

私は今まで人生を変えるような大きな決断をしたことがなくって、ただただ流れるように生きてきた自覚がある。人生って決断の連続だと思うけど、無難に無難に生きてきた。高校生の時に親の望む道とは違う方向に進もうとしたけど、潰しが効かないって理由で猛反対を食らって、親の反対を押し切ってまで進学すること勇気はなくて辞めた。今は、親の反対した気持ちもよくわかるし、今の道に進んだことに後悔はない。だけど、今のままでいいのかなと思う自分が最近現れて。ちょっと冒険してみてもいいんじゃないかな、人生ちょっと変わる瞬間や契機があってもいいんじゃないかな、って思うようになった。

今までだって色々考えてはきた。だけどその決断をしない理由、できない理由ばっかりあげてきた。〜〜だから無理。〜〜だからできない。それでもよかった。だって、その決断をすることによってのメリットより、断然不安やデメリットの方が多かったから。

今は、やりたい理由をたくさん集めてる。考えなきゃいけないことはたくさんあるけど、考えてもどうしようもないことや、ただただ不安になることばっかり考えたって何にもできない。私は心配性でビビリでマイナス思考だから、やめときゃよかった!って思うこともあるかもしれない。でも、やっときゃよかった!!って後々思うくらいなら、今しかないこのタイミングで決断したいなと強く思ってる。

まずは、自分の生活をちゃんとしよう。人に甘えてばっかりの自分から抜け出そう。仕事も妥協せずに、手抜きせずに、でも自分を追い詰めすぎずに取り組む。きっと誰かしらには反対されると思うし、何考えてんの??って言われることもあると思う。自分でも、突然どうした?って感じだけど、心配性の私が、ビビリの私が、優柔不断の私が珍しく自分で考えて結論を出したいと思ってるから、そんな自分に賭けてみたいなとも思う。だからまずは、みんなにこの決断を応援してもらえるように、頑張りたい。ダラダラ毎日過ごすんじゃなくて、ちゃんと、毎日大切に過ごしたい。


漠然とした書き方だから何のこっちゃって感じだと思うけど、ちゃんと結論が出たらまたブログ書きたいな。

別に何の変化もなかったら、何事もなかったかのように過ごします。笑


もし最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら、要領を得ない文ですみませんー!読んでくださってありがとうございました!!