なんでもないこと、みーっけた

飽きずに綴っていけたらいいな

みけ的イェグリンアワード2018

イェグリンって何やって人のために一応解説しておくと(1年ぶり2回目)、韓国ミュージカル界の大型授賞式です。ミュージカル版アカデミー賞みたいな。そんなイェグリンアワードを独断と偏見のみで勝手にやっちゃおう的な、私的イェグリンアワード。フォロワーさん方がされてて便乗した昨年に引き続き、今年もやります、みけグリンアワード。略すな。

 

ちなみに昨年はこちら。

mikkerables.hatenablog.com

 

 

【作品賞】フランケンシュタイン

文句なしの作品賞。待ってました三演。私を韓ミュ沼に頭から突っ込ませた作品でしたが、三演もやっぱりすごかった。結局12ペア中6ペアしか観てませんが、それでもやっぱりペアごとに感じ方が違って面白かった。舞台芸術の美しさ、楽曲のよさ、俳優さんたちの迫力。もう私が今更語ることはありません。奥が深すぎる。

 

 

【主演男優賞】ミン・ウヒョク(フランケンシュタイン

去年のみけグリンで「来年は主演男優賞目指して頑張ってください」とか何様なことを書いてましたが、か、叶ったよー!!!!!!私の夢が!!!!!!!自分で夢見て自分でノミネートして自分で選出するという何とも叶いやすい夢ではありますが、そもそも主演をやってくれないことには叶いません。いやだから何。
さて本題。まっすぐで熱い男、ミンビク。ガタイのよさゆえの立ち姿のかっこよさもさることながら、笑う時も泣く時も全力な姿がすごく良かったです。いや正直、いちばん好みなビクターはやっぱりドンビクで。あのビジュアルの完成度の高さとあの他人と相容れない雰囲気、だけどアンリには心許してるところ。チサンアンリとの組み合わせはやっぱりナンバーワンでした。が、これはみけグリンなので不正全開、贔屓目全力でウヒョクさんを主演男優賞に!!おめでとうございます!ありがとうございます!!!お疲れ様でした!!(?)
それにしてもドンソクさんって何であんなにかっこいいんですかね??(お前の推しは誰だ)

 

 

【主演女優賞】オク・ジュヒョン(アンナカレーニナ)

ずっと名前だけは聞いていたジュヒョンさん。やっと実際に舞台でお目にかかることができました。私もともとアンナカレーニナの話が好きではなくて、感情移入する形で作品にのめり込みがちな私にとっては苦手なキャラクター像とストーリーだったんですが、そんなことが吹き飛ぶくらい、ジュヒョンさんの歌と演技に圧倒されました。特にクライマックスにかけての迫力は、鳥肌が立つほどでした。アンナの心情が痛いほど伝わってくる、そんな舞台でした。最後まで感情移入はできなかったけど、アンナの絶望がひしひしと伝わってきて、辛かったです。

 

 

助演男優賞】ソン・ドゥソプ(ベア・ザ・ミュージカル)

助演でいいのか本気で迷ったけど、ベアの主人公はピーターだからいいよね!?ってことで半ば強引にドゥソプジェイソンに助演男優賞!!!
死の賛美で全く温度の感じられないサネで存在を知ったドゥソプさん。ジェイソンやってたって聞いて絶対観たかったんですが、観た直後、崩れ落ちるかと思いました。なんなんあれ。やばすぎるやろ。あの頃の気持ちを思い出すべく自分のレポを読み返してみましたが、「今まではジェイソン💢💢💢だったのが、ジェイソン😭😭😭になった」とかいうあほみたいな感想しかありませんでした。ちーん。でもほんとにドゥソプジェイソン観るまではピーター贔屓すぎてジェイソンに同情の余地なし!とか思ってたんですけど(厳しすぎる)、ドゥソプジェイソン観てベアに対する価値観が180度変わりました。いやここベア語る場所じゃない。
とにかく最高オブ最高だったドゥソプさんのジェイソン。トラブルでヨボショ観られなかったり仕事でキダリ行けなかったりしたのはとても残念たったので、来年たくさん舞台で観られることを祈ります。 

 

 

助演女優賞】パク・ヘナ(フランケンシュタイン

エレンとしても素敵だったヘナさんですが、なんかもう言い表せないくらい可愛くてイカれてて怖くて最高だったエヴァ役として助演女優賞を捧げます。かわいすぎる声と、ドスのきいた声と、イカれてる声を使い分ける姿に衝撃を受けました。その故意的な不安定さがすごかったし、心を奪われました。女優さんの名前を知らなさすぎることに定評のある私ですが(ちなみに男優さんの名前をたくさん知ってるわけでもない)、公演終了後に名前チェックしてすぐに覚えました。フランケン四演があったらぜひまたエヴァをお願いします!!!

 

 

【音楽賞】ベア・ザ・ミュージカル

OST発売ありがとうございます!!!!!延々と聴きながら通勤してたくらいベアの音楽が好きです。全曲好き。要らない歌がない。でも切ない。死ぬほど切ない。でも聴きたい。もはや中毒。はよ再演お願いします。

 

 

【小劇場/主演男優賞】イ・ドンファ(プロポーズできない男)

いやそんなんあり?って感じだけど、いいんだ!みけによるみけのためのみけグリンアワードだから!!!推しかも?から、推し!!に昇格した一年でした。光化門のアンサンブルも最高に可愛かった。ほんとはもう一本小劇場主演で観れる予定だったのに、なかなか縁がなくて今に至る。枠がないとかじゃないんだ。メインでスケジュール組んでるのに何故か観れないんだ。愚痴になってしまったけど、プモンナムの涙は最高だったので来年も期待してます!!!

 

 

【みけグリン賞】6時退勤
公演中止のショックから私を救ってくれた作品。ありがとう6時退勤!!!!!ありがとうスンホンくん!!!!!(???)

 

 

【衝撃賞】謎のマジックショー

【小劇場】【笑劇場】【衝撃ショー】ともかかってます(知らん)が、またの名を、年末に忘れられない思い出ができたで賞。忘れられない平成最後の年末をありがとう!!!全て別記事に書いたので詳細は省きますが、来年は衝撃賞は作るつもりないからそこんとこよろしくね!推し!!!

 

 

:一年を振り返って
今年の渡韓数は10回、韓国での観劇数は33回でした。フォロワーさん方の足元にも及ばないとはいえ、昨年が渡韓7回、観劇16回だったのでかなりの躍進ですね。(躍進とは)単純に一回での遠征期間が伸びたことで観劇数が増えました。夏まではハイペースでしたが、仕事やめる決断をしたことによって色々諦めて自粛しました。色々諦めて自粛したのに謎のマジックショー行く私頭おかしいな。日本は……小劇場も韓ミュ俳優のコンサートも含めて、5回。レミゼがなかったことでグッと減る結果となりました。来年は個人的に色々と変化の年になりそうなので、観劇はどうなるか……といったところですが、色々やりくりしながら来年もミュオタを楽しみたいと思います。関わってくださった方々、今年も一年ありがとうございました!!色々な場面で背中を押されることが多々あって心強かったです。来年は平和に推しに会いたいなと思いつつ、また事件起きたらそれはそれで美味しいってことで楽しみたいと思います。いややっぱり普通に会わせてくれ!!!(切実)

謎のマジックショーに行ってきた話

推しに会いに行ったのに公演中止になったり公演中止になったり公演中止になったりとわりとトラブルに見舞われてる私ですが、「ちょっとタイミングが悪い可哀想な人」くらいの認識でいたところ、

「マジックショーに行くまでのくだりで面白いブログ一本書ける」
「今まで見た中で(トラブルっぷりが)いちばん面白い」
「マジックショー後のくだりでもう一本書ける」

と絶賛(???)してもらったので、今回のトラブルだらけのマジックショーについての話をしたいと思います。


〜前回までのあらすじ〜
突然の公演中止により、見事推しに逃げられたみけ。友だちとご飯を食べているうちに年末の舞台のチケを押さえ、翌日に航空券を手配したのだった。(下記参照)

mikkerables.hatenablog.com


勢いで年末のエアを押さえた……そう、ここまではよかったんです。年末こそ推しに会える!とウキウキでした。半年ぶりの推しだー!とワクワクしてました。やっと観れるな〜何差し入れよっかな〜カメラ持っていかなきゃな〜〜とかとか。しかし渡韓を決めた一週間後、事件が起きます。何気なく推しの名前のハッシュタグで検索をかけていたところ、謎のマジックショーの投稿がヒット。日程を確認すると、29-30日。

私が推し観に行く日やん。

ミュージカルのキャスティングスケジュールで29日はマチソワで推しということを確認して、年末行くことを決めたわけですが、あれ???おかしいな??もしかして同姓同名かな?って思ったけど記事には推しの写真。しかもインスタのアイコン写真。画質悪い。いやもっといい写真使ったれや。

頭にハテナマークが浮かびながらもひとまず確認をしたところ、

29日はマジックショーに出る事実が発覚。

30日だけマジックショー出るのかなと思っていた私、困惑。私は何しに韓国へ!?(1週間ぶり2度目)まあでもマジックショーに出るって言われたら、ミュージカル出て!とゴネたって仕方がないので、謎のマジックショーに行くことにしました。周りからは「そこでマジックショーに行こうと思うのがすごい」と褒めてもらいましたが(褒められてはない)、もはや前回全く会えずに帰った私にとっては、どんな姿でも推しに会えるならいい。という究極のハードルの低さなのでね!!いいよもう推しがいるなら行くよ謎のマジックショー!!人はこれをヤケクソという。

もちろんインターパークグローバルなんてオープンするわけがないので、なんやかんやでチケットを予約してもらい、当日。

大学路とは書いてあったものの、全く知らない劇場。周りのミュオタに聞いても誰も知らないと言います。検索をかけてみると、それらしき劇場を発見。

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え。行きたくない(真顔)

こんな路地裏にありそうな謎の劇場にひとりで行くってハードル高い。高すぎる。ミュオタ友だちは不安で胃が死にそうな私を残して、みんな風月主へ行ってしまいました。いや、でも推しに会うためだ!!と、腹を括り、行ってきました謎の劇場。

めっちゃ遠かった。


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なんか、ギリ大学路?みたいな場所にあった。大学路には150以上の劇場が並んでるって聞いたことあるけど、なんだか納得した瞬間でした。ほんと知らないところにたくさん劇場あるんだな、みたいな。

調べたやつよりはマシだけど、なかなかの入りづらさ。

開演は8時。今は7時。チケットは手元にない。入るか入るまいか考えた結果(いや考えるなよ)、勇気を出して中へ。

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扉をあけるとまずトイレ、そして階段を降りると劇場にーーー

繋がってない。

どこの倉庫に来たのかな??練習場??間違って舞台裏に降りたのかな??俄然入りたくない気持ちが膨らみます。写真見ながら、怖くて行きたくない〜!とか友だちと笑ってた時の5000倍くらいは入りたくなかった。微妙に開いてるドアからは声が聞こえます。来たよアピールでちょっと足音を鳴らしてみると(声をかけるとかではない)、関係者っぽい人が。

私「予約してきたんですけど…(韓国語)」
関係者っぽい人「ああ!!おともだち!!(日本語)」
私「!!!?」
関係者っぽい人「(推しの名前)さんの(韓国語)」
私「あ、はいはい!そうです!(韓国語)」

おともだち?????

知らなかった、私推しの友だちだったんだ。意味わからなさを募らせながらも、開場まで時間があるので外で待つことに。開場が開演10分前ってのにも驚かされるが、もう全てが謎なのでこれくらいの意味わからなさには動じなかった。

結局劇場の階段上で待ってたんですが、いや〜〜〜人が来ない。

このままだと私のためのマジックショーが開催されてしまいます。豆腐メンタルな私はそんな状況楽しめるとは思えません。それならもういっそ私推しに挨拶して帰るんで公演中止にしてくれてもいいんですけど……まで考えたくらいで、母娘らしきふたりのお客さんが。それに便乗して中に入ると、客席……私含めて3人!!いやそりゃそうだけど。私ずっと階段横にいたから客席埋まってたら逆に、どこから入ったの!?ってめっちゃ不思議やけど。

正確には、7.8人いました。関係者らしき4人を含めて。

はい、まさに。
「サクラですね」(byフォロワーさん)

サクラ含めても全然埋まってない切ない客席の端でひとり胃が痛くなる私。そんな私の不安をよそに、マジックショー開幕。

突然鳴り響く、オペラ座の怪人。一応ミュージカルとマジックの融合という文言が入ってた通り、クリスティーヌ役の女優さんが登場。かわいい。痛すぎる胃がちょっと癒やされる。そして怪人に扮したマジシャン登場。

あ、さっきの人やん。

どうやら私のことを推しの友だちと言い放ったのはマジシャンご本人だった様子。通りで、カムサハムニダ〜って言われたわけだ。

ここからはずっとマジックタイム。マジックは普通に上手で楽しめました。MCはさっぱりわからんかったけど。トランプを使ったりスカーフを使ったりリングを使ったり、色々なマジックを披露してくれました。まあ披露してる間はよかったんです。でも考えてみてください。マジックショーって、お客さん呼んで手伝ってもらうイメージないですか??あったんです、お客さん巻き込み型。

3人しかいないのに。

1つ目はふたり組が必要だったみたいで、母娘のおふたりが呼ばれてました。「それひとりずつの客やったらどうなったんやろうね」とフォロワーさんに言われて考えてみましたが、地獄すぎません??知らない人とラブラブみたいなことさせられるんだよ?たぶんほんとはカップル向け。

2つ目は私が呼ばれました。そらそうだ。

3人しかいないから。

ダメ?って言われたけど断ったらまたあの母娘の方に立ってもらわなきゃいけなくなるし、それは申し訳ないから前に。名前を聞かれる私。いやさっきの母娘聞かれんかったやん!?って思ったけど関係者の親戚かな?って感じもあったから、私の名前だけ知らなかったから単に聞いてみたかったのかもしれない。モノ好きの名前を。

私「(本名)です」
マジシャン「(本名)さん〜こんにちはー!」
私「こんにちはー」
マジシャン「ありがとうございますー」
私「ねー、ありがとうございますー」

大丈夫、私はここに入った時点でヤケクソだから!!
もはや一周回ってその場を楽しみ始めていた私は、テーブルが浮くマジックの手伝いをお願いされました。いやー、全然わからんかった。ワイヤーとか棒とか探したけど全然わからなくて、純粋にすごかった。お手伝いが終わると、ハートのスポンジをソンムルされました。

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そんな感じで延々とマジックが続いたあと、最後にミュージカル風に〜みたいな説明で、やっと推しが出てきそうな雰囲気に。ついに推しが!?と思いきや、見知らぬお兄さんが登場。ライダースを着てややオラついた雰囲気です。そのお兄さん、客席に近づいて母娘に話しかけ始めます。ひと通りいじり終えたあと、私の方に向かってくるお兄さん。

来るな来るな来るな。

私の願いも虚しく、お兄さんは私のもとへ。

お兄さん「どこから来たの?」

いやこれわかってて聞いとるやつやん。

私「日本から来ました」
お兄さん「お〜コンバンハ!!(日本語)」
私「コンバンハ〜」

その後やたらコンバンハいじりされる私。それが一段落すると、ついに念願の推しが登場。推しに絡むお兄さん。私の方に誘導するお兄さん。

やめろ!!!!!

私の願いも虚しく(2回目)、ねえねえあの人見て〜と私の方を指差すお兄さん。

お兄さん「どこから来たの?」
私「日本から来ました」
お兄さん「へーい!コンバンハ!」
私「コンバンハー」
推し「日本語上手だね〜(お兄さんに向かって)」

謎のくだりも、ある意味アットホーム、実質はただの内輪というあったかさで笑いに包まれます。みんな私が推し観に来たこと知ってるってやばいな。やばいって人数でもなかった。その後、歌って踊る推しに癒やされ、カーテンコールっぽいもので終了。

と、思いきや、撮影タイムが。母娘のお母さんらしき人がみんなと写真を撮るも、娘さんは撮らない模様。

3人なのに。

えー私どうするかなーって思ってたら推しと目が合って、写真撮ろう〜のジェスチャー。まあもちろん撮るよね!!!推しに言われたらね!!!!日本語上手なお姉さんから「また来てください〜」と言われながら劇場を後にしようとすると、スタッフのお兄さんに引き止められ、「え、会わなくていいの???」と心配されました。そして中に確認しに行ってくれ、「準備中だからちょっと待っててね」と。優しいなお兄さん。そんなわけで無事に推しに会えたのでした。ちなみに推しの第一声は私の名前だったけど、二言目は「(推しが出るはずだったミュージカル)観に来なきゃ!」。

お前が!!言うな!!
※大好きです

以上、謎のマジックショーに行った話でした!!

みけ韓国ひとり旅〜また公演キャンセルって何〜

職場での大仕事を終え、やっと推しに会いに行けるー!!!とテンションMAXだった12月。明日からついにソウルだー!とワクワクしていた私に、一本のメールが届きます。送信主はインターパーク。

 

 

え???デジャヴ?????

 

それではここで、半年前の私のブログを見てみましょう。

 

mikkerables.hatenablog.com

 

私のブログを読んでくださってる方なら、記憶に新しいかもしれません。推しのミュージカルを観に劇場に行った私に無慈悲にも告げられた、「今日の公演はキャンセルになりました」。あの時はミュ仲間さんたちが一緒に飲んで一緒に笑ってくれたのですぐに立ち直って、もう二度とないよ〜ある意味貴重な経験だね〜とか言われて、またあったらたまらないですねー!とか返してた私。

 

あったよ。

 

混乱しながらも冷静にメールを読み返すも、やっぱり公演は中止と書いてあります。明日の朝イチでソウルに向かう飛行機とホテルは、もちろん予約済み。

 

え?私明日何しにソウル行くん???

 

全く意味がわからない中、とりあえず荷造りする私。ソウルに行く目的がなくなった今、私は何のためにソウルに行く荷造りをしているんだろう。意味がわからなさすぎて笑えてくるも、飛行機とホテルがもったいないので、ひとまずソウルへ。ひとまずソウルへって何だよ。聞いたことないよ。

 今日何するかな〜とボケーーッと考えながら、アンケートをとってみたり。

 ランキングに逆らってみたり。

 いや違うんです!おちょみょんが一番コメント付きで勧めてもらったから!!エリザも観たかった!!!そしてこの時投票してくださった方々、改めてありがとうございました。構ってもらえて気分上昇しました。

 

 

さすがみんなのオススメ。ほっこりする優しいお話でした。

時系列逆になったけど、ソワレ前にフォロワーさんに付き合ってもらってカフェに。公演キャンセル話(半年ぶり2回目)を聞いてもらって癒やされる。

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その後、他のフォロワーさんたちとも合流して、また別のフォロワーさんがオススメしていて気になっていた『ニナノキッチン』へ。

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ビビンバ美味しかったー!でもプルコギもおいしそうだった。

ここでも公演キャンセル話をネタにしてご飯を食べる。この前の話かと思ったと言われる。そらそうだ。余談ですが昼過ぎくらいに、「来週だったら無料で観ていいよ!」と製作会社からメールが届く。あの……

国境って知ってる??

 謝罪の意味も込めてっていうならマッコンくらいまで融通効かせてくれても良くない!?と心の中でごねる。直接は言わない。

 

 さて翌日。韓国の友だちと会う予定だったので、ソワレのみチケットを抑えてたんですが、急遽会えなくなり、マチネの時間も予定なし状態に。ここで、昨日のアンケートの時にオススメされたミュージカルを思い出します。何も考えずに楽しく観れそう。でもとりあえずまだ時間あるし考えよう。そう思いながら、声かけてくれたフォロワーさんとカフェに。

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ずっと気になってたカフェだったから、嬉しかった!雰囲気もいいし、ワッフルもおいしい。でも今考えると、このカフェを選んだ時点でマチネの演目は決まっていたのかもしれません。だってこのカフェ、劇場の近くだもん。

 

そんなわけで、ウキウキしながら当日券を購入。

 

mikkerables.hatenablog.com

 

結果、どハマリするという事態に。いや〜〜これは予想外だけど嬉しい誤算だった。転んでもタダでは起きないみけ。推しに逃げられてもなんやかんや楽しんで帰ってくるな。あ、でももう公演キャンセルは結構です!神様!!

 

楽しかったな〜ってニヤニヤしながら劇場を後にし、友だちと合流。友だちは推しに骨抜きになってました。私は推しではない何かにメロメロでした。そしてソワレは、ドゥソプさん!!!の風月主。

 

mikkerables.hatenablog.com

 

いやこんなん泣くやん。予習してないけど泣くしかないやん。

 

夜ご飯は友だちとベトナム料理を。ベトナム料理って初めて食べたけど、おいしかった!なんか胸がいっぱいであんまり食べれんかったけど。公演キャンセル話よりもスンホンくんが可愛かった話で盛り上がる。(※私が)

キャンセルになった公演のリベンジもしたかったし年末飛ぼうかな…という話をしたところ、今航空券調べていいよと言われる。買えない値段ではないことが発覚。ついでに6時退勤の残席を見る。最前空いてる。チケット抑える。最終的に、釜山のホテルで航空券を抑えたのでした。なにしとん??

 

書き忘れてたけど、今回のソウルは初めてゲストハウスに泊まりました。いつも泊まるエリアからかけ離れた新村の。はい、だって観る予定だったミュージカルの劇場が新村だったんだもん。私は何しに新村へ???

でもそのゲストハウス、スタッフの方がすごく優しくてフレンドリーだったから快適だった。女性専用ドミトリーだったんだけど、金曜は私しかいなくて独り占めできたのも嬉しかった。またいつか泊まりたいけど、なんやかんや知らない人と同じ部屋はドキドキするから結局ホテルに泊まりそうだな、私。

 

そのまた翌日はフランケンのために、初めてKTXに乗り、いざ釜山へ!

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ネットでチケットを購入してたので乗り込みもスムーズ。いやスムーズっていうか一度もチケット確認されなくて、???ってなった。空席のはずのところに座ってたら声かけられるのかな……??乗り心地はわりと快適だった。

 

そして、フランケン終わりの地へ。

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 本陣様に崩れ落ちる。チサンさんに泣く。いや泣くやんそんなん。

 

ボロボロになった私を、フォロワーさん親子に拾っていただく。ひとりで寂しくご飯食べる予定だったから、夜ご飯ご一緒させていただけてほんとにありがたかったです。

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メニュー全然わかんなかったけど、なんやかんやおいしいものたくさん食べることができて、いい夜になった!!

 

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翌日、船に乗って帰国し、私の旅は終わりを迎えたのでした。3時間半で着くってほんと近いなあと改めて思ったり。

 

この前の公演キャンセルの時も色んな方に救われたけど、今回もひとりだったらさすがに元気に舞台観て回れてないと思うので、一緒にカフェやご飯行ってくれた方や、心配して連絡くれた方や、ツイッターでリプくれた方々を含めて周りの皆さんに感謝!!な遠征でした。

まあ、ネタも増えたし結果オーライてことで。笑

というわけで、年末リベンジしてきます!!と、きっと釜山から帰って来たばっかりの私だったらこう思ってたと思うけど、既に私の年末遠征には暗雲が立ち込めているのであった。嘘やん。年末編は、きっと年明けてからかな!

 

年末ソウル行く方、遊んでくださーい!!

2018/12/8(土)昼:6時退勤

「元気になれるミュージカル!」とか言うとハードルが高いので「私が元気になったミュージカル!!」というめちゃめちゃ主観な感じでゴリゴリに推していこうと思っているミュージカル、6時退勤。問題はプレゼンするにあたって、いやお前が元気になったとか知らんわってなる可能性が高いこと。ダメやん。

 

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OSTに収録されてる曲の歌詞訳と、軽いあらすじ、キャラクター紹介はこちら。

mikkerables.hatenablog.com

 

そもそも渡韓当初、観る予定は全くなかったんですが、予定がなくなって、何か観ようかな〜ってなった時にフォロワーさんがゴリ押ししてくれたのがこの演目でした。

 

 

推しが出る舞台が前日に中止になるというまあまあ悲しい出来事のあとだった私は、フォロワーさんの「盛り上がって楽しめる」という言葉に惹かれまして。カテコがライブ形式というのも心惹かれたポイント。私も、いぇーーい!!!ってやりたいってなった。

 

そんなわけで、何の予備知識もなく、漠然と「会社の話でなんかよくわからんけど盛り上がる感じらしい」くらいの理解で突発した6時退勤。


結果、

めーーーーーーーーっちゃ楽しめました!!!!!!!!

 

会社員たちがバンド結成する話なので生バンドだし、全体的にワイワイしててイェーイな感じで何も考えずに楽しめるし、たぶんこの時の心境というか、求めるものにもピッタリ合ってたんだと思います。仕事疲れたな……な人にもオススメ。いやでも似たような職種だと、こんなうまくいかんわ!!!とかなるんかな……??職種がかけ離れててリアルさを感じないことも関係あるのか、あーーー毎日大変だけど私も仕事がんばろ。という気分になったのでした。

 

余談ですが、開演前に劇場にランダムに貼ってある写真見てて

 

 

めっちゃイケメンおるやん!?ってなったイ・スンホンくんがその日のキャストだったことも私が元気になった大きな理由です。めっちゃかっこよかった。歌うまかった。かわいかった。癒やされた。

 

そして怒涛のツイート。どハマりしとるやないかい。

 

 

いかに私が楽しめたか、みたいなめちゃくちゃどうでもいい情報に偏ってしまってますが、ここからは6時退勤のあらすじやキャラクター紹介含めながら、冷静にレポを書いていきたいと思います。冷静は無理かな。

 

 

:あらすじ

舞台は光化門にある製菓会社アフターヌーン。そこで働く広報2チーム(2課、的な)は、社内で忘れ去られていた商品『秋の月パン』の売り上げアップを命じられる。もし売り上げを引き上げることができなければチームは解散。しかも期限は30日という一方的すぎる通達。悩み抜いたメンバーたちは、話し合いの末、会社員バンド『6時退勤』を結成して広報活動を行うことになったのだが……。

 

ストーリー自体は難しくなく、色々ありながらも売り上げアップ目指してみんなで頑張る……みたいな単純明快な話です。広報2チームは7人の会社員で構成戯れているんですが、その7人のそれぞれが抱えている不安や悩み、思いを交えながら物語は進みます。そんな7人のキャラクターを、まず紹介していきたいと思います。

 

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 ▽チャン・ボゴ

メインボーカル。シンガーソングライターを夢見ていた非正規社員。小心者で、ダヨンのことが気になるけどうまくアプローチできない。

今回のキャスト:イ・スンホン

開演前に写真見て、なにこのイケメン!!ってなったけど、本物もやっぱりイケメンだった。かっこよすぎる。でもボゴはいつも自信なさそうだったりボーッとしてたりてきとーに相槌打ってたりするから、かっこいい!って感じではなく可愛かった。恋に積極的にはなれないけど、シンガーソングライターを目指していただけあって、バンドには乗り気。練習部屋にかけてあったアコースティックギターをワクワクした様子で手にとって弾いてみるのも可愛い。こんなシンガーソングライターが路上で歌ってたら座り込んでずっと聞いてしまいそう。怖い。私が。歌もうますぎる。カーテンコール動画を延々と聴きながら通勤してるのは私です。聞かれてない。インターンの青年ウノが未経験なのにドラムやることになった時に、優しくフォローしてるのもいい。クンパーってリズムを教えてあげるのもボゴ。ずっと非正規社員なのは、夢を諦めきれてないからなのかな。名前の보고と「見て」の보고をかけて課長がやたらギャグ言ってるけど、ハハハ〜〜みたいな乾いた笑いをしといて心では何か毒づいてるのは笑った。今更だけど、これってボゴが主人公なの??

 

▽チェ・ダヨン

キーボード担当。仕事も恋もきちんとしたい、旅行作家を夢見る社員。

今回のキャスト:チェ・ミソ

キーボードを弾く姿がかっこいい!一生懸命弾いてるのも、役に合っててよかった。バリバリのキャリアウーマンなダヨンは、共感できるところもたくさんあって。旅行して回る人生を夢見てるのも、わかる!!ってなった。でもダヨンは悩みや葛藤を抱きながらも基本的には前向きで、かっこいい。なんだったらボゴより男前。笑 ボゴより年上設定かな?

 

▽ユン・ジソク

ギター担当。代理。内省的な性格の完璧主義者。ベースのソンジュンとは大学時代にバンドを組んでいた。

今回のキャスト:チェ・ソンウク

神経質で気難しそうなユン代理。完璧主義者なので、バンドの最初の練習の時もうまく合わないことに呆れ、やってられるかとばかりに部屋を出て行ってしまいます。でもギターが大好きなんだなあということが感じられるジソク。本当はプロのミュージシャンになりたかったけど、妹さんが病気か何かで諦めざるを得なくなったとかなんとか。自分の夢を諦めて何も望まずに生きていくのが大人だと切々と歌うナンバーがとても悲しい。大人って、何だろう。

 

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アン・ソンジュ

ベース担当。代理。双子の娘のパパ。親バカ。 明るい性格でジソクとは正反対だが、ふたりは大学時代からの友だち。

今回のキャスト:チェ・ホスン

オーバーアクションで笑わせてくれる人!「あ!?ああ…」が口癖で、よく周りをビクッとさせている。ジソクとは友だちだけどよく邪険に扱われている。でもめげない。そのメンタルを見習いたい。笑 ヨンミと一緒に子持ちの苦労を歌うナンバーは歌詞が頭に入ってこないくらいふたりでずっと踊ってて楽しい。

 

▽コ・ウノ

ドラム担当。インターン。明るくて愛される可愛いマンネ。未経験のドラムを担当するように突然言われても「頑張ります〜」と笑顔ないいこ。

今回のキャスト:クォン・ヒョンシク

可愛い!!の一言に尽きます。ほんと可愛い。いつでも全力で、名前を呼ばれたら「はい!インターン、コ・ウノ!」と毎回手をビシッと挙げて返事。さすがにドラムやれって言われた時は「はい!…はい!?」ってびっくりしてたけど、人がいないところでも嫌な顔ひとつせずにドラム頑張るウノ。偉すぎる。おばあちゃんに育てられて、おばあちゃんに恩返しをしたいウノなので、採用してもらうためなら何だってやる精神もあるのかも知れないけど、滲み出るいい子オーラに癒やされました。ドラムのリズムをボゴから「くん、ぱー、くんくんぱー」と教えられて、全力で「くん、ぱー!くんくんぱー!!」って言ってるのも可愛い。いやドラム叩けよ。そんなウノに、さすがのボゴも「귀여워...」とだけ呟いてました。フォローできてない。

 

▽ソ・ヨンミ

タンバリン担当。主任。働くシングルマザー。チェロを専攻する中学生の娘を持つ。

今回のキャスト:シン・ジンギョン

パワフルなスーパーママであり、キャリアウーマン。別に身長が低いわけではないんだと思うんだけど、ボゴ役のスンホンくんが188cmあるから、ボゴのマイクで歌おうとして全然届かなくって、ってのが可愛かった。タンバリン捌きがうますぎて、タンバリンとは……ってなりました。笑

 

▽ノ・ジュヨン

マネージャー兼マラカス担当。課長。単身赴任で寂しいパパ。息子がいる。

今回のキャスト:キムグォン

頼れる課長。時に厳しく、時に優しく、時に寒く……。笑 ボーカルか!?ってなった時に、ボゴにいいとこ持ってかれるのドンマイすぎる。

 

 

キャラクター紹介になってないキャラクター紹介は終わりにして、ストーリーを追っていこうかなとも思ったんですけど、それはもう直接観てもらった方が早いということで(え?)、ここが可愛かった!ここが好きだった!をただただ羅列していくコーナーに移りたいと思います。書きながら思ったけど、私のレポ基本的にここ好きだったの羅列だな???

 

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ここが好きだったっていうか、スンホンくん可愛すぎたー!!!!!!ビジュアルがよすぎるー!!!イケメンー!!ていうかボゴ可愛いー!!!

その後、フォロワーさんに教えてもらい、マドンクのキャスト写真で一番かっこいいと思ってた人と同一人物だと発覚。更にその後、フォロワーさんに教えてもらい2、ロキホのプロモーション写真でパンイチで、うわっ何この人怖い……ってなった人だと知って衝撃を受ける。マドンクはキャスケがかち合ったら観たいなと思ってた人だったけど、合わなくて残念。と思ってたけど、こんなん伯爵で観たらどハマりしてたかもしれないから、逆によかったのかもしれない。笑 いや6時退勤関係ない。

 

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みんな(?)大好きクンパークンクンパー!!

これ何回も言ってるけど、全力インターンのウノくん、バチもったまま全力でクンパークンクンパー言ってるのが可愛い。そしてこのクンパーの歌が楽しくて大好き。私はもうこの謎のフレーズに夢中です。

 

youtu.be

 

クンパークンクンパー 魔法の呪文

ダイエット イヤ! オヤジギャグ イヤ!

クンパークンクンパー 何だってできる

昼食メニューで悩むの イヤ!

クンパークンクンパー 魔法の呪文

週末はたくさん寝よ 「登山行こう」 イヤ!

クンパークンクンパー 何だってできる

退勤後の業務カトク イヤ!

 

退勤後の業務ラインはほんとにイヤ!!!笑

仕事でイヤなことがあった時、今までは春のめざめの「マジファックもう最悪だ これで一貫の終わりだ〜〜マジでファック ハメられた もうどうしようもない」って熱唱してストレス発散してたんですけど、これからはクンパークンクンパー♪って可愛らしく(?)乗り切りたいと思います。ていうか全歌詞が知りたい!!!

 

あと、よそっしてぐんポーズが可愛い!

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よそっしー!てぐんー!って一緒にやりたくなる。指で時計の6時を作るポーズ。みんなも一緒にやろう!!!?

 

とにかく全体的にノリノリで楽しくて、終始ニヤニヤしていた私です。不審者すぎて、最前列とか絶対座ったらいかんやつ。ダンスが可愛い。ダンスで魅せる!とかではなく、ひたすら癒やされる感じ。あとはどのキャラクターも愛せる。私はわりとキャラ重視で舞台観てしまいがちなんですけど、、どこにでもいそうなこの広報2チームの7人が何だか愛おしくて、そこもハマった理由かなと。

 

予備知識全くなしで観に行ったけど、楽しい雰囲気に満たされて幸せでした。いや、会社つら……何のために生きてるんだ……みたいなこと言ってる歌もあるし、ずっと楽しい感じないわけではない。大人だからって何かを諦めなくてもいいんだ!というメッセージ性があるわけではないし、仕事って素晴らしい!って訴えてるわけでもないし、会社なんてクソくらえ!みたいな発散系でもない。なのに何故だか心が軽くなって、元気になれるミュージカル。私が単に頭からっぽだから作品のメッセージを受け取れてないだけだったらごめんなさい。笑

 

仕事に疲れた人は、細かいことはいいんだ!!!イェーーイ!!!ってなれるかも。なれるかな。なれるといいな。自信なしか。

 

最後にカテコ動画を貼りまくって終わりたいと思います。この動画観て気になったら、来年3/3まで公演やってるのでぜひ!!ちなみに私、今回が最初で最後になるはずだったのに、気付けば今4枚のチケットを持っています。こんなはずでは。

 

▽쿵빠쿵쿵빠(クンパークンクンパー)

youtu.be

 

▽신데렐라맨(シンデレラマン

youtu.be

 

▽나의 이름(僕の名前)

youtu.be

 

以下はスペシャルカテコ。劇中の曲をカテコでやってくれる日なのかな。

カテコのライブバージョンではなく、本編バージョン。

 

▽나의 집 나의 서울(私の家、私のソウル)

 

▽나의 꿈(僕の夢)

youtu.be

 

▽쿵빠쿵쿵빠(クンパークンクンパー)

youtu.be

 

観て、好きー!!ってなった方がいたら語りましょー♡

勧めてくれたフォロワーさんに感謝しつつ、終わり!

ミュージカル『6時退勤』あらすじと歌詞訳

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:あらすじ
製菓会社アフタヌーンにある、広報2チーム。そして、社内の忘れられたブランド『秋の月パン』。その売り上げを引き上げることができなければチーム解散という会社からの一方的な通達。与えられたものは、少ない予算と短い広報期間。苦悩に陥った広報2チームは打ち合わせの末、会社員バンド『6時退勤』を作り、直接広報へ踏み出すことにしたのだが……。


:登場人物
▽チャン・ボゴ
ボーカル。かつてシンガーソングライターを夢見ていた小心者。非正規社員
▽チェ・ダヨン
キーボード。仕事も恋もきちんとしたい。旅行作家を夢見る社員。
▽ユン・ジソク
ギタリスト。内省的な性格の完璧主義者。代理。
アン・ソンジュ
ベーシスト。双子の娘の父。このエリアで親バカといったらこの男。代理。
▽コ・ウノ
ドラム。明るく愛らしい末っ子。インターン
▽ソ・ヨンミ
タンバリン。働くシングルマザー。主任。
▽ノ・ジュヨン
マラカス。会社生活20年。寂しい単身赴任パパ。課長。



01:출근을 한다(出勤する)

全ての出演者たちが登場するオープニングナンバーで、より良い明日に対して希望を持って生きていく会社員たちの出勤時間をロックミュージックの軽快なリズムに乗せている。


아침햇살에 일어나 커피한잔 손에 들고
朝の日差しで起きてコーヒー1杯手に待って

출근할 곳이 있단건 정말 행복한 일이지
出勤する場所があるのは本当に幸せなことだよ

광화문 향하는 버스에 몸을 싣고 힘차게 출근을 한다
光化門に向かうバスに体を載せて元気に出勤する

이사가듯 2년마다 바뀌는 내 직장
引越しのように2年ごとに変わる僕の職場

오래된 비정규직 생활이 이젠 꽤나 익숙해
長い間の非正規社員生活が今ではずいぶん慣れてしまった

언젠가는 나아진다 믿으며 힘차게 출근을 한다
いつかは良くなると信じて元気に出勤する

노르웨이 스리랑카 바르셀로나 5년뒤엔
ノルウェースリランカバルセロナ 5年後には

돈 모아 훌쩍 떠나 버릴래
金を集めてふらりと発ってしまおう

여행 다니는 삶 미래를 상상하며 즐겁게 출근을 한다
旅行して回る人生 未来を想像して楽しく出勤する

태양이 밝게 빛나고 있는 똑같은 하루
太陽が明るく輝いている全く同じ一日

한발 또 한발 천천히 내딛어 견디고 또 살아가보자
一歩また一歩 ゆっくり踏み出し、耐えてまた生きて行ってみよう

매일 아침 9시부터 퇴근하는 6시까지
毎日朝9時から退勤する6時まで

나는 오늘도 집을 나선다 오늘도 출근을 한다
私は今日も家を出る 今日も出勤する

눈을 뜨면 자고 있는 나의 쌍둥이 딸
目が覚めたら寝ている僕の双子の娘

나의 두 딸의 미소를 위해 즐겁게 출근을 한다
僕のふたりの娘の笑顔のため朝楽しく出勤する

지옥철에만 타면 온몸이 아픈 것같지만
満員電車に乗るだけで全身が痛くなるけど

취준생일때보단 훨씬 행복한 아침
就活生時代よりははるかに幸せな朝

날 혼자 키워주신 할머니를 위해 힘차게 출근을 한다
僕をひとりで育ててくれたおばあちゃんのために元気に出勤する

사춘기 딸 혼자 키우기 사실 좀 버겁 긴 해
思春期の娘ひとり育てること 実際ちょっと手強いのは手強い

내 딸의 꿈을 이루기 위해 오늘도 출근을 한다
私の娘の夢を叶えるために今日も出勤する

(くり返し)

꾹 참고 버텨온 20년 회사생활 까라면 깠었고 하라면 해왔었지
じっと耐えて辛抱してきた20年の会社生活 言われた通りにやってきたんだ

이제는 진짜 잘릴 때 된 것인가 이번엔 정말 어떻게 헤쳐가나
昨日は本当に解雇される時が来たようだった 今回は本当にどうやって乗り切ろうか

(くり返し)

나는 오늘도 회사에왔다 오늘도 출근을 했다
私は今日も会社へ行った 今日も出勤した

아~ 나와 너와 가족을 위해 오늘도
ああ 私とあなたと家族のために 今日も



02:Deadline

30日以内に不可能に見えるプロジェクトを任されることになったチームメンバーの重い心を表した曲でパイプオルガンとティンパニーなどの楽器で重く暗い雰囲気を表現していて、チームメンバーの切迫した心が歌詞に込められている。


Deadline 죽을 수도 있는
デッドライン 死ぬこともできる

Deadline 죽고 싶지 않아
デッドライン 死にたくない

Deadline 죽어도 지켜야할
デッドライン 死んでも守るべき

Deadline Deadline Deadline
デッドライン デッドライン デッドライン

Deadline thirtieth day
デッドライン 30日目

내가 죽더라도 지킨다
私が死んだとしても守る

Deadline thirtieth day
デッドライン 30日目

지쳐 쓰러져도 지킨다
疲れ切って倒れても守る

Deadline thirtieth day
デッドライン 30日目

내가 죽더라도 지킨다
私が死んだとしても守る

Deadline Deadline Deadline
デッドライン デッドライン デッドライン



03:물가상승률(物価上昇率

出勤時間に遅刻をしたアン・ソンジュン課長とソ・ヨンミ主任がエレベーターで会って唄う歌に、子どもを育てる父母たちの苦労と厳しい生活についての話を、ルンバのリズムに乗せて聞かせている。中盤ではサンバのリズムにコミカルで盛り上がるダンスを繰り広げながら、後半ではそんな現実にも関わらず、立ち向かって戦いながら子ども達を育てるというしっかりした意志を見せる選手として締めくくる。


9시출근인데 지금 9시 5분
9時出勤なのに今は9時5分

올라가면 기다릴 부장님 잔소리
上がっていけば待っている部長の小言

어쩌겠어 교문 앞이 꽉 막혔는데
どうしたらよかったのか 校門前が渋滞していたのに

어쩌겠어 어린이 집 차가 늦었는데
どうしたらよかったのか 保育園バスが遅れたのに

에휴 에휴 거지같다 진짜 거지같다
あーあ 最悪だ マジで最悪だ

물가는 무섭게 올라가는데 / 애들은 무섭게 커가는데
物価が恐ろしく上がっていくのに 子どもは恐ろしく大きくなっていくのに

월급은 무섭게 멈춰 있네 / 통장도 무섭게 비어 있네
給料は恐ろしく止まってるね 通帳も恐ろしく空だね

그럼에도 아이를 위해 맞서 싸우리
それでも子ども達のために立ち向かって戦おう

덤벼라 거지같은 물가 상승률
かかってこい!最悪な物価上昇率



04:나의 꿈(僕の夢)

非正規社員チャン・ボゴとチェ・ダヨン代理のラブラインを覗き見ることのできるナンバーに軽いジャズスタイルでそれぞれの夢を語る。今はまだ叶えることができないけどこれから叶えたい夢に対しての憧れを歌いながら、後半ではビッグバンドスタイルの音楽で未来に対しての期待を表現している。


여행 노트 여권 사진첩과 어린 시절 나를 채웠던 여행 작가의 꿈
旅行 ノート パスポート 写真帳と 子どもの頃の私を満たしていた旅行作家の夢

나의 세상이었던 것들은 작은 보물 상자에 담겨 조용히 잠을 자고 있죠
私の夢だったものたちは小さな宝箱に入れられて静かに眠っているのね

빛 바랜 일기장을 채우던 빛나는 나의 꿈이여
色あせた日記帳を満たしていた輝きは私の夢よ

따스한 햇살에 실려오는 소중한 나의 꿈이여
暖かい日差しに包まれていた大切な私の夢よ

아직은 닿을 수가 없는 그 세상 언젠가 다시 만나게 될 나의 세상
まだ届かないその世界 いつかまた会うことができる私の世界

습작 노트 악보 피아노와 기타 어린시절 나를 가득 채웠던 음악 뮤지션의 꿈
習作 ノート 楽譜 ピアノとギター 子どもの頃 僕をいっぱいに満たしていた音楽ミュージシャンの夢

나의 세상이었던 것들은 여기 악보 몇 장에 담겨 조용히 노랠 부르고 있죠
僕の世界だったもの達は ここの楽譜何枚もに残って静かに歌を歌っているんだね

빛 바랜 일기장을 채우던 빛나는 나의 꿈이여
色あせた日記帳を満たしていた輝きは僕の夢だ

시원한 바람에 밀려오는 찬란한 나의 꿈이여
涼しい風に押されてくる輝かしい僕の夢だ

아직은 특별할 것 없는 그 세상 언젠가 다시 빛나게 될 나의 세상
まだ特別なものはないその世界 いつかまた輝くようになる僕の世界



05:그 흔한 사랑조차 하지 못하는 청춘들에게 (そのありふれている愛さえできない青春たちに)

劇中、チャンボゴが習作ノートに書いている曲で、チャンボゴが練習室で少し唄う歌の完成バージョンのナンバーだ。30歳の男が経験する人生の難しさと、そんな難しさによって愛する人に対して心までも諦めなければならない痛みを、切ないロックバラードに溶かしている。


하고 싶은 것도
やりたいことも

해야할 것도 많은 나이 서른
やらなければならないことも多い30歳

서른을 앞둔 남자죠
30歳を前にした男だね

적금도 들고 옷도 사고
預金も積み立てて服も買って

좋은 레스토랑도 가고 싶어요
いいレストランも行きたいんだ

무엇보다 그녀를 사랑한다 말하고 싶어요
何よりも彼女を愛してると伝えたいんだ

하지만 내가 어떻게 말 할 수 있을까
だけど僕がどうして言えるだろうか

나는 가진 것도 하나 없는데
僕が持つものは何ひとつないのに

언젠가 그녀의 손을 잡고 여행을 가는 상상을 해요
いつか彼女の手を握って旅行に行く想像をする

어쩜 다른 시간 위에서 그녀를 만났다면
違う時間上で彼女に出会っていたなら

그때는 말할 수 있었을까요
その時は伝えられただろうか

그 흔한 사랑한다 말조차 하지 못하는
そのありふれた愛の言葉さえ言えない

서글픈 가난한 나의 청춘아
やるせなくてちっぽけな僕の青春よ

하기 싫은 것도
やりたくないことも

해야만 하는 나의 나이 서른
やらなければならない僕の年齢 30歳

서른을 앞둔 겨울
30を前にした冬

직장도 잃고 사람도 잃고
職場も失い人も失い

월세 낼 방법도 이젠 없네요
家賃を払う方法も今はないんだ

그리고 무엇보다 그녀를 포기해야만 포기 해야만 하죠
そして何より彼女を諦めなければいけないよね

도대체 내가 어떻게 말할 수 있을까
一体僕がどうして伝えられるだろうか

나는 내세울 것도 하나 없는데
僕は打ち出すものもひとつもないのに

어떻게 그녀의 손을 잡고 나를 믿어달라 말할까요
どうして彼女の手を握って僕を信じてくれと言えるだろうか

어쩜 다른 시간 위에서 그녀를 만났다면
もし違う時間上で彼女と出会っていたら

그때는 말할 수 있었을까요
その時は伝えられただろうか

그 흔한 사랑한다 말조차 하지 못하는
そのありふれた愛の言葉さえ伝えられない

서글픈 지난한 나의 청춘아
やるせなくてちっぽけな僕の青春よ



06:우리 엄마도(私のママも)

チェロを専攻する中学生の娘を持つソ・ヨンミ主任が家計の支出に対しての心配を歌うナンバーだ。ひとりの子どもを育てる母、そして母の娘として、母になって感じることができた心を歌っている。単純なピアノの伴奏に乗せて、暖かく包み込む弦楽器で感情線をうまく表現している。


고등어 9천원
サバ9千ウォン

삼겹살 만원
サムギョプサル1万ウォン

첼로 교재 3만원
チェロ教材3万ウォン

핸드크림 2천원
ハンドクリーム2千ウォン

전기세 수도세 가스비 월세
電気代、水道代、ガス代、家賃

주유비는 10만원
ガソリン代10万ウォン

보험료도 나갔네
保険料も出ていくの

보험은 하나 줄일까
保険はひとつ減らそうか

엄마도 이랬을까
ママもこうだったのかな

천원한장에도 울고 웃었을까
千ウォン1枚にも泣いて笑ってたのかな

누가 알려준 적도 없는
誰かが教えてくれたこともない

나를 포기하고 살아가는 방법
自分を諦めて生きて行く方法

우리 엄마도 이랬을까
私のママもこうだったのかな

혼자 말 못하고 울고 웃었을까
ひとり何も言えず泣いて笑っていたのかな

누가 알려준 적도 없는
誰かが教えてくれたこともない

나를 모두 잊고 살아가는 방법
自分を全て忘れて生きて行く方法

우리 엄마도 이랬겠지
私のママもこうだったのね

밤에 혼자 깨서 울고 울었겠지
夜にひとり目覚めて泣いて泣いてたんでしょう

누가 알려준 적도 없는
誰かが教えてくれたこともない

엄마란 이름으로 살아가는 방법
ママという名前で生きて行く方法



07:6시 퇴근(6時退勤)

会社員バンド「6時退勤」のインターネットライブ放送を軽快なリズムで見せてくれるナンバーだ。インターンのコ・ウノがバンドのメンバー達とそれぞれのキャラクターをまるでブロードウェイのショーのように華やかに紹介する場面として始まり、ライブ放送を通してバンド「6時退勤」の人気が高くなっていくことを断片的に覗き見ることができるシーンが含まれている。ダンスと歌、演技がうまく混ざり合ったショーを見ることができる。


우리의 든든한 매니져 노주연 부장님
僕らの頼もしいマネージャー ノ・ジュヨン部長
※2018冬公演では課長

성북구 어린이 집 슈퍼스타 베이시스트 안성준
城北区の保育園のスーパースター ベーシスト アン・ソンジュ

한때 청주 여고생 맘을 울린 기타리스트 윤지석
一時 清州の女子高生を感動させたギタリスト ユン・ジソク

리듬 노래 춤 뭐든지 다하는 만능 엔터테이너 서영미
リズム 歌 ダンス 何でも多様な万能エンターティナー ソ・ヨンミ

모차르트 베토벤 저리 가라 키보드에 최다연
モーツァルト ベートーベン あっちへ行け!キーボード チェ・ダヨン

우리 팀 메인 보컬 장보고
僕らのチームのメインボーカル チャン・ボゴ

완벽해 우리는 6시퇴근
完璧だ 僕たちは6時退勤

좋아 완벽해 우리는 살아남는다
いいね 完璧だ 僕たちは生き残るんだ

좋아 완벽해 우리는 6시퇴근
いいね 完璧だ 僕たちは6時退勤

좋아 완벽해 우리는 살아남는다
いいね 完璧だ 僕たちは生き残るんだ

내일도 6시에 퇴근하고 보러 와요 직장인 밴드
明日も6時に退勤して見に来てください 会社員バンド

6시퇴근의 가을달 빵 라이브
6時退勤の秋の月のパンライブ

좋아 완벽해 우리는 6시퇴근
いいね 完璧だ 僕たちは6時退勤

좋아 완벽해 우리는 살아남는다
いいね 完璧だ 僕たちは生き残るんだ

좋아 완벽해 우리는 6시퇴근
いいね 完璧だ 僕たちは6時退勤

좋아 완벽해 우리는 살아남는다
いいね 完璧だ 僕たちは生き残るんだ



08:CM Song 가을달 빵(秋の月パン)

秋の月パンの広報のために劇中でチェ・ダヨン作詞、チャン・ボゴ作曲で作られることになった曲で、愛する彼女に対する心を「秋の月パン」という歌詞を通して表現している楽しいロックナンバーだ。

가을달 밝게 드니 그녀가 보고 싶다
秋の月が明るいから彼女に会いたい

가을달 핑계 삼아 이 밤 그녀를 보러가야지
秋の月を言い訳にして今夜彼女に会いに行かなくちゃ

가을달 아름다워 그녀를 보러 왔다
秋の月が美しい 彼女に会いに来た

그대 창문을 열어주오 가을달을 그대에게 바치리다
君の窓を開けてくれよ 秋の月を君に捧げるよ

가을달을 가득 담은 그대의 눈 아름다워
秋の月がいっぱいに満ちた君の目は美しい

머릿속은 하얘지고 부끄러워 말 못하네
頭の中が真っ白になって恥ずかしい うまく話せない
애타는 나의 마음 나대신 전해다오
気が気でない僕の心を僕の代わりに伝えてよ

그대에게 바치리라 애프터는 가을달빵
君に捧げるよ アフターヌーン 秋の月パン

애프터는 가을달 빵
アフターヌーン 秋の月パン



09:신데렐라맨(シンデレラマン

劇中でアン・ソンジュン課長とユン・ジソク代理が大学時代のロックバンドサークルで作った曲として設定したナンバーで、バンド「6時退勤」が合わせて練習した2番目の曲だ。楽しいパンクロックで現実から逸脱したい会社員たちの心をウィットに富んだ歌詞で歌っている。

저기 해가 지고 도시의 별이 뜨면
あそこに陽が沈んで都市の星が昇ったら

나는 변신하지 두 손엔 M.I.C와 기타
僕は返信して両手に花マイクとギター

턱시도는 찢어버려 드레스도 태워
タキシードも破ってしまってドレスも燃やして

규칙은 중요하지 않아 오늘밤은 네 맘대로 놀아
規則は重要じゃない 今夜は君の心のままに遊ぼう

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 잠들지 않아
12時を過ぎても眠らない

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 집에 가지 않아
12時を過ぎても家に帰らない

밤새도록 놀아 연회장 문을 닫아
夜中まで遊ぼう パーティー会場のドアを開けよう

출구 따원 없어 오늘밤은 돌고 돌고 돌아
出口なんてない 今夜は回って回って回ろう

유리구두 던져버려 맨발로 춤 춰봐
ガラスの靴は投げてしまって裸足でダンスを踊ってみよう

남의 시선 신경 꺼버리고 오늘밤은 네 맘대로
他人の視線は気にせず今夜は君の心のままに

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 잠들지 않아
12時を過ぎても眠らない

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 집에 가지 않아
12時を過ぎても家に帰らない

니 발 옥죄는 구두 따원 벗어 던져
君の足を締め付ける靴なんて脱いで投げて

종이 울리면 기타도 시계를 박살내
鐘が鳴ったらギターも時計もたたき壊そう

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 잠들지 않아
12時を過ぎても眠らない

오 오 오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

12시가 넘어도 집에 가지 않아
12時を過ぎても家に帰らない

오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン

오 나는 신데렐라 맨
おーおーおー 僕はシンデレラマン



10:나의 집 나의 서울(私の家、私のソウル)

秋の月パンの広報のための百貨店でのプロモーション公演を台無しにしたあと、広報2チームの個々人が感じている虚無感とソウルで社会生活をしながら感じるようになった懐疑心を8分の12拍子ブルースに込めて歌うナンバーだ。


녹아버린 나의 마음은 어디로 흘러 갔는지
溶けてしまった僕の心 どこに流れて行ったのか

가슴속 빈 공간 들키지 않게 웃음으로 채워도
胸の中に空いた空間 バレないように笑って誤魔化しても

뜨거운 눈물이 떨어지네
熱い涙が落ちてしまう

정신 없는 하루 모자라고 부촉한 내 모습
気が気でない一日 足りず不足した僕の姿

오늘도 잘 할 수 있다고 다짐하고 또 다짐 해봐도
今日もよくできたと確かめてまた確かめてみても

변함없는 작고 초라한 나
変わらず小さくてつまらない僕

나의 하루는 어떻게 흘러갔는지
僕の一日はどうやって流れていくのか

잠이 들기 전 다시 떠올려 보려 하지만
眠りにつく前にまた思い浮かべてみるけど

도무지 기억나지 않는 서울의 하루
まったく思い出せないソウルの一日

내일 하루는 어떻게 흘러갈는지
明日一日はどうやって流れていくのか

잠이 들기 전 괜스레 상상해 보려 하지만
眠りにつく前に無駄に想像してみるけど

도무지 달라질 것 같지 않는 서울의 하루
まったく変わりそうにもないソウルの一日

서울 서울 도무지 달라질 겉지 않는
ソウル ソウル 全く変わることのない

나의 집 나의 서울
僕の家 僕のソウル

불 켜진 어두운 밤 끝없는 생각에 잠겨
火が灯る暗い夜が果てのないように思えて

모두가 퇴근한 텅 빈 사무실 혼자 남아
みんなが退勤したガランとした空の事務室にひとり残って

비로소 정신을 차리려 애써본다
ようやく気をしっかり持つよう努めてみる

어딘가 떠나고 싶어도 (광화문 빌딩 사이)
どこかへ旅立ちたいけど(光化門のビルの間)

내가 갈 수 있는 여행 이라곤 (술 취해 걸어가면)
私が行ける旅行というのは (酒に酔って歩いてみたら)

의정부에서 광화문까지 (별하나 보이지 않네)
議政府(地名)から光化門まで (星ひとつ見えないね)

광화문에서 의정부까지 (야근중인 사무실들만 빛나네)
光化門から議政府まで (残業中の事務室だけ光ってるね)

왕복 3시간 지루한 일상 뿐
往復3時間 退屈な日常のみ

나의 하루 어떻게 흘러가 갔는지
私の一日 どうやって流れていくのか

잠이 들기 전 다시 떠올려 보려 하지만
眠りにつく前にまた思い浮かべてみるけど

도무지 기억나지 않는 서울의 하루
まったく思い出せソウルの一日

내일 하루는 (어떻게 흘러갈는지) 흘러갈는지
明日一日は (どうやって流れていくのか) 流れていくのか

상상해 워 (잠들기 전 괜스레 상상해 보려 하지만)
想像して (眠りにつく前に無駄に想像してみるけど)

하지만 도무지 달라질 것 같지 않는 서울의 하루
だけどまったく変わりそうもないソウルの一日

서울 서울 도무지 달라질 것 같지 않는
ソウル ソウル まったく変わらない

나의 집 나의 서울
私の家 私のソウル



11:Don’t look at me(僕を見ないで)

チャン・ポゴとチェ・ダヨンがそれぞれの胸のうちを歌うナンバーで、お互いに惹かれる心と願いをロックバラードで切なく表現している。

※2018年冬公演ではナンバーごと削られている

그대가 그 예쁜 눈으로 나를 바라볼 때면
君がその綺麗な瞳で僕を見つめると

나는 고개를 돌리고 말아요
僕は顔を背けてしまう

조금 더 나은 나 였다면
少しはマシな僕だったら

그대 눈을 볼 수 있었을까
君の瞳を見ることができただろうか

아니 보통의 사람이라면 작은 소리라도 낼 수 있었겠죠
いや、普通の人だったら小さな声でも出すことができるだろう

Don’t look at me
僕を見ないで

나의 눈을 보지 말아요 말해 버릴지도 몰라요
僕の目を見ないで

매일 가슴 깊숙히 삼킨 그 말
毎日胸の奥深くに抑えているその言葉

Don’t look at me
僕を見ないで

나의 눈을 보지 말아요 말하면 얼마나 좋을까
僕の目を見ないで 伝えられたらどれだけいいだろう

내가 감히 그대를 사랑한다는 그 말
僕が恐れることなく、君を愛してるというその言葉

어쩜 다른 시간 위에서 그녀를 만났다면 그때는 말할 수 있었을까요
もしかしたら違う時間上で彼女と出会っていたら、その時は伝えられたんだろうか

그 흔한 사랑한다 말 조차 하지 못하는 서글픈 가난한 나의 청춘아
そのありふれた愛の言葉さえ伝えられない、やるせないちっぽけな僕の青春

그대 두 눈이 날 바라볼때면 괜히 웃음이 나요
あなたのふたつの瞳が私を見つめると、わけもなく笑顔になる

내 손 잡을 수 있게 용길 내볼까
私の手 握ることができるよう勇気を出してみようか

아니 모른 척 참아볼까요 그대 향해 있는 내 마음을
いや、知らないフリして耐えてみよう あなたに向かっている私の心を

Please look at me
私を見て

나의 눈을 파하지 말아요 그냥 말해도 좋아요
私の視線を避けないで ただ伝えてもいいの

매일 가슴 깊숙이 삼킨 그 말
毎日胸の奥深くに抑えているその言葉

Please look at me (Don’t look at me)
私を見て (僕を見ないで)

나의 눈을 한 번 봐줘요 (그대 눈을 바라 보면서)
私の目を一度見てほしい (君の瞳を見つめながら)

말하고 싶었죠 이 말을 (말하고 싶어서 이 말을)
伝えたかったんでしょ この言葉を (伝えたくて この言葉を)

내가 정말 그대를 (내가 정말 그대를)
私が本当にあなたを (僕が本当に君を)



12:가족이 얼굴(家族の顔)

登場人物全員がそれぞれの家族たちと電話する内容に構成されたナンバーだ。劇中で全て表現することはできなかった、仕事に没頭して家族がなおざりになってきた申し訳なさを歌っている。このナンバーのメロディー以外にも、各キャラクターが劇中の他の曲で歌っていたメロディーを引用して旋律が構成されている。

여보세요 밥 먹었어?
もしもし ご飯食べた?

난 괜찮아 보고 싶다 (보고 싶다)
私は大丈夫 会いたい (会いたい)

난 오늘도 야근이야 (야근이야)
僕は今日も残業だ (残業だ)

난 괜찮아 걱정하지마 (걱정하지마)
僕は大丈夫 心配しないで (心配しないで)

여보 아이 혼자 맡겨 미안해
子どもをひとりで任せてごめん

그래 당분간은 애들 부탁해
当分の間は子ども達を頼む

엄마 이번 일만 끝나면 다시 네 옆에 있을까 걱정 마
ママね 今回の仕事が終わったらまたあなたの横にいるから 心配しないで

나는 잘 지내고 있어 할머니 아냐 별로 안 힘들어 괜찮아
僕は元気に過ごしてるよおばあちゃん いや、あんまりきつくないよ 大丈夫

손자 이번 일만 끝나면 다시 어깨 주물러 줄게 기다려
今回の仕事だけ終わったらまた肩を揉んであげるね 待ってて

오늘도 멀어져 간다 보통의 하루가 저물어 간다
今日も遠ざかって行く 普通の一日が暮れて行く

무엇을 위한 하루였던가 우리는 어딜 향해 간다
何のための一日だったのか 僕らはどこに向かって行く

내일은 언제 오는가 보통의 하루는 언제 오는가
明日はいつ来るのか 普通の一日はいつ来るのか

(내일은 언제 오는가 보통의 하루는 언제 오는가)
(明日はいつ来るのか 普通の一日はいつ来るのか)

언젠가 조금 달라지겠지 우리는 결국 행복하겠다
いつか少し変わるはずだ 僕らは結局幸せだ

(언젠가 조금 달라지겠지 우리는 결국 행복하겠다)
(いつか少し変わるはずだ 僕らは結局幸せだ)

여보세요 밥 먹었어? (여보세요 밥 먹었어?)
もしもし ご飯食べた? (もしもし ご飯食べた?)

난 괜찮아 보고 싶다 (난 괜찮아 보고 싶다)
僕は大丈夫 会いたい (私は大丈夫 会いたい)

난 오늘도 야근이야 (난 오늘도 야근이야)
僕は今日も残業だ (私は今日も残業だ)

난 괜찮아 이제 끊을께(난 괜찮아 이제 끊을께)
僕は大丈夫 もう終わるよ (私は大丈夫 もう終わるわ)

아들 공부하는 건 좀 어떠니
息子よ 勉強はどうだ?

딸아 외국 생활은 안 힘드니
娘よ 海外生活は大変か?

아빠 혼자서도 괜찮아 다시 돌아올 때까지 걱정 마
パパはひとりでも大丈夫 また帰ってくる時まで心配しないで

몸은 어때 약 먹었어 난 괜찮아 보고 싶다
体はどう? 薬は飲んだ? 僕は大丈夫 会いたい

난 오늘도 야근이야 난 괜찮아 잘자 동생아
僕は今日も残業だ 僕は大丈夫 妹よ

난 괜찮아 정말 괜찮아
僕は大丈夫 本当に大丈夫



13:어른이 되어 가는 건(大人になっていく道)

ユン・ジソクのソロナンバーで、自分の夢を諦めて大人として生きていかなければならない現実についての苦悩が込められた曲だ。3拍子の曲で、寂しさと子どもの頃の夢を振り返る時に感じる郷愁を表している。

어른이 되었다는 건 그 무엇도 바라지 않는 것
大人になったということは何も望まないこと

어른으로 살아가는 건 내 삶을 포기하는 거지
大人として生きていくことは自分の人生を諦めることだ

과거에 내가 꿈꾼 미래는 음악소리 가득했었지
過去に自分が夢見た未来は音楽でいっぱいに満たされていた

지금은 내가 누구였는지 기억조차 나질 않아
今は僕が誰だったのか 記憶さえ出てこない

어쩌면 나 아직도 어른이 되지 건 아닐까
もしかしたら僕はまだ大人になっていないのか

어쩌면 나 영원히 어른이 될 수 없는 건 아닐까
もしかしたら僕は永遠に大人になれないのか



14:나의 이름(君の名前)

ユン・ジソク代理の企画案で準備してきた広報プロモーションが、予期せぬ事件によって全てを台無しにしてしまう危機の瞬間に、広報2チーム全員が舞台に上がって歌うナンバーだ。自分たちの夢とその夢を諦めさせる世界の壁、そしてまたその夢を取り戻したいと願う心を楽しいロックベースに込めて歌っている。


밤하늘 수 많은 별의 이름은 누가 붙였을까
夜空の数多くの星の名前は誰がつけたんだろうか

왜 그 중에 나의 이름 은 없을까
何故その中に僕の名前はないんだろうか

한때는 별이 싶어서 되고 싶었지 아니 나도 별이 될 줄 알았지
かつては星になりたくて、いや、僕も星になれると思ってた

지금은 그냥 밤하늘에 묻혀 숨을 쉬어가는 것도 벅차
今はただ夜空に埋もれ、生きていくことで精一杯だ

잊지마 나의 이름
忘れないで 僕の名前

아무도 알아주지 않는 작은 별 빛나는 법을 잃어버린
誰も知らない小さな星 小さな星 輝くことを忘れてしまった

잊지마 나의 이름 이렇게 잊혀져야 할까
忘れないで 僕の名前 こうして忘れられなければならないのか

누가 나의 빛을 기억해줄까
誰が僕の光を覚えていてくれるだろうか

누가 나의 이름을 불러줄까
誰が僕の名前を呼んでくれるだろうか

어린시절에 동화책들은 늘 말했었지
子どもの頃 絵本たちはいつも話していたのに

나도 빛나는 별이 될 수 있다고
僕も輝く星になれるって

한때는 별이 되고 싶었지 아니 나도 별이 될 줄 알았지
かつては星になりたくて、いや、僕も星になれると思ってた

그런데 왜 세상은 나에게 내가 누구인지 잊으라고 하나
だけど何故世界は僕に僕が誰なのか忘れろと言うのか

잊지마 나의 이름
忘れないで 僕の名前

아무도 알아 주지 않는 작은 별 작은 별 빛나는 법을 잃어버린
誰も知らない小さな星 小さな星 輝く方法を忘れてしまった

계속 외면해 왔던 작은 별 (작은 별)
ずっと無視してきた小さな星 (小さな星)

어쩌면 너를 잊은 건 바로 나 아닐까
もしかしたら君を忘れたのは僕じゃないだろうか

다시 기억해 줄게 나의 빛 (나의 별)
また思い出してくれるか 僕の光 (僕の星)

사실은 한번도 잊은 적 없어
実際は一度も忘れたことなんてない

잊지마 나의 이름 아무도
忘れないで 僕の名前

알아 주지 않는 작은 별 적은 별 빛나는 법을 잃어버린
誰も知らない小さな星 小さな星 輝く方法を忘れてしまった

잊지마 나의 이름 이렇게 잊혀져야 할까
忘れないで 僕の名前 こうして忘れられなければならないのか

누가 나의 빛을 기억해 줄까
誰が僕の光を覚えていてくれるか

누가 나의 이름을 불러줄까
誰が僕の名前を呼んでくれるか

잊지마 나의 이름
忘れないで 僕の名前




00:쿵빠 쿵쿵빠(クンパークンクンパー)

OST未収録のためタイトル、歌詞ともに不明。クンパーとは、ドラム初心者のコ・ウノがドラムのリズムを覚えるための擬音。私はこの歌がいちばん好き!折角なので、わかった部分のみ記載しておきます。歌詞気になりすぎるから、聴き取れる能力をつけなきゃ!!


쿵빠 쿵쿵빠 쿵빠 쿵쿵빠
クンパークンクンパー クンパークンクンパー

주문을 외워보자
呪文を覚えてみよう

쿵빠 쿵쿵빠 쿵빠 쿵쿵빠
クンパークンクンパー クンパークンクンパー

주문을 외워보자
呪文を覚えてみよう

쿵빠 쿵쿵빠 쿵빠 쿵쿵빠
クンパークンクンパー クンパークンクンパー

쿵빠 쿵쿵빠 마법의 주문
クンパークンクンパー 魔法の呪文

다이어트 (싫어!) 어재개그 (싫어!)
ダイエット(イヤ!)オヤジギャグ(イヤ!)

쿵빠쿵쿵빠 모든지 가능해
クンパークンクンパー 何だってできる

점심메뉴 고민하기 (싫어!)
昼食メニュー悩むの(イヤ!)

쿵빠쿵쿵빠 마법의 주문
クンパークンクンパー 魔法の呪文

주말엔 더 잘거야 등산가자(싫어!)
週末はもっと寝よう 「登山行こう」(イヤ!)

쿵빠쿵쿵빠 모든지 가능해
クンパークンクンパー 何だってできる

퇴근 후에 업무 카톡 (싫어!)
退勤後の業務カカオトーク(イヤ!)

2018/12/7(金)夜:もしかしてハッピーエンド

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そう遠くない未来、ふたりのロボットの話。

前々から私の周りで絶賛されてて、これはいつか行きたい…!と思ってた作品。いろんな方がレポ書かれてるし今更私があれこれ説明する必要はないと思うので、ここ好きなだったー!ってとこだけ勝手にしゃべります。笑

観に行くことになった経緯はともかく笑、当日券で行ってきましたおちょみょんハッピーエンディング。ソンウくんのオリバーは、噂に聞いてた通り可愛かった。そして、舞台セット含めて全部可愛い。作品そのものもポスターもグッズも可愛い。センス溢れすぎ。

どうでもいいけど私、チェジュ島にふたりで行くってことしか知らなかったから、そもそも世界観がよくわかってなかったんですけど、普通に人間もいる世界なんですね。(そこから??)ヘルパーロボットって知ってたのに何故か人間がいなくなった世界かと思ってた。笑

結論から言うと、私はジェームズが好きです!!!
あのロボットに対しても対等に友人として認めてくれていそうな眼差しにやられ、実際にレコードを託してくれるというエピソードに泣きました。一方的な友情じゃなくてよかったね、オリバー。

クレアとオリバーふたりは、とにかく癒やされるしキュンキュンした。少女漫画!!「ちょんまねよ」な口癖やロボットな動きも可愛かった。日本でも公演されてたって聞いて、またやってほしいなって思う、ほっこり切ないミュージカル。あ、完全に輸入するならこのままの舞台セットと演出で!!!笑

楽曲も素敵だった。舞台の隅にいるピアノも素敵で。ジェームズが弾き始めた時はびっくりしたけど。笑 ジェームズの人は何役してるんだろ。個人的にホテルの人も好きだった。笑

また機会があったら観たいなあ。

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2018/12/8(土)夜:風月主

〈あらすじ〉

男妓生たちが身分の高い女性たちに喜びを与えて接待をする場所があり、そこを「ウンル」と言った。それぞれ事情を抱き、集まった男たち。彼らを風と月の主人「風月主」と呼んだ。

ウンルで最も人気が高い風月主であるヨルは、血色改革の中心に立つ真善女王の絶対的な愛情を受けながらも、その心はウンル仲間であり長年の友人であるサダムに向かっていた。真善女王はヨルに権力と天下を約束して宮廷入りを命じたが、ヨルはサダムと離れられず、これを知った真善女王は、サダムを脅迫してふたりを引き離そうとする。

決して結ばれることのない関係を求めたヨルとサダム、そして真善女王。
彼らは果たして誰を、何を選ぶのか。

(インターパークより)


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ドゥソプさん出るらしいから観に行こ〜くらいの感覚でチケットを取ったんですが、直前にあらすじ読んで、いやこれ私好きそうなやつやない!!?と。遅。

あらすじでもわかる通り、めちゃくちゃ切ないしめちゃくちゃ泣けました。どことは言わないけど私の一部のミュオタ仲間にめちゃくちゃ勧めたいやつ。察してください。

私は名前しか知らなかったけど日本でも公演があったとのことだし有名な作品だしで私が詳しくブログを書く必要はないなと思ってるんですが、切な……ってなった部分が多々あったので書き残しておきたいと思います。いつもながら、自分用メモ。


長年の友人で兄弟同然に育ってきたヨルとサダム。兄弟同然っていうからヨルが兄貴分でサダムが弟分的な感じかと思ってたけど、別に年齢設定とかはないのかな?役者さんの年齢に引っ張られがちな私。だってドゥソプさんのヨル、パクチョンウォンくん扮するサダムを見守る目が優しすぎるんだもん〜〜!!!めちゃくちゃ愛おしげに見つめる眼差しから、サダムのことをすごく大切に思ってることが伝わってきます。ウンルの中の先輩(?)と水中息止め対決することになったサダムを、先輩が桶の水に顔つけてる間にこっそり手を引いて連れてこうとヨル、可愛い。ふたりとも可愛い。

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酔っ払って、はな、とぅる、せっ…って数かぞえなが、よーる!!(ヨルの名前と、10の意味)ってご機嫌なサダムも可愛いし、寝てしまったサダムに布団をかけて背中をトントンするヨルも可愛い。(これ時系列逆やったらごめんなさーい!)

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だけどそんなほっこりした空間は長くは続かず。真善女王がサダムに、お前がいなければヨルは天下を得るのにと迫るナンバーが本当に辛い。でももっと辛くて胸が痛くなるのは、それを受けて、お前の部分を私に変えて歌い出すサダム。「ニ(お前)」を「ネ(私)」に変えるだけで、同じメロディーで歌うなんて、もうそんなん泣くしかない。

ーーお前でなければ お前が死ねば
ヨルは天下を得る
お前でなければ お前が死ねば
ヨルは王の男だ

ーー私でなければ 私が死ねば
ヨルは天下を得るのですか
私でなければ 私が死ねば
ヨルは王の男なのですか

切々と、その意味をひとつひとつ受け止めていくように歌うのがまた切なくて、悲しくて、胸が締め付けられるようでした。

その後、ふたりで書道をする姿も、サダムの心境を思うと切なくて。ヨルはもちろんそんなこと知らないから幸せそうにサダムの手をとって漢字を教えてあげてる姿がまた辛い。女王がサダムに働きかけてることを悟って一緒に自由になろうとするヨルと、ヨルのことを第一に思って死を選ぶサダムの対比がとてもとてもやりきれなくて、悲しい。

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ふたりで暮らしていく未来を思って目を輝かせているヨルと、暗い崖からひとり身を投げるサダム……。

サダムの死を知って、抜け殻になってしまったヨル。またあのメロディーで、今度は女王がヨルにナイフを持って迫ります。

ーーお前でなければ お前がいなければ
私には何もない
お前でなければ お前がいなければ
私には世界もない

そんな女王など、ヨルの瞳には映りません。サダムの名を呼んだあと、サダムに対して歌います。

ーーお前でなければ お前がいなければ
私には何もない
お前でなければ お前がいなければ
私には世界もない

そして、死を選ぶヨル。


私は全然聞き取れずどういう場面かいまいち理解できてなかったんですが、ふたりは死後の世界で再会することになったようです。幸せそうなふたりで、幕。




結局ざっくりあらすじ説明みたいになってしまったけど、間違いあったらすみません!あったら、ていうかたぶんある。

細かいとこまで理解して観たいとか、違うキャストで観てみたいとかいう気持ちもあるけど、私にはもう枠は残されていないのでした。ちーん。

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個人的に、会を重ねるごとに深みにハマっていく予感な作品。観に行ってよかった!